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第一章 第三話 救援その1

本日、2話目のUP。

再び人質になったカミューは狼男に片腕で持ち上げられ、青年の楯にされた。


「…うぅっ…」


「…くっ!?」


「クックックッ…!

さぁ、武器を捨てて仲間に結界を解くように言え!?」


青年は狼男を逃がすまいと弓矢を構えるが、人質になったカミューのことが気になり、攻撃することが出来なかった。

狼男はそんな青年の様子に嗤いをこぼし、再び結界を解くように脅していた。


「くっ!?(どうする!?

アレが間に合えば良いが、このままだと最悪、出血多量で死んでしまうかもしれん!?

…仕方ない、少年には悪いが時間稼ぎをさせてもらおう!)

…わかった!

だが、少年は必ず解放しろ!!」


「…うぅっ…だ、ダメだ…お、俺のことは、良いから…コイツは…ぐぁっ!?」


「小僧!貴様は黙ってろ!?」


青年はなんとか時間稼ぎをしようと狼男に話しかけるが、カミューはこのまま狼男が解放されればどんなことになるのか、想像がつきこのまま攻撃してもらおうと青年に話しかけるが、狼男も早く結界を解かせようとカミューの傷口に捕まえている方とは逆の腕の爪を僅かに刺した。


「止めろ!」


「あぁぁぁっ!?…」


「さぁ、早くしろ!!」


「!?…わ、わかった、今武器を捨てる!

だから、それ以上少年に危害を加えるな!?」


「ギャッハッハッハッハッ!

それで良い、次は相棒に結界を解けと言え!?」


狼男はカミューを更に攻撃して悲鳴をあげさせ気絶させると、青年を脅した。


青年はあることに気づくと、狼男の言うとおりに弓と矢の入った矢筒を外し、自分の後ろに投げ捨てた。

それを見た狼男は嗤いながら次の指示を出した。


…だが、狼男は知らなかった。この青年の仲間が結界を張った者だけではないことを。


ヒュンッ!ザンッ!!

…ドサッ!!


「…あ?……グァァァッ!?

オ、オレの腕がぁぁぁ!?」


狼男が青年の弓矢が青年の背後に行ったのを確認する為、カミューから僅かに目を逸らした瞬間、カミューを掴んでいた右腕の肘辺りに何かが飛んできた。飛んできた何かは狼男の腕を切断し肘辺りから先は、捕まえていたカミューごと無くなっていた。


「…ふぅ。間に合った…!!」


「…遅いぞ、ジュリア!?」


「…そうは言うけど、ミスったのはカートがモタモタしてたからでしょ!?」


「…っ!?うぅっ!?」


「…!?少年、気が付いたか!?

ジュリア、少年を頼む!!」


青年、カートは狼男に掴まれていた腕ごとカミューを救出しながら、やってきたジュリアと呼ばれる者に文句を言うが、ジュリアも負けじと言い返した。


カミューは狼男に吊り上げられていた時は気絶していたが、ジュリアの攻撃により地面に落下したことで意識を取り戻した。

カートはカミューが意識を取り戻したのに気付くと、近くに来たジュリアに渡した。それからカートは背後に捨てた弓矢を拾いに行った。



「わかったわ!

…少年、もう大丈夫よ!?」


「…うぅっ…あ、アンタは?」


「あたしはジュリア。

風の魔導師よ!」


カートからカミューを受けとったジュリアはカミューの心配をしながら、声をかける。

カミューは気絶していた為、ジュリアのことが解らず問いかけると、ジュリアは簡単に自己紹介をする。


「グゥァァッ!?

小娘がぁぁっ!?」


「…!?

…風よ!我らを守りし盾となれ!!

風楯(ウィンド・シールド)!!!」


ゴオッ!


「グァッ!?」

そんな時に狼男が残った左腕で攻撃しようとするが、ジュリアは風楯の呪文を唱えた。

するとジュリアとカミューを中心に風が竜巻のように吹き荒れ、狼男を弾き飛ばした。


「…な!?」


「ふぅっ。これでもう大丈夫よ!」

ニコッ。


カミューは今自分が目にした光景が信じられず言葉を失うが、ジュリアはカミューが『自分達がまた狼男に襲われるんじゃないか』と勘違いをしたらしく、カミューを安心させようと微笑んだ。



一方、弓矢を拾ったカートは直ぐ様弓に矢をつがえて狼男に攻撃しようとしたが、振り向いた時にその必要がもういらないことに気づき構えを解いた。

何故なら…。


「ギャァァァァァァッ!!」



「…お前も遅いぞ、ゼル!」


「…スマン…」



振り向いた先には、大剣に背中から貫かれた狼男と、その大剣を操っている長身の戦士、ゼルがいたからだった。




<続く>

…やべぇ

まだ異世界に行ってないし

なのにキャラだけが増えていく…


こ、ここまでお読み下さり、

ありがとうございます。

次の次辺りで異世界に行きますので、見放さないで下さい


じ、次回もお楽しみに

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