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禅語何それ美味しいの?  作者: 夕暮れの家


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マヨネーズ作った人天才っしょ【ギャルとオタクくん】

お久しぶりのギャルとオタクくんシリーズです。今日から3日間連続でギャルオタ投稿します。

昼下がりの教室。金髪にピンクのメッシュを入れたギャルが、ポテチをつまみながらふと口にした。


「マヨネーズってさ、最初に作った人マジ天才じゃん?誰なん?」


その隣でリップを塗っていたギャル友が、即座に乗る。


「確かに!あれなかったらポテサラ成立しなくね?」


教室の空気はゆるく笑いに包まれる。そんなとき、後ろの席からおもむろに声が飛んだ。


「マヨネーズの歴史は18世紀フランスに遡るでござる。」


一瞬、ざわめきが止む。黒縁メガネのオタクくんが立ち上がり、得意げに続ける。


「『マオン』という港町で生まれたソースに由来するので、名前も『マヨネーズ』と呼ばれるようになったでござる。」


「ござるくん、マジ博識〜!」


ギャルがお腹を抱えながら笑う。


「マヨネーズの真に素晴らしいところは、本来交わらない酢と油を混ぜているところでござる。その発想が偉大でござる!」


「知ってるし、卵入ってるから混ざるんっしょ。」


ギャル友がツッコむ。


オタクくんは力強くうなずいた。


「その通りでござる!この発想、天才の所業!……『冤親平等(えんしんびょうどう)』という禅語を思い出すでござる。敵と味方を区別せず、すべてを平等に見る心。水も油も関係なく混ざる……まさにその境地!」


「でた!ござるくんの禅語教室!」


「マジ受ける〜。オタクくんとうちらとか、水と油っしょ」


笑い声が弾ける中、オタクくんは少し間を置いてから微笑み、静かに言った。


冤親平等(えんしんびょうどう)でござるよ」


それだけ残すと、彼は教室を後にした。颯爽としたその背中は、どこか寂しさをにじませていた。

お読みいただきありがとうございます(*'ω'*)

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