表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
15/17

第14話「脱出、そして」

トンネルの崩落が一気に進む。

瓦礫が02を襲う。

途中何度も鈍い音が聞こえた。


怖くなったが、有村はそれでもアクセルを踏み込み続けた。


視界が晴れる。

「脱出した…」


出口側には救急隊が展開しており、02を迎えてくれた。



「大丈夫ですか?」救急隊の隊員が聞いてくる。

「だ…大丈夫です…」

有村とジェシカの2人は正直生きていることが信じられなかった。


02から傷病者を降ろし、救急隊に引き継ぐ。

「後はお願いします。」


「戻ろっか、ジェシカ。」

「そうですね。」


瓦礫を切り抜けた02に乗り込む。


「あれ?エンジンかからない…」

「うそー!やっぱさっきの崩落がダメだったんだー」


「でも、私たちを守って力尽きたんだもん。かっこいいよ。やっぱ私の02。」


その時無線が入る。


『こちら旗野、HET01のメンバーは華、こはねと合流して救助活動を実施。その後無事全傷病者を搬送完了。今回の出動、犠牲者は…()()です!!』

「やったぁ!」

「やった!」

有村とジェシカはハグする。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ