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プロローグ
20XX年、12月の雪が降る東南自動車道、山開トンネル。
ここで多くの命が失われるトンネル事故があった。
多くの命が失われた理由は救助隊の到着の遅れ。
高速道路が事故で大混乱となり、救助隊の動線確保が遅れてしまったのが原因。
その結果、救助隊が遅れ、崩落が進行。
救えた命も救えず。
そして、事故から2年後、株式会社東南高速道路は独自に新たな救助チームを設立した。
ハイウェイエマージェンシーチーム、HET。
彼らは救急隊到着以前の救助、医療活動または消防警察との連携での救助活動をするチーム。
彼らが目標とするのは二度とあの日を繰り返さないということ。
