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不完全詩集

また、会いたい

作者: 雪傘 吹雪

不意に思い出しちゃった


貴方の事


大昔の話なのに


だけど


貴方の声も


話し方も


匂いも


顔も


服装も


もう、何にも覚えていないんだ


何で好きだったことさえ覚えていない


忘れちゃった


忘れたくなかったのに


貴方が好きだった事しか覚えてない


だけど、これで良かったのかもしれない


貴方と一緒に生きる事は


世界から望まれていない


でも、ずっと大好きだったの


今でも会いたいの


また、会って


誰かと話している時の笑顔を見たい


知っている


会えないって


もう、二度と


会えないのに


もう、別の人が大好きなのに


それなのに


好きなんだ


今でも


出会った時から


ずっと貴方の事が好きなんだ


今でも貴方の事を考える


貴方と居られる夢を見てしまう


会いたい


それだけ


たまに貴方の事を思い出しては


そう思う


涙が溢れる


何で今でも貴方に囚われているのだろうか


あの人の事だけどももう精一杯なのに


それプラス、貴方を忘れられないなんて


人生ハードモード過ぎでは?


あの時好きだった曲を今でも聴いてみる


あぁ、今でもちゃんと響くよ


もしかしたら貴方に向けた感情は


ちゃんと少しずつあの人への感情へと


移り変わってくれているのかな


もし、そうなら


少しは救われるかも


いつか


貴方を求めなくても良いようになりますように

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