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第16話。部屋を作ります!自給自足の計画も立てます!。

あら?バーン!どこにいるのですか!


まったく!これから皆で話し合いと言うのに!


リアラ王女、どうしたの?


マヤさんでしたか、バーンを見かけませんでしたか?


あー先、食われていたわね。


えっ……)

 リアラ国は大量の簡単木材を手に入れた!


リアラ民は大いに喜んだ。これで水汲みが楽になるからだ。と。


リアラ王女はマヤと一緒にバーンの救出に向かう。


リアラ国の入り口に向かう。そこには岩カモフラージュを解いた守り神がいた。


グギグギグギ。グギグギグギグギグギ。


マヤが近寄り。命令をする。


『ペッ』しなさい!今すぐに!


すると守り神は「ペッ」と吐いた。吐いたのは…。


バーンが口から飛び出すのであった。


地面に転がる。バーンはベタベタになっていた…。


リアラ王女はバーンに近寄り。怒っていた。


バーン、何を遊んでいるのですか!


はっ!す、すみませんでしたー!殿下!


バーン、寝ぼけてるのですか?私は『王女』ですよ。


あ?リアラ王女ー!私は、あの、布ありませんか。


持ってるわけないでしょ!慌てて来たのですから。


おじさん、着替えてくれば?


そ、そうだな、リアラ王女、先に失礼を致します。


そしてバーンは振り返り、一言つぶやく。


私は『おじさん』ではない!こう見ても、まだ30歳だ!!。そう言ってリアラ国に帰る。


リアラ王女とマヤはお互い顔を見合わせ、大笑いする。


そしてマヤとリアラ王女は皆の所に戻るのであった。この後の話し合いが始まろうとしていた。


リアラ王女が先に口を開く。「リアラ民の皆様!」


聞いてください、木材を使って部屋と簡単な井戸を作ろうと思ってます!。


知識のある方は遠慮なく教えて、いただきたいのです!


すると先程の建築の経験者たちが名乗りをあげる。


王女様!、簡単な部屋なら何とか出来るぜ!


おぅ!やってるぜ!魔道士たちも名乗りをあげる。


我々の土魔法で木材を使って部屋が出来るかも知れない!。


建築の経験者と魔道士たちが、お互い頷く。


それを見ていたリアラ王女は涙をこぼす。


ハッ!ゴミに目が。


それを見てたリアラ民は「尊い」とつぶやく。


建築の経験者たちと魔道士は始めに部屋になりそうな場所から部屋を設ける事にした。


入り口の通路の所にある部屋からしていこう。


魔道士たちは一斉に「おー」と頷く。


魔道士は風魔法を巧み使い、木材を運ぶ。木材を浮遊させる。


建築の経験者たちは、つぶやく。これは「楽」だ。


入り口の通路付近にて各箇所に部屋がある。


建築の経験者と魔道士たちは部屋に入って作業を開始する。


始めに魔道士たちが土魔法で『泥粘土』を生成する。


そして次に建築の経験者たちが、その泥粘土を使って簡単木材で部屋を建てる。


部屋の形に合わせて木材を色々な形に切っては泥粘土を使う。


木材同士の張り合わせは『接着剤』が必要だ。


だが、彼らは逃げるのに必死で食材確保しか出来なかった。


建築の経験者たちと魔道士たちは知恵を絞って。


木材=土魔法での連繋を試みたのだ。


作業して数時間はかかった事だろうか。


そして…木材部屋が完成したのだ!


初のダンジョン内で『住まい部屋』が完成した!


建築の経験者たちと魔道士たちはお互い抱き合う。


よく、やってくれた!魔道士さんたち!!


いやいや!これも建築技術のお陰だ!!


お互い力強く頷く。別の所を同じように繰り返した。何度も何度も同じように。


さすがに9000人分の部屋は日数がいる。今完成したので、ようやく5室部屋である。


それでも1室に20人は寝れる部屋である。


魔道士の一人がつぶやく。部屋に部屋か。


それを聞いた他の者は一斉に大笑いした。


こうして、ダンジョン内部屋に『部屋』が完成した。


そしてリアラ王女と他のリアラ民たちが雑談していた。


リアラ王女の提案を聞いて頷いていた。


自給自足ですか!いいですね!


ブロックあれば土でなんとか。


雑談していると1人のリアラ兵士が近寄ってくる。


市長から渡されていました、リアラ王女様これを。


市長から?何かしら。こ、これは!?


地図を制作したのですか!!


リアラ民もそれを聞いて驚く。


次回へ続くよ♪。ギギ!ワンワン!※イヌの声。

第17話。リアラ国。ダンジョン内、地図。

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