第15話。丸太から木材の作業を致します!。
未確認UMAはバーンを無視している。
なぜ、私だけ無視なのだ!
バーン?何かしたのですか?
リアラ王女、とんでもありません!
きっと、気分屋なのね。
そうなの!?お姉ちゃん?
リアラ国は大量の丸太を入手した!。そして守り神は、入り口の前に居座る。そして岩カモフラージュ。
伐採隊を含めて、いつの間にか200人が力を合わせて丸太を運んでいた。
リアラ王女は出迎えていた。そして給水支援隊を結集していた。団結していた。その数100人。
皆様、お疲れ様でした。少し休憩をなさってください。
バーンは慌て駆けつける。
リアラ王女!な、何をしてるのですか!?
見て分かりませんか?皆と水分補給のお手伝いをしてるのですよ。
しかし、一国の王女が。いえ、そうでしたか。感謝を致します、リアラ王女。
そして全ての丸太は奥へと全て運ばれた。ここから丸太から皮むきの工程が必要だ。
冒険者の魔道士たちが、ある提案をする。
我々にも手伝わせてほしい。魔法で加工が出来る。
リアラ王女は冒険者たちに頭を下げた。
お願い致します、そのお力をお貸しください。
すると冒険者魔道士たちは慌てる。
あ、頭をあげてください!王女様!
魔道士は仲間を集める。総勢50人である。
そして皆で奥に置いてある。丸太まで行く。
魔道士たちは始めに『皮剥ぎ』をする為に風魔法でデコボコを削り取る。
皮剥ぎ。丸太の皮を剥ぐ事で。『木材』の強度を保つ。そして割れ目も無くす事が出来るのだ。
そして50人の魔道士たちはお互い連携する。
次は皮剥ぎが終わった丸太を乾燥させる。
乾燥。基本は水に2年間つけて乾燥させる。
だが魔道士は魔法で調整したのだ。水魔法と火魔法を巧みに使って省く。
綺麗な丸太の加工が完成した!
ぞろぞろと民たちが集まってきた。
民たちは魔道士に拍手を送る。
リアラ王女は民たちの顔を見て伝える。
この中で誰か木材の知識を持ってる職人様はいませんか?。
すると数人の男性たちが名乗りをあげる。
王女様!俺たちに任せな!
俺たちはよ、建築物の仕事してたからな!
リアラ王女はまたもや、頭をさげる。
本当に感謝を致します、お力をお貸しください。
王女様、頭をあげな。堂々としてろよ!
だな、一国の王女が民に頭をさげるとはな!
そこに居た全員が笑うのであった。
民たちも、いつの間にか活力を取り戻していた。
建築の経験者たちは『大割り』をしていく。
大割り、これは3枚おろしみたいなものである。
あれから2時間が経っただろうか。
そして次にいよいよ、木材の加工である。
建築の経験者たちは綺麗な丸太を木材に試みる。
さすがに作業台があるわけではないので。
人力で製材をやっていく。いつの間にか他の皆も協力をしていた。
全員が団結をしていた。
建築の経験者たちは丸太を分割していく。
全員、作業に集中していた。数時間が経過して。
分割した丸太は一般に使いやすいように加工した。
こうして木材へと形になるのであった。
本格的な木材ではない。それでも木材だ。
建築の経験者たちは、やりきった顔になっていた。
建築の経験者たちは、お互い喜ぶ。
一緒に作業を手伝ったリアラ民は一斉に拍手した。
リアラ王女は、民の顔を交互に見て微笑む。
こうして木材を手に入れた。
次回へ続くよ♪ギー。ぎー。バーンの声。
ガブッ。(何かを口に入れる)
第16話。部屋を作ります!。自給自足の計画も立てます!。