第13話。始めに水を確保します!。
ギーギャギャ!ガ!グギ。
ぎーぎゃぎゃ!が!ぐぎ。※リアラ王女の声。
ガブッ(何かを口に入れる)
リアラ王女ー!!
なんでリアラ王女様だけ?。
ねーお姉ちゃん、不思議だよね。
新国が設立された、その名は『リアラ国』
リアラ国民9000人。初心者用ダンジョンが『国』として設立されたのは初である。
入り口には未確認UMAがいる。皆、安心していた。本当の「守り神」になっていた。
リアラ王女はベタベタになった身体を拭き上げる。
始めにリアラ王女は皆を集めて気持ちを伝える。
リアラ王女は皆の顔を見て眺めてる。
深呼吸してリアラ王女は語りだした。
皆さん、本当に辛い思いをさせて……いいえ、違いますね。
我がリアラ国民よ!どんな困難が待ち受けても戦うのです!。
亡き同胞の悲しみを忘れてはならぬ!帝国を許してならぬ!我々は滅んではいない!
ここで、このダンジョンを新国として設立し!
我々の国を0から作るのだ!!リアラ国民!万歳!リアラ王女は力強く。腕をあげる。
それに同調したのか。次々と腕をあげる。そして「リアラ王女万歳!リアラ国、万歳!」
こうしてリアラ国民の士気は高まる。
そして、ひとまず「水」を確保を最重要目標にする。
ここのダンジョンは地下3階まであるのですね?。
はい、リアラ王女、地下のボス部屋は、もぬけの殻でした。
水脈はありましたか?
今、探しております。問題は住宅ですね。
そうね、衣食住が整えるまで、まだ時間かかりますね。
バーン、課題を一つ一つクリアしていきましょう。
守り神様には感謝しないといけませんね。
はは、そうですね、魔物が、いつの間にか『守り神』ですからね。
リアラ王女、少しお休みください。
バーン、私は大丈夫よ、国の王女として頑張らないと。
すると探検隊が戻ってきた。報告をする。
地下3階に水脈有り!もう一度、言います!水脈有りです!
それを聞いたリアラ王女とバーンは喜ぶ。
でかしたぞ!すぐに井戸の施設を作ろう!
バーン!皆さんに報告をしてきなさい!
かしこまりました、リアラ王女!
リアラ国は大騒ぎだ。水脈を見つけた。
動ける者は一斉に協力に参加した。
延べ500人が地下3階の探索にでる。水脈がある場所までいく。リアラ王女も参加した。そしてマヤにエドもだ。
リアラ国の入り口外では未確認UMAは子供たちに遊ばれていた。カモフラージュして難を逃れる…。
バーンは心配になる。
リアラ王女!上でお待ちください!
バーン、もうここはリアラ国なのですよ。
王女である、私が行かなくては!
マヤとエドも話に加わる。
私たちが守ります、王女様!
うん、お姉ちゃんの回復魔法は凄いだよ!
ありがとうございます、マヤ様にエド様。
『様』はやめてほしいかなー王女様!
うん、普通に呼んでほしいです!
では、私も『様』はつけないで、ください。
3人は顔を見合わせて大笑いする。
それを見てた。バーンはつぶやく。
リアラ王女の活力が戻ってる!よかった……本当によかった。
そして500人の探索隊は水脈を探しだし、遂に水溜まり場を発見するのであった。全員喜ぶ。
遂に水を確保する事が出来た。
水を汲みやすいように井戸に似た施設を模索する。
だが、先にやる事がある。それは『木材』の確保であった。
骨組が必要だ。こうして次は伐採の課題であった。
次回へ続くよ♪。ガ!が!※エドの声。
第14話。部屋を作る為に木を伐採します!。