第12話。このダンジョンを新しい国に認定します!?。
ギャ!ギーグギ!ギャギャ!
ぎゃ!ぎーぐき!ぎゃぎゃ!※マヤの声。
うん!よく、わからん!
お姉ちゃん、それ?やると思ったよ。
帝国軍1万はまさかの敗北を帰した。帝国軍は撤退を開始して。生残者は8000人。2000人が未確認UMAに倒された。
そして勝利した、冒険者たちはダンジョンへと戻る。未確認UMAはマヤとエドの後ろをついていく。
近い距離だ、5分もかからない。
ダンジョンの入り口前に大勢のリア国民が待っていた。
最初はリア国民は混乱した。
岩はどこに消えたんだ。とざわついていた。
リアラ王女は走ってバーンの所に駆け込む。
バーン、ご無事で何よりです!怪我は!?
大丈夫です、それよりもリアラ王女、見つけました!。
見つけた?なにをですか?
10年前にスタンピードを壊滅させた者です!
ほ、本当ですか!?お会いにならないと、いけません!。
あのリアラ王女、決して期待しないほうが相手は。
バーン!会わせなさい!これは大切な事なのです。
分かりました、余り驚かないでください。その実はですね。リアラ王女、後ろです。
えっ?すると「ガブ」とリアラ王女の頭を大きな口で包む。
リア国民と冒険者たちは一斉に悲鳴をあげる。
リアラ王女――!おのれー!よくもリアラ王女を!ん?リアラ王女?
リアラ王女は未確認UMAの口の中で語りだす。
口の中に頭がすっぽり入ってるせいか。言葉が濁る。
あの初めまして私はリアラ王女と申します。これが勇者様の挨拶なのですね。
ぺッ!!(リアラ王女を吐き出す。)
バーンが慌ててリアラ王女の所に駆け込む。
リアラ王女ー!だ、大丈夫ですか…リアラ王女の服が、その、ベタベタに……)
バーン、あ、挨拶は終わりました!
そしてリア国民と冒険者たちは一斉にイヌを見つめて「そう言う事か!」と言う。ワウ?
バーンはリアラ王女を立たせる。
これから、どうしましか?、リアラ王女。
バーン、決めました!ここに新しい国を建てるのです!。
リア国民と冒険者たちが一斉に驚く。「えっ!!」
良いですか、このダンジョンを「国」と定めて再興するのです!
バーンは一瞬、驚いたが力強く頷く。
確かに、このダンジョンは入り口が一つしかない。
数が多い帝国にとっては、弱点かも知れません!
古きしきたりは捨てなければなりません。
このダンジョンをこれより。リアラ国と定めいたします!。
国民と冒険者たちは一斉に「おー」と応える。
これより9000人のリア国民ではなく『リアラ国民』として誕生した!
未確認UMAはもう一度、入り口の前でカモフラージュする。落ち着くようだ。
マヤとエドは親の所に戻っていた。2人は経緯を話した。ライラは2人を抱きしめた。
もう、危険な事はしないで。
無事で何よりだ、2人とも。
パパ、ママ、ごめんね。ごめんなさい。
リアラ王女とバーン、元市長は話し合っていた。
リアラ王女、先に水を確保しましょう。
えぇ、私も同じ事を思ってました。
しかし!このダンジョンは魔物が出るのではないか?
ご心配には必要ないかと、あの魔物がいる限りダンジョン内の魔物は恐れて出てきません。
バーン、食材はどこまで持ちそうですか?
リアラ王女、彼らはそう思い、ンア街を出た時に各自、集めてくれたそうです。
それに冒険者の中に何人か魔法ストレージに収納してくれた者もいたそうで食材は2年分あります!
あぁ本当に国民に助けられてばかりですね。
リアラ国民はリアラ王女の味方ですよ。
えぇ、そうね。リアラ王女は涙を拭き取る。
そして水を確保するべく、動きだす!
次回へ続くよ♪。ギャギャ!ぎゃきゃ!※マヤの声。エドの声。
第13話。始めに水を確保します!。