第11話。守り神!動きます!そして姉弟に誓います。
ギャギャ!グギャ!グギ!
ワン!ワン!ワン!ワン!
グ………?ギャ?
キャン!!
ペッ(吐き出す)
ワウ?
リア国民の1万弱の国民たちは守り神がいる。ダンジョンへと向かっていた。
2時間は経っただろうか。ゆっくりでの行軍だ。
中には年寄りもいる。そして患者もだ。
休憩してはダンジョンへ向かっているのだ。
10年前は森林に囲まれていたが、スタンピード以来、森林とは言えなくなっていた。
草木が生えてるぐらいだ。それでも緑が回復始めてる。
そして、9000人のリア国民たちは岩の前に到着していた。すると一匹の犬が近寄ってくる。
ワン!ワン!ワン!!
リアラ王女は馬車から下りて犬に近寄る。
可愛いですね、あら?このベタベタは何かしら?
バーン隊長は慌てて駆けつける。
リアラ王女!手が汚れます!
バーン、可愛いイヌではありませんか。
とにかく!国民をダンジョン内に誘導しましょう。
ダンジョン内は本当に大丈夫なのですか?
あの岩の、お陰げのようですね。
すると子供たちが走って岩に近づく。もはや子供たちの「遊びの場」になっていた。
9000人の国民はダンジョンの中に身を潜める。
幸い初心者ダンジョンは地下3階まである。9000人入れる余裕がある。
冒険者たちは先に安全か探索する。そして国民たちをダンジョンの中に誘導する。
リアラ王女、バーン、数人の冒険者たちは岩の近くにいた。
リアラ王女はスタンピードを壊滅した冒険者を心待ちにしていた。希望になる…。と信じて。
先ほどの姉弟も岩の近くで遊んでいた。
それを見てたリアラ王女は微笑むのである。
リアラ王女が微笑んだ!?よかった。
イヌが岩に向かって吠える。
ワン!ウ――ワウ!!わん!
マヤとエドがイヌに近寄る。そして笑う。
このイヌなんでベタベタなの?
面白いね!お姉ちゃん!
リアラ王女が近寄り。笑う。
きっと、沼地に落ちたのでしょうね。
んー、ここ沼地あったかなー?
私も知らないわね。
数人の冒険者たちが慌てリアラ王女に伝える。
た、大変です!1万の軍隊がこ、こちらに!
それを聞いた一同は緊張してしまう。バーンは冷静であった。
バーンは連れてきた兵士と冒険者たちに防衛をさせる。
バーン!私も戦います!
それを聞いたバーン隊長はリアラ王女を避難させるように冒険者に伝える。あの夫婦も一緒に護衛する。
ライラが後ろを振り向き伝える。
マヤ!エド!こっちに来なさい!!
マヤとエドは「大丈夫!すぐにいくから!」
そして、あの姉と弟は残って防衛に加わる。
バーン、どうか、ご無事で。そして冒険者様も。
冒険者200人。バーン以下、兵士50名。
リア軍。250人での防衛隊である。冒険者は10年前よりも200人も減少していた。
これは、他国に流れたのが原因だ。リア国は冒険者を受け入れのは、ンア街しかないからだ。
これは戦争に巻き込まれたくない先代の掟でもあった。
だからこそ、リア国には「冒険者生業」が少ないのであった。
帝国軍が軍事車両ともに前進を続けていた。
車両の音が、だんだんと近づいてくる。
帝国軍の兵士たちが魔法銃を構える。
魔法銃。弾はエネルギークリスタルである。
これは%で弾の弾倉が分かる。最新式の物である。
帝国軍の偵察兵が伝える。
近くに冒険者を見つけた。攻撃するか?。
元帥は命令を下す。攻撃開始!
帝国軍対冒険者の戦いが幕を開ける。
帝国軍兵士は魔法銃を連射する。魔道士は防御魔法を展開するが貫通して次々と倒れる。
それを回復するヒーラーたち。
帝国軍兵士は高笑いする。
はーはー!こいつら馬◯だよな!
魔法の時代は終わるだよ!カ◯どもめ!
もはや冒険者では手に負えない。
マヤとエドは前線に出る。マヤは回復魔法で傷ついた冒険者を回復する。
すると帝国銃兵士がマヤに照準を向ける。
あばよ!お、じ、へ?
帝国銃兵士の上半身と下半身が◯◯になっていた。
マヤの目の前に謎の魔物が現れる…。
ギー!ギシャアァァァ!
あの未確認UMAであった。未確認UMAは次々と帝国軍兵士を薙ぎ倒していく。
帝国軍は◯が飛んだり◯◯◯も◯になる。
そして未確認UMAは死◯を捕食する。
マヤは余りの恐ろしさに目を瞑る。
帝国軍兵士は大混乱に陥る。次々に犠牲になる。
元帥は大声で叫ぶ。撤退…撤退せよー!
ギー、ギーギャ?
未確認UMAはマヤに近寄ろうとした時…。
冒険者たちが戦闘体制に構える。
こ、こいつは何だ!?
新種の魔物かっ!?
エドは姉の所に走る。
お姉ちゃんー!大丈夫っ!?
エド、うん、大丈夫だよ。それよりも…。
マヤは立ち上がり、未確認UMAに近づく。
冒険者たちはマヤを引き止める。
よせ!、殺されるぞ!!こっちに来なさい!
もしかして、私を守ってくれたの?。
ギギ!ギャ!グギ。
あー!守り神だよね!そうなんでしょ!
お姉ちゃん、あの岩の事!?
冒険者たちもお互い顔を見合わせる。
確かに背中とか色も似てる。と冒険者たちはつぶやく。
そして疑問が浮かぶ、なぜ未確認UMAは帝国軍だけを狙ったのか。
それは10年間の出来事を覚えてるからだ。
ンア街の住人が毎日、交代で「供え物」をしてたのを未確認UMAは住人の顔を一人一人を覚えていた。
マヤは近寄り寄り添うのである。
ありがとう本当に、ありがとうね。
ギャギャ!ギー!
お姉ちゃん、何て言ってるのかな?
んー分からない!でも…私たちに誓ってるのよ!
えっ!?そ、そうなの!?
きっと…そうよ!、皆に知らせなくちゃ!
次回へ続くよ♪。ギャ!。
第12話。このダンジョンを新しい国に認定します!?。