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『プレスマンをまねたイノシシ』

作者: 成城速記部

 一頭のイノシシが、木の根元で、牙をこすりつけて研いでいました。その様子が余りに念入りなのを見て、キツネが、なぜそんなに丁寧に牙を研ぐのかと尋ねますと、イノシシは、狩人に襲われたときのためだ、と答えました。キツネが、狩人などいないではないかと言いますと、イノシシは、狩人に襲われてから牙を研ぐのでは間に合わない、日ごろから研いでおくのだ。速記を書いていないときでも、プレスマンの芯を尖らせておくのと同じだ、と答えました。



教訓:狩人は突然あらわれないが、朗読はいつ始まるかわからない。


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