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弄炎と斬魔剣

 月明かりの無い暗闇に赤が揺れる。


 男の悲鳴と有機物の燃える臭い、そして対称的な青が散る中、明かりの色を良く映す髪をした男がそれを見届けていた。


 遺灰すら残さず消えた焼け跡に、煤けたドッグタグが落ちている。


 意匠の拵えたドッグタグにはその者の情報とローマ字でCと書かれてあった。


 『対象の四散を確認。お疲れ様『弄炎』』


 何処からともなく聞こえてくる男だけに聞こえる女の声。


 「最近、『ゾンビ』が多くないか?」


 仮面の男一人しかいない場であっても、その声に反応してまるで携帯電話のように女の声が返ってくる。


 『えぇ、ほんと嫌になるわね。こんな奴がここ数ヵ月で倍に増えてるわ』


 疲れた声に、どれだけの数のオペレーションをとってきたのかが伺える。


 「お疲れのようだな」


 『ほんとよ。流石に休ませて欲しいわ。念話の魔術を長時間使うと、魔力の消費量よりも先にこう、精神的に疲れるのよ。敵の情報の精査とアドバイスをこなしながら術式制御して、魔力を細く流し続けるのはほんっとに骨が折れるの。……あぁ、早く部隊に帰りたい』


 愚痴る女性の背景を知る仮面の男からすると、自業自得だと思うも、口には出さずにいた。


 『所であんたが見つけた変異体の話、厄介なことになりそうよ』


 「厄介?」


 『『マザー』の痕跡だと上が判断したらしいのよ』


 「『マザー』……か」


 『ええ、最初期の調査隊をまとめて第一陣探索者なんてものにしてくれたあの忌まわしき壊人よ。その時のと同一の存在か不明らしいけど』



 その名の持つ悪名高さは仮面の男も重々知っていた。男のいる界隈では知らぬものはいないほどの事件を引き起こし、混乱を巻き起こした害虫だ。


 仮面の男は、その話が本当ならかなり厄介なことに首を突っ込んだと辟易とした。 


 二枚一対になっている煤けたドッグタグを仮面の男は拾い、煤けた当たりを指でなぞるように払う。


 『……そのドッグタグはいつものように探索者組合に渡して頂戴』


 ひとつは探索者組合───通称『ギルド』に保管され、もうひとつは遺族の元へと贈られる。


 慣れた動きでドッグタグを仕舞い込む。


 仮面の男は深い紺色の空を眺めて呟いた。


 「探索者に、夢はあるか?」


 『急ね。あるんじゃないの?何も知らなければ。でも、簡単に手に入る力に何の疑問も抱かずに容易に振るうその精神性には、軽蔑を覚えるわね』


 女のその蔑んだ声色は、仮面の男も想像していた内容の返答だった。彼女はいつものように探索者への憎悪を隠さない。


 「そうか……そうだな」


 『……どうしたのよ。いつものあんたなら私と同じ事を言うはずよ。力の由来も仕組みも理解せず、力の習得にも訓練や時間を掛けずに身につけた人間がどうして、その力に責任を感じることができるのよ。だから浮かれたバカが多いんでしょう探索者ってのは』


 辛辣な意見に仮面の男は何もいえない。なぜならその言葉とまったく同じことを言った経験もあるし、なんなら今だってその意見に対して大した反論もない。ほぼ同意なのだ。ただ……


 「全員が全員そういうわけではない」


 『個人個人の話なんてしていないわ。全体としてそういう奴らばかりって話。そもそも力の使い方に気を付けていようが、そいつが将来脅威になることは間違いない。ほら、個人レベルの話をひっくるめても、全体として迷惑ってことには変わりないじゃない』

 

 「……そうだな。悪かった」


 怒りが滲む女の論に、仮面の男は何も言い返せずにただ謝るしかなかった。


 『まぁ、いいわ。あなたも疲れてるのよ。それで私の前でらしくないことを言った事も許してあげる。男にも女のように精神面で月一のものが来るって話らしいからね、ホルモンバランスのせいってことにしてあげるわ』


 「感謝するよ」


 色んな意味で疲れた仮面の男がこの場を離れようとした時だった。念話を切ろうとした直前に改まった女の声が耳に入ってきた。


 『待ちなさい『弄炎』。近くに探索者の反応あり。すごい勢いで接近中よ。これは……』


 「そのようだな」


 新手の登場に遅れて反応する仮面の男。通信が入ってすぐに仮面の男の警戒範囲に入ってくる当たり、本当にとんでもないスピードでこちらへと向かってきているようだ。


 「さっきとは比べ物にはならないな」


 『その判断で正解よ。相手は推定上級探索者。確実に人間だとは思わないことね』


 『了解。戦闘に移行する』


 仮面の男の全身を魔方陣が覆う。


 魔方陣が消え、迎撃の体制を整えた仮面の男が対峙した男に向き合った。


 背中に大剣を背負う男の身長は仮面の男を大きく上回っていた。


 「おいおい、仲間が襲われてるって話だったが、なんだ?変な格好した兄ちゃんしかいねーじゃねーかよ。コスプレか?」


 日本人離れした男に身構えたような気配は感じられない。仮面の男を見ても、剣を抜くこと無く自然体のままだ。その姿は気さくなものだった。


 「……」


 「なぁ、中肉中背で冴えない顔した男見なかったか?あれでも若手の中じゃ有望株だったんだがなぁ。どうだった?」


 仮面の男は警戒を解くことは無く、大男も依然としている。仲間の死の原因を特定しながらも、相手を値踏みするようだ。


 「……対話の意思はなしか。しゃーないよな。恨むな、っよ!」


 大剣を振り上げた大男が仮面の男の目の前まで迫っていた。


 大男の振り下ろす大剣が金切り声を上げて宙で止まった。


 ギリギリと金属音のような音を出しながら、青い魔方陣に食い止められている。


 それを見て歯を剥き出しに笑い声をあげる大男は、目の前の仮面の男が想定と違っていたことに喜んでいる様子だ。



 「マジか!お前!探索者じゃねーな!」


 驚きながらも喜色ばむ男の膂力に仮面の男は一歩後退り、その力の強さに込める魔力の量を追加した。


 「トリガーワードもねぇ!塵も感じねぇ!お前まさか本物の魔術師か!」


 男の質問への返答は熱だった。


 「ぐっ、アッッツッ……!」


 大男は吹き出した炎の出どころに目をやると、そこには盾代わりだった魔法陣の赤く染まった姿が見て取れた。


 細かく観察すれば魔法陣の内容を示す図形や文字が所々変わっている事にも気づく。


 「はっ!ほんと便利だな!お前ンとこの魔術ってのは!俺の仲間の魔術師とは大違いだ!」


 「白々しいな」


 そう言って仮面の男が指を鳴らすと、前触れもなく火球が大男を襲う。


 「魔法陣すらいらねーのかっ」


 これには驚いたのか慌てたように距離を取る大男。余裕の表情が消える。


 「これはお前の所にはないようだな」


 「さぁな、少なくとも俺は知らねぇ。剣しか握った事がねぇからよぉ!」


 姿が霞むほどの急加速。


 「『アーク・ブレイド』」


 大剣に白い力が宿り輝き始める。


 魔力でも、闘気でもない、第三の力。


 今やその力の大元は失われて久しく、振るえる者は世界でも極一握りのみ。


 その力が目の前で容易に集束された。


 「くっ」


 仮面の男はその力に対抗すべく4つの魔法陣を展開していく。


 第一の魔法陣は容易く破壊され、二枚目の魔法陣も難なく越えられ、三枚目でその力を減衰させた。しかし四枚目の魔法陣で剣に宿る力を払うことに成功するも、魔法陣は持ち堪える事ができずに大剣が仮面の男へ迫った。


 仮面の男は両手を交差させ身構え大剣をその身で受ける。


 「ぐっぁ……!」


 緊急防御として仮面の男の腕に展開された魔法陣が、なんとか大男の振り下ろす刃を食い止める事に成功した。


 「やるじゃねぇか!かなり上物のスキルなんだがよく防ぎきったな!」


 終始戦闘を楽しむ男のそれは戦闘狂のものだろうか。上級探索者という肩書はまともなものではない。


 仮面の男の足元に魔法陣が展開するや否や、大男の眼の前から姿を消した。


 「お?」


 「『魔導掌撃(エーテルブロウ)』」


 背後に現れた仮面の男の掌底が振り返る途中の脇腹に突き刺さった。


 「なっ……がぁっ!」


 脇腹から全身へ駆け巡るエネルギーに体内が破裂しそうなダメージを負いながらも反撃で大剣を仮面の男へ振り払う。


 力も速度も乗らない大剣を軽々と避ける仮面の男に大男は舌打ちを鳴らす。


 距離を取る2人。


 魔術の込められた拳を直接を叩き込まれた大男の方がダメージは大きいが、魔術師が苦手とする高速移動を得意とするインファイターによる高火力の大剣は仮面の男であっても油断はできない。


 互いに相手の様子を伺い、戦況は拮抗する。


 『『弄炎』、相手の情報が入ったわ』


 仮面の男の耳に再び女の声が届く。


 今の彼女の職分は前線への情報支援だ。


 ようやく相手の素性を知ることのできる仮面の男は耳を傾けながら相手への注視を鈍らせない。


 念話が届いた瞬間、大男は一瞬身構えた様子だった。


 傍聴されている可能性を考えたが、何重にもセキュリティの掛けられた高度な魔術である『念話』が、高位な魔術師ならともかく、ただの探索者程度に破られる訳がないとその可能性を仮面の男は破棄した。


 どういうわけか、何かしていると察知されたのだろう。


 これだから剣士は嫌いなのだ。魔術理論によって合理的に神秘的な現象を起こす魔術師と違って、彼らはなんとなくで非論理的なことをやってのける。ある意味で魔術師よりも理不尽な存在が彼ら達人とも呼ばれる剣客達だ。


 眼の前の相手は恐らくそれに片足を突っ込んでいる。


 『その大男の名前は遠郷 俊道。『斬魔剣』の異名で知られる男よ。ランクはA……在野最強の探索者ね』


 Aランク探索者───上から数えて二番目に位置するこのランクの分布値は僅か0.2%。


 その上のランクは民間では偉業を成した者しか到達できず、実質的には国家専属探索者の上位者にしか与えられない特別なランクになっている。


 つまり、彼女の言った在野最強という言葉に間違いは無く、強さだけで言えば最高位ランクであるSランクと遜色が無くともおかしく無い可能性すらあるのだ。


 それほどの相手だ。


 「大物だな」


 想定外の乱入者の正体に仮面の男は加減ができない事を知る。


 「なんだ?俺のこと知ってんのか?っていうのもちょっとおかしなタイミングだな。今誰かと話していたか」


 「チッ」


 相手がAランク探索者と分かれば、察知されるのは可笑しくないのか。


 「イヤイヤ、可笑しいだろ。なんで分かるんだよ」


 改めて考えても可怪しいものは可怪しい。言葉から推察していた様子だったが明らかに何かを感じ取った事をベースに思考した結果だった。


 やはり剣客は意味が分からない。


 「なんだ、お前もしかして結構気さくなやつか?黙り(だんま)してんのはごっこ遊びかなにかか?」


 まだコスプレだと思っているのか、大男は半笑いで仮面の男を見る。


 「そんな怒んなよ。黒コートにニヒルな白仮面、なにより銀髪と来たらそりゃお前、何かのコスプレかと思うだろ?」


 力みの無い親しげな様子に毒気が抜かれそうになるがぶつけられる武威に一切の陰りはない。


 油断した瞬間に首と胴が泣き別れする事になりそうだ。


「面白そうな奴でも排除するように言われてんだ。悪く思うなよ」


 迫る武威に拍車がかかった。


 大剣を構えて佇む大男に白いオーラが包み始める。


 先ほど大剣を包んだエネルギーと同じものだ。


 「ちっ、面倒な」


 『気を付けて、『弄炎』。あいつのスキルは───』


 「───分かってる」


 全身に充溢させた白いオーラが揺らめき、大男の存在感をより強くさせている。


 位格を上げた大男の武威は、仮面の男の経験からしても、指折り数える程度しかない圧力を有していた。


 久しぶりの強敵相手に、仮面の男もギアを上げる。


 「魔力解放(アンシーリング)


 呟きと共に仮面の男の内から音が鳴り響いた。


 何かが罅割れていくような乾いた音の直後、砕ける音を僅かにして、それを飲み込む程の濁流のような鈍い音が辺り一帯の音をかき消した。


 それは決して無視することのできない音量となり、僅かな衝撃を伴って大男の髪を揺らした。


 「冗談だろ」


 音が収まり始めて尚、その言葉は仮面の男の耳には届かない。


 白いオーラを纏う大男に対して、仮面の男が従えるは青い魔力。


 探索者の頂点に近い大男であっても、この男の人生に置いて出会ったことのない魔力量だ。


 これが個人が放つ魔力だというのだから信じられない光景だ。


 「そりゃ、恐れられる訳だ」


 魔力の量は凄まじい。


 しかし大男が纏う白い力だって劣ったものではない。


 量で圧倒されようと、質の面ではこちらが有利なことを大男は理解している。


 なにせ、魔術師達が────


 「──お前たちが恐れた力だ」


 大男の大剣が白く塗り潰され、輝き始める。


 「四肢寵愛(オールブレッシング)


 全身と大剣を白一色に染めた大男が大きさを誇る青い魔力に向かって、その輝きをもって己を主張した。


 二色。


 白と青が対峙する。


 白が高速で直線を描き、その直後に新たに発生した赤がその動きを抑え込むように障壁となり、飲み込まんと(あぎと)を開く。


 青が距離を取ると、黒のキャンパスはその三色に塗り潰されていく。


 熱を物ともしない白が赤い揺らめく壁を突き破って青へと肉薄した。


 「魔導槍撃(エーテルブラスト)


 高圧縮された(魔力)の塊が白に迫る。


 とっさに大剣の腹を盾にし、身を守るも、爆ぜた青に押され、纏う白が削られる。


 「あーマジとんでもねーな」


 ぼやく白は圧倒的物量を前にしても、その顔から笑みを絶やさない。


 「腕がなるなぁっ!『斬魔』ぁ!!」


 男のスキル発動と共に剣に纏われる白のエネルギーがバチバチッと弾け始める。


 白雷が大剣に力を与える。


 男の代名詞が唸りを上げた。


 離れた位置から大剣を振り下ろし、雷を伴った白の斬撃が青を襲う。


 青の魔法陣が一瞬にして盾のように宙に広がり、視界を埋め尽くさんがごとく展開された。


 しかしそれは盾ではなく新たな矛だった。


 「炎の描く(プレゲトーン)l神秘文字(ルーン)


 小さな魔法陣が円環を成す、その内側。


 歯車のように隣接し、回る、大きな魔法陣が中心に向けて魔力を供給していく。


 赤くなった中央の内陣から赤い炎が吹き荒れた。


 それはまるで反乱した川のように激しく、白雷と衝突した。


 「マジでその技術どうなってんだよ!昔の俺の仲間よりよっぽど高度な魔術じゃねーか!」


 男の驚愕ももう何度目か、しかし、目の前の状況はそれに反し、赤が次々と白によって染められていく。


 「けど残念だったな。世の中には相性ってのがあるからよ」


 白く染められ、散らされた赤。


 黒いキャンバスは白に多く塗り潰され、赤は散り散りとなっていく。


 「『成長(ベルカナ)』」


 しかし赤の本流はこれで終わらない。


 濁流となり、激しく姿を変える炎の流れは、その中に神秘の文字を現わした。


 それはルーン文字と呼ばれるこの世界の神秘に深く関わる古代文字。


 それはそのままの姿で力を宿しかねない危険な代物だ。


 しかし、だからこそ、一定の実力を有する魔術師にとって容易にかつ、汎用性に富んだ強力な魔術となる。


 仮面の男が選んだ文字はベルカナ。


 成長を意味するルーン文字は弱まった火の勢いを再び劫火へと押し上げた。


 「そりゃ見たことねぇ。あーこりゃ無理か……」


 大男は苦笑いを浮かべる。


 「悪くねぇ、楽しかった!」


 白は赤に呑まれキャンバスからその色が消え去った。


 赤も消え、仮面の男から立ち上る青もその内側へと身を潜めていく。


 再び静寂が夜を支配した。


 仮面の男は息を吐いて、全身から力を抜いていく。


 思わぬ激戦に普段よりも力んでいたようだ。


 強かった。


 あの大男にはスキルに使われるような姿はまるでなかった。


 一般の探索者とは一線を画す探索者。


 それが上級探索者と呼ばれる人間を辞めた存在だ。


 それにあの白い力は非常に厄介だった。


 同じ量なら確実に押しつぶされていただろう。


 それほどまでにあの第三の力は魔術師にとって脅威足り得る存在だ。


 それは遥か昔、魔術師の天敵だった存在の持つエネルギー。


 それを使える探索者はこれからより、力を増して、この世界に混乱を呼び起こすに違いなかった。


 これからの事に考えを巡らせると気が重くなった仮面の男はとりあえず休もうと思考を切り枯れたその時、オペレーターの女性が凶報を知らせる。


 『終わったと思っているところ悪いけど、相手の反応は完全には消滅していないわ』


 戦闘が終わったことを知らせなかった女は、警戒するように仮面の男に言葉をかけた。


 「は?ほんとに言っ──」


 「よぉー。締まりが悪いのはわかってんだけどよぉ。こっちきてくれや」


 信じられないといった様子の仮面の男は暗闇の中を凝視する。


 そこには手足が塵へと変わっていく大男の姿があった。


 警戒しながらもしっかりとした足取りで大男へと歩み寄る仮面の男。


 「お前、マジでつええじゃねーか。俺がやりあった中じゃ十本の指に入る強さだぜ。あぁっ、ほんと全力がだせりゃあもっと楽しめたんだろうがなぁ。この体じゃこれが限界だ」


 力なくそういって笑みを浮かべる大男は、しかし悔しそうに見えた。


 掠れ始めた声が続く。


 「もしだ、もしまた出会えたら、また全力で死合おうぜ。次はもっと強くなってるからよ」


 強い眼光で、仮面の男を見据える。


 「面倒だ、お前は強いから……身も心も」


 「はっ連れねぇな……」


 「お前が探索者なんて者でなければ──」


 「──意味のねえことを言うんじゃねーよ。俺は探索者だからこうしていられるんだ。また会おうぜどこかでよ」


 その言葉を最期に男は塵へと消えていった。



 

 


 個人的に戦闘シーンが薄いような気がしているため加筆するかもしれません。


 余裕ができましたら加筆し、戦闘シーンを満足行くものにしたいと思っています。


 その際は活動報告や各話のどこかで加筆した旨をお伝えします。


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