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△ 第7話 美少女の家に2人きり...何も起きないはずもなく...

「ちょっと待ってねぇ...」

「は、はい...」


えっとぉ...この子は何を言っちゃってるわけ?

一目惚れして、付き合いたい!ってことならまだ分かる。それなら全然いいんだ。


だけど、お婿さんになって欲しい?

それって結婚して欲しいってことだよね?


今日初めて会った男にそんなこと言うか?

俺そんなに本気にさせるようなことしちゃった?


「うん、考えてもわかんねぇや。」

「えぇっと、そのぉ...」


茉莉花ちゃんは頬を赤らめモジモジしながら口ごもってる。うん可愛い。


「そこからの説明は私からするねぇ」


そう言っていきなりドアを開け入ってきたのは、


「あ、彩花さん?!居たんですか?」

「うん、ずっと居たよぉ。ごめんね、茉莉花にはちょっと嘘をついてもらっちゃった」


そう言うと、彩花さんは手を合わせてウィンクしてきた。

この人本当に今年で45歳なの?いざ見てみてもまったく信じられない。

それにやっぱり[world]のいい匂いがする。

って今はそんなのどうでもいい!


「嘘ってなんでそんなことを?」

「だって家に誰もいないってなれば男の子は誰でも付いてくるでしょ?」

「そ、そんなこと!...あるのか?」


確かにこんな可愛い子なら...

って、そんなことより!


「もし仮に僕が変態で!家に入った瞬間茉莉花ちゃんにあんなことやそんなことしたらどうするんですか!」

「それはないよぉ。だって、そんな人じゃないって私ちゃんとわかってるしぃ」

「確かにしないけど...もしもって場合があるでしょ!」

「そんなことになったとしてもすぐに私が駆けつけてその人をコテンパンにするね。」


そんなことを言うもんだから、


「い、いや、そんなことしたら彩花さんまで被害に...」

「大丈夫だよ?私ねぇ昔空手をやっててね、全国にも言ったことがあるんだから!」


なるほど...それなら安心だ。いや全然安心しないけど。


もう何を言っても無駄だと判断した俺は、


「で、僕を呼んで、何の用ですか?あなたの娘さんにいきなり求婚されたんですけど?」

「それを今から説明するね」


と言って彩花さんはコホンっと軽く咳ごみをする。仕草がいちいち可愛らしい!!


「えっとねぇ、驚かないで欲しいんだけどね」

「いまさっき人生の中で最高に驚いたばかりなので大丈夫です」


いきなり美少女に求婚されるなんて男の夢だ。

そんな体験をしたんだ。ちょっとやそんなことじゃ動じないね。断言出来る。


「そう、なら良かった。私ね[world]の社長やってるんだぁ」

「へぇ、それは凄いですねぇー...は?」


うーん聞き間違えかな?


「あ、あのぉ、もう1回だけ言ってもらってもいいですか?」

「うん何回でも言えるよぉ。私ね、[world]の社長なんだぁ」

「...ほんとに?」

「うん、そうだよぉ。ここに名刺もあるよ」


そう言って、渡してきたのは[world]の社長と記されていた名刺だった。


「えぇぇええぇえぇぇぇぇえぇぇぇえぇぇええ?!?!?!?!?!?」

「ちょ、ちょっと!いきなり声を張り上げないでよぉ」

「...無理もないと思う」

「本当ですよ!!あ、彩花さんがあの[world]の社長!?!?」

「だからそうだって言ってるじゃ〜ん」


何があっても驚かないだろうと思ってた俺は、心の準備が出来ておらず喉がはりさけそうなくらい叫んでしまった。


これはしょうがないだろ?!あの[world]の社長だぞ?!ずっと大好きだったあの!

これで驚かない方がどうかしてる!


「え、えっとぉ...その社長様が私めになんの御用でしょうか?」


[world]の社長だと知った俺は、彩花さんのことを社長様と呼んでしまった。あたりまえだろ?

すると彩k...社長様は、


「社長様はやめてよぉ、彩花でいいよ?」


と言ってくださった。さすが[world]の社長様だ!器が大きい!


「は、はい分かりました。では彩花さん、僕ごときになんの用ですか?」


さすがに色んなこと起きすぎて、驚きすぎた。

そんな所に彩花さんが口を開く。


「うん。用っていうかぁお願いなんだけどね?

「はい、なんでもどうぞ」


驚きすぎて疲れていたところにまた、彩花さんの手によって爆弾が落とされた...


「修也君に[world]の社長になってもらいたいだぁ」

「なるほどぉ...今なんて?」


彩花さんが社長と知り、ボーッとしていたところにとんでもないこと言わなかったこの人?


「だからね、茉莉花と結婚してね?私たちの家族の一員になってね?私の跡を継いで社長になってほしいの」

「あぁ!だから茉莉花ちゃんは俺にお婿さんになって欲しいって言ったんですね?!」

「そうなの!話が早くて助かるわ」

「アハハっ!昔から理解するのが早いんですよ!って、ちょっと待って!!!」

「ん?」


彩花さんは不思議そうに首を傾げた。


「いや、ん?じゃなくて!えっとだからそのぉ、えっとぉ!あのぉ!あぁ!もぅどこから突っ込めばいいのか分かんねぇ!」


いやおかしいだろ?!なんで俺?継がせる理由は?茉莉花ちゃんじゃダメなの?あぁもう!聞きたいことが多すぎてキリがない!


「まぁまぁ今からそれについてひとつずつ説明していくから」

「は、はい分かりました」


彩花さんの言葉によって少しだけ落ち着いた俺は、彩花さんの説明を聞いた。




あぁムズい。理由とか根拠を1つずつ考えるのって難しいですねぇ。

分かりにくかったらすみませんほんと。

これから投稿の頻度が少し落ちると思いますが。

たまにこの作品を見にやってきてください。

ではまた...

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― 新着の感想 ―
[良い点] まさかのママさんである彩花さんにも、茉莉花ちゃんの旦那として認められた上、worldの次期社長としても認められた修也くん! 今後彼にはバラ色の人生が訪れると言っても過言ではありませんね! …
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