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高校生ゲーム  作者: 水條翼
8/101

4/8/'19

空が回る。


ふわふわしてクラクラして。そして僕は天井に落ちるんだ。


疲れたんだ。とってもたっても。


小さくなるの。長椅子に、ちょこんと。足が届かない。


前の男子の背中が大きくて。


大きくなる。体育館いっぱい。2メートル超えるくらい。


そして、何もかも見下ろす。


ねえ、アリス。僕は何がしたいんだろう。


音がぐしゃぐしゃになって、キーンて響くんだ。


違うよ、これを聞いてるのは僕じゃない。これは僕の子機。僕の本体はもっと遠くにいるんだ。


画面がおかしいよ。また、小さくなる。


時間の流れに一人だけ取り残されたようにさ。


ねえ、アリス。先生の話ってつまらないと思わないか?

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