メーリング家の1日
二話目です
感想等、メッセージ頂ければさいわいです
メーリング家の1日は朝ごはんから始まる
お母さん「シャルー、朝ごはんだよー」
女の子「はぁーい!」
お母さん「それじゃ、いただきます」
女の子「いただきまーすっ」
お母さんと二人で朝ごはんを食べる
私のお父さんは長期の出張で今は居ません
お母さん「シャル、今日は始業式だけだよね?」
女の子「うん、ほおだよ(そうだよ)もぐもぐ……」
お母さん「ちゃんと、食べてからしゃべりなさい」
女の子「…ふぁい」
もぐもぐ………ごくん
女の子「ふぅー、今日は午前中には終わるよ」
お母さん「じゃあ、今日はシャルが進級したからお祝いモードにしよっか?」
女の子「あ、いいねー♪」
朝ごはんを食べ終わり、二人は登校、通勤の準備をし始めた
お母さん「それじゃ……」
お母さん、女の子「「いってきまーすっ♪」」ぽんっとハイタッチをして学校と事務局にそれぞれ歩いていった
私、シャルティア・メーリングはミュールシア魔法学院に通う小学生 今日から四年生です
シャルティア「新しい友達が出来るといいなぁ」
そう思いながら正門をくぐり抜けるのであった
女の子「おはよう、シャル♪」
ぽんっ
シャルティア「あっ、おはよー、エレミア」
この子はエレミア・アンリエッタ 私の三年生のときのクラスメイト 今年も同じクラスがいいなぁ
エレミア「シャル、クラス分け表見た?」
シャルティア「ううん、まだ見てないよ」
エレミア「早く見てくるといいよ♪」
シャルティア「なんかエレミア、ニコニコしてるけど、どうしたの?」
エレミア「なんでもなーい♪」
シャルティア「…………んー?」
疑問に思いながらかなたはクラス分け表を見に行った
シャルティア「えっとー………シャル……シャル………あ、あった………んー?」
エレミア「どーしったのっシャル♪」
シャルティア「エレミアがなんでニコニコしてたのか、わかったよ♪」
エレミア「でしょ?同じクラスだもん♪」
シャル、エレミア「「いぇーいっ♪」」ぽんっ♪
二人はハイタッチをして喜んでいた
エレミア「じゃあ、そろそろ教室に行こっか」
シャルティア「そうだね、じゃあ行こっ♪」
そして、教室に向かい始業式が始まった
……………………30分後
先生「今日から一年間このクラスの先生になりました、よろしくお願いします」
クラス一同〔よろしくお願いしますっ!〕
担任の先生と挨拶を交わすすると――
先生「先生も皆さんもまだ何も知らないので今から自己紹介をしてもらいます」
嘘でしょ〜、いきなりぃ?
先生「じゃあ、最初は二列目の一番後ろのメーリングさん!」
シャルティア「みゃっ!はっはい!」
一番最初って……なんて言えばいいかわかんないよ
シャルティア「シャっ、シャルティア・メーリングです、シャルと呼んでください」
パチパチパチパチ………
良かった、大丈夫みたい
そのあとも自己紹介が続いたがシャルティアの耳にはあまり入って来なかった
1時間後
自己紹介が終わった魔法学院では――――
エレミア「シャルー、図書館行かない?」
シャルティア「あ、エレミア、いいけど長くは居れないよ?」
エレミア「なんかご用事?」
シャルティア「うん、お母さんが進級のお祝いをしてくれるんだ」
エレミア「そうなんだ、じゃあ借りる本決めちゃおうか♪」
シャルティア「そうだね、決めちゃおう♪♪」
二人は図書館に向かい、借りる本を決めようとしていた
シャルティア「う〜ん、どれにしようかな〜」
エレミア「シャルー、決まった〜?」
シャルティア「ううん、まだ〜、そう言うエレミアは?」
エレミア「えへへ、じゃーん」
エレミアが見せた本は恋愛小説みたいなものだった
シャルティア「れ、恋愛小説?」
エレミア「うん、魔法の勉強もだけどちょっと勉強しようかな〜って」
シャルティア「そっ、そうなんだ……」
エレミア「シャルはどんな本にしたの?」
シャルティア「わ、私?私は…………」
と言いながら、シャルティアが見せた本は……男の子と仲良く出来る方法という本だった
エレミア「シャル……あなた、男子と仲良くなりたいの?」
シャルティア「う、うん……だっていつまでも男の子と話せないと駄目な気がして……」
エレミア「そっか、シャルも乙女なんだね」
シャルティア「だって、男の子とあまり話したことないし、恥ずかしくて声もかけれないし………」
エレミア「だから、その本を選んだ訳ね」
シャルティア「う、うん、魔法の勉強は学校とお母さんが教えてくれるから大丈夫かなって」
シャルは顔を赤くしながら話していた
エレミア「そっか、そう言えばシャル?時間大丈夫?」
シャルティア「時間?何の時間?」
エレミア「用事があるんじゃないの?」
シャルティア「ん?わわっ、どうしよう!急いで帰らなきゃ!」
シャルは急いで荷物をまとめた
シャルティア「じ、じゃあ、エレミアまた後でねっ」
エレミア「うん、またねー」
シャルは急いで家に帰っていった
エレミア「シャルの意外な一面が見れたかな?」
その頃、メーリング家では、お祝いの準備が着々と進んでいた
家政婦「旦那さまもいらっしゃればいいのですが……」
お母さん「にゃはは、仕方ないよ、出張なんだから(でも、ちょっと寂しいかな…)」
家政婦「そうですね、いつお戻りになるのですか?」
お母さん「んー、来週か再来週かな?」
それから、しばらく経ちシャルが帰ってくる時間になった
タッタッタッタッタッ……………
走る音が段々強くなり、やがてメーリング家の前で止まった
それはシャルだった
シャルティア「たっ、ただいま………」
家政婦「シャルちゃん、どうしたんですか?息を切らして」
シャルティア「み、水をください………はぁ……はぁ……」
家政婦「水ね、ちょっと待っててね」
家政婦さんは、水を取りにリビングに戻るとすぐに水を持ってきてくれた
家政婦「はい、シャルちゃん、お水よ」
シャルティア「あ、ありがとう…ございます…」
ごくっ……ごくっ……ごくっ…………
シャルティア「…ふぅー、おいしいー」
水を飲み終えたシャルに家政婦さんは聞いてみた
家政婦「ねぇ、シャルちゃん?なんで息を切らしてたの?」
シャルティア「えっえーと、学校の図書館で本を探してたら、夢中になっちゃって………」
家政婦「あら、シャルちゃん、忘れん坊さん♪」
シャルティア「みゃはは………」
シャルと家政婦さんが話しているとリビングからお母さんが顔を出した
お母さん「あ、シャル帰ってたんだ?」
シャルティア「あ、お母さんただいま」
お母さん「シャル?息を切らしてどうしたのかなぁ?」
シャルティア「あ、その………それは……」
お母さん「ん〜?どうしたのかなぁ?」
シャルティア「うぅ〜……そのぉ……」
お母さん「もしかして、お母さんとの約束忘れちゃったの?」
シャルティア「……………」こくん
お母さん「あれほど、忘れちゃだめって言ってたのに……」
シャルティア「ごっごめんなさいっ、とっ図書館で本を選んでたら夢中になっちゃって………」
お母さん「シャル?ちょっとこっちに来て」
シャルティア「はい………」
そうして、シャルはお母さんにお叱りを受けるのだった
家政婦「シャルちゃんも大変ですね………」
シャルティア[あはははっ、もっもう許してぇ〜〜!]
お母さん[シャル〜?だめだよ、ちゃんと我慢しなきゃ]
お母さんはシャルちゃんをくすぐってるんでしょうか?
シャルティア[もう、やだぁーー!うわーん!]
そして、シャルへのお叱りが終わり、夕方夕御飯の時間になった
お母さん「さぁ、シャルっ夕御飯にしようか」
シャルティア「う、うん………」
お母さん「さっきの事は気にしないでね?シャルだって、完璧な人間じゃないんだから」
シャルティア「うん………」
お母さん「いつまでも、落ち込んでないのっ」
お母さんはシャルの鼻をつまんだ
シャルティア「みゃっ!?」
お母さん「落ち込んでないでご飯食べよ?」
シャルティア「うんっ!」
お母さんとシャル、家政婦さんの三人で夕御飯を食べ始めた
シャルティア「ん〜っ、おいしぃ〜っ」
お母さん「本当?良かった」
シャルティア「うん、すごい美味しいよお母さんっ」
お母さん「ふふっ、ありがとね」
家政婦「お母様、良かったですね」
お母さん「うん、そうだね」
話ながら夕御飯は食べ終わり、片付けをするところだった
シャルティア「ふぅーごちそうさま〜」
お母さん「おそまつさま」
シャルティア「あっお母さん、今日も魔法の勉強教えてくれる?」
お母さん「あっ、ちょっと待って」
シャルティア「んー?」
お母さん「シャル、今日から四年生だよね?」
シャルティア「うん?そうだよ?」
お母さん「魔法の基礎も大分出来てきただから、シャルの能力のリミッターを外してもいいんじゃないかな?」
シャルティア「ほっ本当?」
お母さん「実はね、今日お母さんが申請に行ってきたの」
シャルティア「外してもいい?」
お母さん「うん、外してみて」
シャルティアはリミッターを外した
シャルティア「あれ?自動発動しない………?」
お母さん「きっとシャルの魔力が強くなったんだよ」
シャルティア「そうなのかな?」
お母さん「きっとそうだよ」
シャルティア「へぇそうなんだ〜」
お母さん「シャルの能力は他と違って特別なの」
シャルティア「特別?」
お母さん「そう、シャルの能力降刃は自分の意志でナイフ等の刀系を自分の意志の数を降らせることが出来るけど、それ以外の物は降らせることは出来ないんだ」
シャルティア「そうなんだ」
お母さん「試しにやってみようシャル」
シャルたちは庭に出て、能力を発動させた
お母さん「焦らないでね、シャル」
シャルティア「うん、…………降刃発動………」
シャルの頭上に球体が一つ現れ、そこから小刀が一つシャルの前に降ってきた
シャルティア「やった!成功!」
お母さん「すごいね、シャル!」
シャルティア「ありがとう、お母さん!!」
シャルは成功したことを喜んでいた
こうして、シャルは能力のリミッターを外し発動に成功して進級のお祝い会は幕を閉じた
オリジナル作品は書くのが難しいです……




