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襲撃!!StrikerS壊滅!?

お待たせしました


十三話です

ご指摘など頂けるとありがたいです

謎の襲撃アルマ達は次々と撃墜された


イム「次は………お前だノエル・アルフィー」

ノエル「い………嫌………来ないでぇっ!」

アルマ「っ!ノルちゃん!………投影(トレース)……煉獄より来たれ黒龍騎士………業火をもって全てを焼きつくせ…………召喚………黒龍招来!ナイトレイザー!」


アルマは召喚獣ナイトレイザーを召喚した


イム「何!?」

アルマ「ノルちゃんに手ぇ出すなぁ!」

ナイトレイザー「グォォォォ!」

イム「しまった!?」

アルマ「ナイトレイザー!焼き尽くせ!」

ナイトレイザー「グォォォォ!!」

ローザ「ふん……ノエル・アルフィーの確保を優先だな」


襲撃者はノエルを気絶させ、連れ去った


アルマ「ノルちゃん!…………だめだ……完璧やられた……………うっ………!」


アルマの受けたダメージが余りに大きすぎてその場に倒れてしまった

たった数分の出来事だったStrikerSは襲撃され壊滅、6人全員が大怪我を負った

そして、ノエルも襲撃者に連れ去られてしまった


ミュールシア附属病院


アルマ「ん…………………ここは?」

看護師さん「ここは病院ですよ」

アルマ「病院…………ノルちゃん!…………っ!」

看護師さん「駄目よ!動いちゃ、あなたは大怪我を負ってるんだから」

アルマ「でも……………ノルちゃんが………黒服の奴らに…………拐われたの!………助けに行かないと!」


アルマは看護師さんの静止を振り払おうとした

その時、病室のドアが開いた

そこにはノエルがいた


ノエル「私なら大丈夫だよ…………アルちゃん」

アルマ「ノルちゃん!どうして?」

ノエル「私の能力…………幻想生成(イマジンクレート)って覚えてる?」

アルマ「でも、あの能力は長時間は使えないはずじゃ………?」

ノエル「何でかはわからないけど、今も能力は使えてるよ」

アルマ「ってことは黒服の奴らが拐って行ったのったのって…………」

ノエル「私の能力で作り出した幻影だよ」

アルマ「そっか…………よかった」

ノエル「……………………アルちゃんの馬鹿」

アルマ「ノルちゃん………?」


ノエルはうつむいていた

その時、彼女の瞳から光るものがこぼれた


ノエル「リリアちゃんも皆そう…………無茶して大怪我して…………少しは私の事も考えてよ…………」

アルマ「ごめん………でも、あたしノルちゃんを助けたくて………」

ノエル「でも………怪我したら元も子もないでしょ?」

アルマ「そのために………もっと強くなりたい……ノルちゃんも皆も守れる力が欲しい………」

ノエル「災厄に打ち勝つための力を授ける者……………」

アルマ「えっ…………?今なんて………?」

ノエル「アルちゃんなら聞いたことあるでしょ?災厄に打ち勝つための力を授ける者が現れるって」


ノエルが神妙な面持ちになった


アルマ「うん………あたしの召喚獣から聞いたよ………もしかして……それを授ける人って…………」

ノエル「そう……………それが私なの………」

アルマ「うそ……そんな…………召喚………ナイトレイザー………」


アルマはナイトレイザーを召喚した

だがその姿はぬいぐるみほどの大きさだった


アルマ「ナイトレイザー……教えて……なんでノルちゃんなの?」

ナイトレイザー「彼女が適任なのだ………能力的にもな」

アルマ「適任って…………どういうこと?」

ナイトレイザー「力を授かる者には試練がある………同レベル同種の異能力を持つ者と戦闘して勝たなければならない…………しかしお主らと同じレベルの者はいない」

アルマ「じゃあどうしろっていうの?」

ナイトレイザー「それを可能できるのがそこにおるノエル・アルフィーじゃ」


アルマは驚きのあまり言葉が出なかった


ナイトレイザー「お主もわかるじゃろ、一人の能力やレベルを完全に本物と同じように、創り出す能力

………それがノエルの能力、幻想生成じゃ」

アルマ「…………仕方が無いことだよね………」

ノエル「アルちゃん………?」

アルマ「あたしも皆も同じレベルだけど同種の能力じゃない……………あたし達の能力と同じ能力の人は他に誰もいない………だからノルちゃんが選ばれた…………そしてあたし達も選ばれた………ねぇ、ナイトレイザー…………あたし達に力を授ける試練だけど、失敗したらノルちゃんはどうなるの?」

ナイトレイザー「異能力を失う…………無能力者になる…………」

アルマ「それだけ?」

ナイトレイザー「……………最悪の場合、命を落とすことになる………」

アルマ「えっ…………どう………いう…………」

ナイトレイザー「……………………」


ナイトレイザーは黙ってしまった

アルマは動揺していた


アルマ「ノルちゃん…………ノルちゃんは死んじゃうの?どうなの?!答えてよ!ナイトレイザー!」

ナイトレイザー「最悪の場合じゃ………」

ノエル「アルちゃん……………」


パシンっ――――――病室にはたいた音が響いた

ノエルがアルマをはたいた


アルマ「えっ………?」

ノエル「いい加減にしてよ!今!この街を災厄から守れるのはアルちゃん達しかいないんだよ!」

アルマ「ノルちゃん……………」

ノエル「私だって、正直怖いよ…………能力は使えなくなる…………最悪、アルちゃんに会えなくなるんだよ………だからアルちゃん、一緒に頑張ろ?」

アルマ「ノルちゃん……………あたし馬鹿だ…………本当は怖いよ………もうそこまで災厄が来てる…………」

ノエル「アルちゃん………」

アルマ「でもあたし…………もう逃げない!」


アルマは覚悟したようだった

その時病室に看護師さんが走って入ってきた


看護師「大変!アルマちゃんのおうちが……………!」

アルマ「えっ………?……………っ!」


アルマはベッドから飛び降り病室を飛び出した


アルマ「はぁ……はぁ……パパ!ママ!」


アルマは自宅周辺の道路を駆け抜けていた



ファルサナ家


アルマ「う………うそ…………パパ…………ママ…………」


ファルサナ家は見るも無惨に瓦礫の山になっていた

アルマは涙を流しながら叫び続けた


アルマ「パパぁ!ママぁ!返事してぇ!」


しかし、アルマの叫びは届かなかった


アルマ「パパ……………ママ…………ひっく………うぁぁぁぁぁぁん」


アルマは泣き出してしまった

しかし、瓦礫の中から微かに声が聞こえた


「ア………ル……………マ」

アルマ「えっ……?ひっく……………パパ?」


アルマは声のする所まで歩いていった

そこには瓦礫に挟まれたパパがいた


パパ「ア………ルマ……………」

アルマ「パパ!………大丈夫!?」

パパ「アルマ……………皆を信じて……………自分を信じなさい……………パパとママは………いつまでもアルマの味方だからね……………」

ママ「アルマは………強い子だから………皆を守ってあげて……………」

アルマ「パパ………ママ………やだよ……行かないで……!」

パパ・ママ「……………ごめんね……………アルマ……………」


パパとママは目を閉じ動かなくなってしまった


アルマ「パパ?………ママ?………目を開けて……………お願いだから…………目を開けて…………パパぁ………ママぁ…………うぁぁぁぁぁぁん!」


アルマは大粒の涙の流しながらその場で泣き崩れた


ノエル「アルマ…………」

アルマ「………………ひっく……………投影(トレース)…………………ブレイバー……………ひっく…………」


アルマはおもむろに立ち上がりブレイバーを取り出した


ノエル「(アルちゃん!?ブレイバーなんか取り出してどうするの!?)」

アルマ「…………烈火………灰刃………………」


アルマのブレイバーが焔を纏って、それを頭上に翳した


アルマ「パパ………ママ………ありがとう………僕………頑張るよ………だから……天国で見守っててね………お休み………」

アルマ「フレイムッ……………ブレイバーッ!!!」


アルマは焔を纏ったブレイバーを振り降ろし、アルマの家があった場所を焼き払った


アルマ「………ひっく………パパ、ママ…………僕もう逃げない………パパとママがくれた魔法とこの能力(ちから)できっと守って見せる!」


アルマはパパとママに別れを告げ、前に進むことを決心したようだった


続く

今回は残念なことになりました

アルマちゃんのご両親が亡くなりました

まだノエルちゃん以外の五人は知りません


これから五人にもそれに触れさせようと思います


これからもよろしくお願いいたします

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