朝、朝食
「よーしみんなァ、さっそく任務に取り掛かっちゃうゾ!」
「ちょっと待って。もうそろそろ戻らなきゃ。朝ごはん食べて学校に行く時間だよ」
この日は平日の木曜日。ガキが学校に行くのは当然のことだった。
時計を見ると7時ちょうどあたり。
「まったく…しょうがないなぁ」
「休め。」
「いや、休んじゃだめでしょ」
「まったく、お前ってやつは…くそつまんねぇほど真面目だな」
「お前な、今日休んだからって、これからどうすんだよ?ずっと休ませんのかよ?」
「なら行けい。」
だからもう行くっていってるでしょとか言いながら、まだソファーに座ってもじもじしてやがんだよな。
「早く行けよ」
そう急かしてやっと腰を上げる。
もちろん見送りは僕だ。
「だいたい、何時ごろここに来れる?」
「んー…朝は今日みたいに早く起きれるかわからないけど、夜は塾が終わって帰るのが11時くらいだから、そこから30分くらいなら大丈夫だと思う。土日もたぶん…大丈夫」
「塾そんなに遅くまで行ってるの?」
「え?うん」
「嫌じゃないの?」
「嫌だけど…まあ、今年受験だしね」
「受験するんだー…。まぁ、六年だからそうか…その時期だもんね…」
「うん。じゃあまた今晩ね!」
「はーい」
ドアを閉めようとするとあ、ちょっと待って、って言って入れてくれてありがとうなんか言いやがって。
まったく…白い世界。
「あれ、今日のニュースの人違う人だ」
いつも通りに僕らは朝食をとる。ベーコンさいこう。そう思った朝でした。
ゆっくり進むかもしれない