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一、

 夜の帳が下りた。

 涼やかな夜風が、無用心にも全開の窓から室内へ流れてきて若草色のカーテンを揺らす。葉が美麗に色づき始めるこの季節は、エアコン要らずの過ごしやすい気温が多くの人々を虜にしている。そんな心地良い夜の時間を無茶苦茶に引っ掻き回しては台無しにする者が、美智瑠の家には住んでいる。

「おいっ!! いねえのか? 聡子!? おい、聡子ぉ!!」

 一階の居間から大声を飛ばして暴れまわる父から身を守るために、美智瑠は二階の自分の部屋に入ると鍵をかけて閉じこもった。

 聡子は、美智瑠の母親の名前だ。

 今、階段をおりて居間へ行くのは非常に危険だ。君子危うきに近寄らず、と言った教訓となる先人の言葉もある。ここは、このまま大人しく自室に籠城するのが最適解だろう。

「あなた、もうやめて! お酒は充分に飲んだでしょ。危ないから早くその酒瓶を持ってる手をおろして!」

 震えを帯びた母のか弱い割にはよく通る声が、階下から聞こえてくる。

「うるせえ! この、クソアマがあ!! 俺に指図するんじゃねえ!!」

 父の怒号は、母の声をさらに上回る大きな声量で家中に響き渡った。

 ガシャンッ!!

「きゃあーーー!!! やめて! やめて! ごめんなさい! ごめんなさい! あなた、もうやめて!!」

 一階から、父と母の口喧嘩の応酬と酒瓶が割れる音が聞こえてくる。

 母の身の安全が危ぶまれる。にも関わらず、美智瑠は保身ゆえに聞いて聞かぬふりを貫き、耳を手で塞いでその場にうずくまった。

 危急ゆえ電気を点け忘れた暗い室内に、目はまだ慣れていない。普段は恐怖を煽るだけの暗闇が、逆に今は優しく美智瑠の全身を包み込む。

 こんなことは日常茶飯事だった。けれど、この状況に慣れることはない。いつまで経っても、我が家の治安は悪いまま改善されたことはない。いつだって、平穏を掻き乱す最初の原因を作るのは、アルコール依存症を抱えた美智瑠の父親である総司だ。総司は、若い頃は野性的な顔立ちと生まれの良さから交遊関係が派手で夜遊びが絶えなかったが、両親から勘当された今では持ち前のプライドの高さから職に就くことができず酒に溺れている。

 酒の魔性が、かつては温厚で優しい一面のあった父を狂わせる。

「酒、買ってこいよ!! 酒ぇぇっ!!!」

「もう、お金がないんです!」

「うるせえ! 金ならてめえの口座にたんまりあんだろ? 今から銀行行っておろして来いよ!!」

「今の時間は銀行やってませんよ!」

 理性を突き抜けた二人の声がぶつかり合う。口論は秒ごとに激しさを増してゆく。

 緊迫した状況だ。

 美智瑠は、耳を塞いでも聞こえてくる両親の激烈な言い争いの声を聞き流しているうちに、自然と視界がぼやけて涙をこぼしていた。

 かけがえのない大切なものが、どんどん形を崩して壊れてゆく。狂って昔の温厚さなど見る影もない父と、そんな父を必死でなだめようとする母。愛情の薄いこの家には、怠惰、飲酒、暴言、暴力が横行していて、身を切るような切なさがあふれている。

「もう、やだ……こんな家。もう、何もかも滅茶苦茶だよ」

 美智瑠は、とうとう我慢の限界を越えて、熱のこもった息を吐き出しながら両手で涙目をこすり、脇目も振らずにしゃくり上げて泣いた。

「もっと、普通の家に生まれたかった……こんな家、不幸過ぎるよ……」

 美智瑠は、これまで抑制してきた心情を呟くように吐露した。

 この言葉を、誰かに聞いて欲しかった。この苦痛を、誰かに理解して欲しかった。この地獄のような日々を、誰かに救って欲しかった。

 こんな異常事態が容易に起きる毎日が、日常であることに慣れたくはなかった。

「……誰か……たすけて」

「いつ聞いても、すごい怒声……ねえ、大丈夫?」

 突然、隣の家からカーテンを引くような音に続けて、耳にスッと入り込んで深く馴染む高い声がした。

 美智瑠は目を大きく見開き、生まれたての小鹿のように頼りない脚をぶるぶると震わせながら立ち上がった。声がした方を見ると、想像よりもずっと近い距離に見知らぬ妙齢の女性の顔があった。

「わっ」

 美智瑠は思わず小さな悲鳴を上げた。驚きのあまり尻餅をつく。

「ちょ、ちょっと大丈夫? ごめん。驚かせるつもりはなかったの」

 妙齢の女性が、戸惑いの交じった心配げな表情を浮かべる。

 その表情は、彼女の本心そのものであるような気がした。

 美智瑠には、生まれつき泣き虫でお人好しという気質がある。人を疑わず信じやすい性格は、よく言えば純粋。悪く言ってしまえば、ただの間抜けだ。

 そんな美智瑠は、彼女の顔の表情を見てすぐに『この人は、信じられるような気がする』という根拠のない確信を持った。自ずと、彼女に好感も抱いた。

 美智瑠は震え続ける二本の脚でゆっくりと立ち上がって窓辺へ近付くと、彼女の顔の細部までもがはっきりと見えてくる。栗色のロングストレートヘアに長い睫毛。彼女は、目鼻立ちが整った人形のように可愛らしい容姿をしていた。

「あ、あの、あなたは……誰ですか?」

 美智瑠は、怯えた表情をしながらおそるおそる問う。

 すると、ようやく、彼女は笑った。

 目と目が合う。

 そのパッと花が咲いたかのような華やかな笑顔は、瞬時に美智瑠の心を掴んだ。

 ともすれば、美智瑠は即座に目を下へ逸らした。じっと見続けてはいられないくらいのふんだんな色気が、彼女の瞳に宿っていることを察したためだ。

「驚かせちゃってごめんね。私は、あなたの家の隣に住んでいる者です。高原愛美って、言います。あなたのお名前は?」

 愛美は、少しはにかみながら真っ直ぐ美智瑠を見つめて自己紹介をした。

 向かい合う窓と窓。そこから、顔を覗かせて見合う二人。

 互いの距離は近い。二人が同時に腕を伸ばせば手が届き、触れ合うことができるだろう。

「わ、私は、矢部美智瑠です」

 美智瑠は、愛美の女性としての魅力に圧倒された。同じ女として完敗している、そう感じた。

 美智瑠は挙動不審になりながら自分の名前を答えた。

「へえ、可愛い名前だね。美智瑠ちゃんって、呼んでも良いかな?」

 愛美は、そう言うと笑みを強めた。両頬にできたえくぼが引き立つ。

「えっ、あ、はい。大丈夫です」

 美智瑠には、母親譲りの気の弱い一面がある。そのことにイライラする人もいることは承知しているが、癖のようなものでついオドオドしてしまう。

「私のことは、愛美って呼んでね。あと、私達、多分同い年だろうからそんなにかしこまらなくて良いよ」

 どうやら、愛美は美智瑠のオドオドが気に触るような人間ではないようだった。寛容さの見える笑みを崩さない。

「えっ、同い年なんですか?」

 美智瑠は、なぜそう思ったのだろう、と疑問をぶつけた。

「そうそう。だって、美智瑠ちゃんは高校を卒業してすぐに近所のアニメショップで働いてる二十歳の女の子でしょ?」

 愛美は探偵のように、普通ならば知っているはずのない美智瑠の正確な情報を口にする。

「えっ、なんで知ってるんですか?」

 美智瑠は目を丸くして驚いた。

「それで、ファントムダイスの大ファンでもある」

 ファントムダイスは女性向けのファンタジーアニメで、お昼のニュース番組の特集で登場キャラクターが紹介されるほど人気が高い。

「な、なぜ、分かるんですか?」

 美智瑠は、驚愕した。

 もしかしたら、愛美はただ者ではないのかもしれない。同性のストーカーに詐欺グループの下っ端、公安警察のスパイ。そう言った類いの特殊な人間である可能性が、ふと美智瑠の脳裏をよぎる。

「ふふふふ。私の父が自治会で美智瑠ちゃんのお母さんと少し会話をした時に、美智瑠ちゃんのこと聞いたみたいで『お前と気が合いそうな同い年の女の子がお隣さんにいるよ』って教えてくれたんだ。ファントムダイスの大ファンかどうかは、美智瑠ちゃんの部屋の壁一面にファントムダイスのポスターが貼ってあるのをちらっと見たから」

 愛美の種明かしに、美智瑠はようやく納得がいった。

「お、お母さん、私のこと人に話してたんだ……」

 美智瑠は秘密主義の母親を持ちたかった、という願望を抱く。

「うん。ねえ、それより美智瑠ちゃん、大丈夫?」

 明朗さが鳴りを潜めると、愛美は雰囲気をがらりと変えて突然、深刻な顔つきをした。

「えっ」

 美智瑠には、愛美がこれから聞きたいことの内容が分かるような気がした。思わず、すっとぼけた演技をする。

「毎日のように怒鳴り声が聞こえてくるから、近隣の人みんな心配してるよ。お父さんとお母さん、仲悪いの?」

 愛美は、想像通り踏み込んだことを聞いてきた。

「ごめんね。やっぱり、うるさかった?」

「ううん。ただ、美智瑠ちゃんが辛い思いをしてたらイヤだなって」

「ありがとう。私の両親は……仲悪いよ。いつも、喧嘩してる」

 そう呟きながら、美智瑠は急に泣きそうになった。

「それは、とても辛いね。それで?」

 愛美は、同情の表情を浮かべて先を促す。

「……話、聞いてくれる?」

 美智瑠は、腹の底に蓄積されていた苦痛を絞り出すかのように尋ねた。目の前にいる女性にならば、自分の弱さをさらけ出しても良いと思った。

「もちろん」

 愛美の目が、三日月の形になって笑みを含む。

「ありがとう。……お父さんは無職で、アルコール依存症だから病院で診てもらってたんだけど、主治医の先生と合わなくて治療を中断して、家に引きこもってテレビ見ながらお酒ばかり飲んでる。お母さんはそんなお父さんに愛想尽かしてる。でも、離婚しないのには訳があって、前に離婚届を突きつけたらお父さんがお母さんの顔を何度も平手打ちして首を絞めて暴れたんだ。それでも、何だかんだ言ってお母さんは、お父さんが優しかった時のお父さんにいつか必ず戻ってくれるって信じてる。だから、警察にも相談に行かないし、警察が家を訪問した時にはただの口論だからって言ってかばってるんだ」

 美智瑠は、うつむいて声を上擦らせながら自らの家庭事情を打ち明けた。熱い興奮が、体温を上昇させる。

 心地良い夜風が、露出している二人の素肌を優しく撫でた。

 その時、階下から女性の叫び声が聞こえた。

 美智瑠と愛美は反射的に声がした方へ素早く顔を向けた後、ほぼ同時に見つめ合った。

 美智瑠は、改めて愛美の目を熟視した。髪色と同じ栗色の瞳の奥で、意志の強そうな青い炎が揺らめいているように感じる。その魅惑に、美智瑠の瞳孔が開いた。思わず吸い寄せられる。

 一瞬、時が止まったような気がした。

「私に構わず行って!」

 愛美が、恋の病でも患ったかのように呆然と佇むだけの美智瑠の尻に火をつける。

 美智瑠はハッとした。少しの名残惜しさを無視して、自室を飛び出して階段を無我夢中で駆け下りた。きっと、母の身に何か悪いことが降りかかったにちがいない。

 美智瑠が居間に入ると、手指に絆創膏を巻いた母が孤影悄然と床に散らばった酒瓶の破片をちり取りと箒で片付けていた。絆創膏越しに痛々しい鮮烈な赤が見えて、その血の色の濃さが事の深刻さを物語っている。

 美智瑠は胸が詰まった。母にはだいぶ迷惑をかけている。過去をさかのぼり若き日の母の顔を思い返す。漆黒の長い髪が美しく、張りのある肌に、健康的な血色の良い頬が脳裏に浮かぶ。ところが、年々白髪が増え、皺ができ、目の下のクマが濃くなっていった。父という凶暴なお荷物を背負いながら、美智瑠という高校中退の出来損ないの世話をして、ここまで二人の面倒を見てくれた。美智瑠は感謝の気持ちと親不孝者ゆえの切なさで、胸をさらに詰まらせた。

 母は先ほどまで泣いていたのか双眸が赤く、そのまぶたは若干腫れている。涙の原因に父が関与していることは長年の経験により明らかだった。

 父は居間の隣の部屋で寝そべりながらテレビを見ている。好きなバラエティ番組を見て、ようやく正気を取り戻したのかゲラゲラと野卑な声を立てて笑っている。

 美智瑠はその様子を遠目から見て、母には憐憫、父には軽蔑の色を瞳に含ませて、数秒間それぞれへ視線を向けた。両親はいずれも自らの世界に没入している。美智瑠には目もくれない。家族なのに無関心と言うのは、何も今に始まったことではない。

 美智瑠が小学生までの間は、父はそこまで壊れていなかった。大好きな酒に対しても節度があった。あの頃、父は工場の派遣スタッフとして無理のない程度に働き、もらった給金は全額、シティホテルでルームメイクのパートをしている母に手渡していた。美智瑠も学校でできた友達を互いの家に招き、食事会をしたりした。

 充実した毎日を送っていたが、悲劇は突然訪れた。父の登録していた派遣会社が、突然、何の前触れもなく潰れた。父は職を失って時間にゆとりができると、派遣スタッフの同僚だった男と夜な夜な池袋のキャバクラに入り浸るようになった。かつて、夜遊びの帝王とまで呼ばれた父の心に再び悪い火が灯されてしまったかのようだった。酒の強い父は働きもせず、ただひたすらに酒を飲み、周囲にも飲ませては湯水のように大金を遣った。

 そんな中、借金を背負うことを恐れた母が勇猛果敢にも、入浴中で不在にしている父の部屋に忍び込み財布と通帳などの貴重品を奪うことに成功した。父はそれ以来、金の切れ目が縁の切れ目とばかりに同僚の男と一切連絡がとれなくなって、夜遊びの回数も極端に減った。

 手持ちの金が底を尽きると、父は朝から晩まで家にいて母に酒を買わせ酒に溺れて廃人化した。ストレス発散のための暴言や暴力が、矢部家では絶えなくなった。父の両親である祖父母でさえも手がつけられず、皆一様に腫れ物に触るかのように父の様子を窺いながら下手に出て、従者のように言うことに従った。中学生になった美智瑠は、友達を自宅に呼ぶことができなくなり、そのせいで仲間内のグループから除け者にされることもあって一人悶々とした。

 美智瑠は波風を立てないように、抜き足差し足で居間の床を踏みしめ歩いた。冷蔵庫を開け、中から1.5Lの麦茶のペットボトルを取り出すとコップに注いだ。渇いた喉を少しでも潤したかった。

 すると、

「今頃になっておりてきて、いっちょまえに親の買ってきた麦茶なんか飲んで……」

 酒瓶の破片の片付けを終わらせた母が、小声でぼそりと嫌味を言った。

 美智瑠は母の一言に落胆し、心外だと言うように眉根を寄せた。しかし、美智瑠は何も言い返さなかった。あの暴れん坊の父が、ようやく大人しくテレビを見ているのだ。寝た子を起こしてはいけない、と言う。美智瑠はぐっと感情を押し殺し、麦茶の入ったコップを持って自分の部屋に戻った。

 一歩進み、目に飛び込んできた若草色のカーテンの端が、ほの白く輝いて見えた。もしかしたら、そのカーテンを通り越した先にはまだ彼女がいるかもしれない。

 美智瑠の心臓が跳ね上がった。

 美智瑠は、期待を胸に窓辺へと駆け寄った。

「愛美ちゃん」

 今日の夜に知ったばかりの彼女の名前を呼びながら若草色のカーテンを引く。

 期待どおり、彼女はまだそこにいた。安心感がどっと波のように押し寄せる。

 隣家の窓から、愛美はしっかりと顔を覗かせていた。

「あっ、まさか、待っててくれたの?」

 美智瑠は申し訳なさそうに尋ねる。

「……ううん。何となく星空が綺麗だなぁって。観察してただけだよ」

 そんな愛美は、先ほどまでなかったノートを両手に持っていた。

 美智瑠が窓から顔を出して上を見ると、三、四、煌めく点が散らばっているのを発見した。

 都会の夜空は、全体を覆うように灰色のヴェールがかけられており、鮮明に見られる星は限られている。それでも尚、たくましく宝石のような輝きを放ち続ける星達は、見る者の心を癒してくれるだろう。

「キレイ……」

 美智瑠は感動して目頭を熱くした。

 こんなにも不甲斐なくてどうしようもない自分にも、星は平等に選り好みせず美しく輝く姿を空を見上げたすべての人々に見せてくれる。美智瑠はそのことに、ひどく胸を打たれた。

「美智瑠ちゃん」

 愛美の呼びかけで、美智瑠は我に返った。

「時代遅れかもしれないけど、私、美智瑠ちゃんとやりたいことがあるんだ」

「やりたいこと?」

「うん。これなんだけど……」

 愛美は少しはにかみながら手に持っているノートを渡そうと窓から腕を伸ばす。

 美智瑠も大きく腕を限界まで伸ばした。

「そのまま受け取って」

 愛美が早口で、はっきりとした声で指示を出す。

「うん」

 美智瑠はノートの脇をしっかりと掴むと、自分の部屋にノートを迎え入れた。

 そして、渡されたノートの表紙をまじまじと見る。水玉模様のパステルカラーが目に優しいカラフルなノートだった。

 文字も印刷されている。

「こうかんにっき……?」

 美智瑠は声に出して読んだ。

「美智瑠ちゃんさえ良ければ、私と交換日記やってみないかな?」

 愛美は優しげな声調でそう提案する。

 真意を探るために、美智瑠はゆっくりと顔を上げて愛美の顔を見た。華やかな笑顔。そこからは、不自然な感情の歪みはみとめられない。恐らく他意はないのだろう。

 美智瑠は少し間を置いて、ぎこちなく微笑んでから、

「うん」

 と頷いた。

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