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こっちの世界に鶴はいない。でも意味はある 上 side殿下

今回めっちゃ短いです  もうサブタイトル…



可愛い なんて可愛いんだ。






全身ずぶ濡れになった状態だがそんなこと気にもせず、アーディアルトはにやけた笑みが止まらなかった。












今から数刻前、リーシャから説明を受けた後、彼女は 『じゃあ私、これから夜の仕事があるから。』といってさっさとどこかへ消えてしまった。



己の半身とも呼べる愛しい存在に出会った今、片時でさえ離れがたいのに。彼女はあっさりとアーディアルトの腕の中からすり抜けていってしまう。




「あー。この服着替えないとなぁ。さすがに血まみれでみなさんを送り出すわけにはいかないし…」




そんなことをぶつぶつと呟きながらリーシャは一回家に帰ろうと言って転移魔法をしてそこから消えた。




その間、彼女は一度もアーディアルトのほうを振り返らなかった。




もう頭が完全に彼から魔女としての役目へと切り替わったのだ




自分と彼女の感情の温度差に、アーディアルトは無性に歯がゆくなった。






どこにもいくな





俺だけを見ていろ





出逢ったばかりなのにアーディアルトにはすでに独占欲が溢れかえっていた。

彼女への想いは逢った瞬間から突如として膨れ上がり、今でははちきれんばかりの勢いだ。





もう俺はお前のことしか見れないんだ。







この腕でお前を抱きしめたい







触れたい  キスしたい  俺の手でお前を喘がせたい  その魅惑的な声を聞かせてくれ







いつもの魔力も万全な状態なら魔法でこの腕の中に閉じ込められるのに、今は胸糞悪いパンゲアの魔術師たちから受けた呪いの影響で魔力を極限まで吸い取られてしまっているからそれができない。



いや、リーシャはヴィートルの魔女で結界魔法も使えるほどだからアーディアルトの魔法も効かないかもしれない。



しかしこの腕から逃れた彼女を追いかけようにも、魔力だけでなく体力や気力その他もろもろがその時のアーディアルトには限りなく欠如していた。



それでもリーシャに追いすがろうとして乗り出した身体は気づけば地面に倒れ伏していて、そのまま意識も闇の中に堕ちて行っていたのだ。





それで意識を取り戻したのがついさっき。


うつ伏せに倒れこんでいたはずなのにアーディアルトはなぜか仰向けに、葉っぱを集めて作られたベッドの上に寝かされていた。


ふと周りを見回すと、小さな背中に羽を生やした小人のようなものが彼の周りをうろついて葉っぱを懸命に集めていた。



「……なにをしている。」




ぽかんとして、訪ねると小人もどきはいかにも嫌そうな顔をしてこちらに向けてきた。



「リーシャさまがお前の世話をしろというので。死んだように眠りこけていたので移動させました。」



淡々と語る小人はそれだけ言うとすぐにまた自分の作業へ戻っていく。



どうやら彼はリーシャの知り合いらしいが、彼女を様付けしているということは魔女付きの召使かなにかだろうか。




主人と同じく、どこかへ消えていくその背中を見送りながら、アーディアルトは倒れる前に比べ、多少は魔力も戻ってきていて、魔力の消費が少ない魔法ならできるほど回復していることにきづいた。



明らかに回復スピードが速い


それほどこの島が魔力で溢れているという証拠だ。



そこでふと、アーディアルトは気絶する前にリーシャが言っていたことを思い出す。



ニタァ…… と笑みが広がる




「俺が汚してしまったんだ。責任もって、洗わせてもらおう。」





これが原因で、彼はリーシャに変態認定されてしまうことになる。

一発書き投稿なので意味不明な部分は見逃して! 焦って書き上げたのでいろいろおかしいよ!


某音ゲーが発売されたので夢中になってやりこんでました(わかる人にはわかるはず)

この土日すべての時間をそのdiv〇に費やしてたらいつのまにかこっちの時間が取れてなかったんですww


ゲームって時間忘れるよねw


殿下sideを書いてみました。上下編になりますので本編はもちょっと先になります。

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