表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/3

第二話「小笠原帝国誕生」

今回は少し本文が短くなってしまいました。お許しください。

紀元前9963年、3月9日午前5時26分(小笠原暦)、初代太閤没

翌、3月10日二代目太閤にシトウ殿下が着任、国名を「小笠原国」から「小笠原帝国」に改名した。

晴れて太閤となったシトウは、ある1つの作戦の実行を決定した。その名も、「関東上陸作戦」である。上陸のために用意した軍事力は以下の通り。

大型戦艦(木造)2隻


上陸兵力 三個兵団(一個団15人)

これほどの兵力の投入には、訳があった。関東地方にはまだ、小笠原人と同じ知能を持った人類がいる可能性があったからである。

3月15日、作戦決行当日

「何!?関東地方から通達が来ただと?」

シトウは大声を出した。

「は、はい。間違いありません。」

「それで、なんと言ってきているのだ?」

「はい。『我々関東人は、貴国の小笠原帝国に編入を希望するものである。どうか良い返事を待っている。』」

「間違いないのか?」

「はい、その証拠に関東地方で採取した『イオウ』と言うものを献上してきました。」

「イオウ?なんだそれは?」

「なんでも火を付けると燃えるものだそうです。」

「火を付けると?なるほど。」

「ところで、派遣の件、いかがなさいますか?」

「・・・三個兵団を二個兵団に減らして、派遣は行う。」

「分かりました。」

そう言って、部下は下がっていった。

「・・・関東人、か。」

こうして、小笠原帝国の日本列島進行作戦は開始された。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ