精霊と妖精族
政治の話の合間に、息抜きも兼ねて幻想世界の話をしましょう。
ほとんどの幻想世界では神がいて、悪魔がいて、精霊や妖精、我々現世人類とは違う人々がいることが多いですね。
他にも狂暴な怪物や、強力な魔獣、幻獣と人知も及ばない存在が目白押しです。
これまで、半妖精族のエルフelfやドワーフdwarfを採り上げて来ましたので、今月は妖精族や精霊について考察しましょう。
妖精と訳される単語にはフェアリーfairy、スプライトsprite、ピクシーpixie、ブラウニーbrownieなど、ヨーロッパの伝承に現れる妖精たちもいますが、概ね悪戯好きで、人と関わらない存在でもあります。
但し、ブラウニーは家事を手伝うこともあり、そうした妖精の中には靴職人でもあるレプラコーンLeprechaunも入ります。
妖精たちの王はオベロンOberon、女王はティターニアとされていますが、実際には女王の名前は別にあるようです。
精霊はいわゆる四大元素やその他の自然現象、事物を擬人化したものと捉えれば良いと思います。
それぞれの世界観に合わせて妖精や精霊の性格付けを行い、登場させるのが良いですね。
拙筆では精霊天使として、天使族の最下層に組み込む世界観を設定しています。