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なんか高魔力なんだそうです。  作者: 蝕麗蒼紅
6/24

第6話 騒動

なんて書こうか悩んだ結果、こう書くことにしました。


2021.7.13 追記 二人は顔を見合わせる。を追加

↠珍奇な魔法集↞

--対象をくすぐる呪文 "我が魔力を以て彼の者を刺激し、笑わせよ"

--対象を転ばせる呪文 "HeyYou、そこ気ぃつけな、オレサマのトラップが炸裂するぜ!"

パタン

↠魔法記録集↞

--最も長い詠唱 "我が覚悟、我が力と身を伴い、以て我が先祖であり、英霊である勇者クレオよ、その力に依りて森羅万象の理を捻じ曲げ、数多の想いを源とする力をもその身に宿し、放て!!"

【 】

魔法名は塗りつぶされている…

--最も短い詠唱 "力を!!"

【フォース】

シンプルだなぁ…。

--最も役に立たない魔法 【シーレンス】『一定時間声が出なくなる』"我が声を枯らせ"

変なもんがあるものだな…。

[ここには参考になりそうなものは無さそうだ。次に行こう。]

コクリと頷くコレット。本を戻し、次のフロアに向かう。が、そこで邪魔が入る。

「よお兄ちゃん、見たとこ冒険者だろ?御大層なもん持ってんじゃねえか。」

言われて視線を追うと、白障石と武器に辿り着いた。

[あんたらは?]

「おいおい、喋ればいいじゃねえか、ここは声量制限:1(いち)だぜ?」

「そんな制限厳しくねーんだから喋ればいーんだよ。」

もう1人が続ける。

[あんたらは?]

欲しい答えが帰ってこなかったので、もう一度問う。

二人は顔を見合わせる。

「トウヤとセージだ。」

「そんなことしてねーで喋ろーぜ。」

[まだ魔力の制御が出来なくてな。]

2人が一瞬ニヤリとして顔を見合わせる。

「なあ、その石と武器くれよ。」

「あんたらにはもったいない代物だ。」

[無理だ。(白障石を指さして)コイツがないと字が読めないし、(武器を指さして)こいつらは邪呪が掛かってる]

「「んなこた知らねえよ、さっさと寄越せ!」」

強奪された。どうしよう。

「へへっ、いただきー。…うあっ!?」

片方が剣と白障石を落とす。

「どうした!?がっ!!?」

もう一方も杖を落とす。

「「痛ってぇ!!」」

[颼彌さん、読んでください↠だから無理だって言っただろ?↞]

「だから無理だって言ったろ?」

「「…んだこらぁ!!」」

コツコツコツ…

「司書の間取(まどり)です、確認に来ました。」

「「「「…。」」」」

間取さんが指さす。

↠声量制限区画:1↞

「声量制限超過、及び特定場所における問題行動に関する確認です、応じていただけますか?」

「「お、おう。」」

「ああ。」

「ええ。」

「まず、(指さしながら)声量制限区画:1(あれ)についてはご存知ですか?」

「ああ。」

「知ってる。」

「一応は…。」

「ええ。」

「次に、大声を出した方はいますか?」

気まずそうに、トウヤとセージが挙手する。

「では、あなた方には公設注意:2です。」

「声量制限超過についての確認は以上です。特定場所における問題行動についての確認に移ります。」

次回戦闘シーンが挟まるかもしれません(挟むとは言っていない)

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