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麗爛新聞 四月号 編集後記
桜が舞い散り、出会いと別れを見送りました。
生命の巡りを感じさせる息吹は、また来年にも訪れる事でしょう。
貴方にとって、今立つ場所は始まりの場所になっているでしょうか。
きっとそうなっていると、私は信じています。
もしそうでなかったとしても、その手が新しい何かに向かって伸ばせる様に、応援したいと思います。
私は何かを始めたり、始めてもらったりする事が、前に進む大きな一歩になると教わりました。
季節が巡り巡って、もう一度この季節が起こった時に、思い残す事が無い様に、毎日を大切に積み重ねる事。
単純な様で難しく、そして一番大事な事。
今やろうとした事を、一年後の自分に胸を張って言える様に。
その始まりが終わりを迎えた時に、『始めて良かった』と思える様に。
そんな大輪の花を咲かせる季節の訪れを楽しみに願い、時を絶え間なく刻んで行きましょう。