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ネカマの弟に親友が恋しました  作者: 奈倉小町
彼はモテ期を愚考する
7/8

第5話 「部の奇人(鬼神)」

すいません

遅れました

「結衣ちゃん、部活何にした?」

「私?私は汗などかきたくありませんわ」

「そう?部活は青春なんじゃないのかな」

私は大和川高校の1年。七音寺さんとは中学で初めての友達なんだ。

「私は、結衣ちゃんはバスケ部のマネージャーがいいと思うよ」

「――あー」

「バスケ部のキャプテン、すごい格好いいらしい」

「私に合う男ですか?」

「うーん……」

「そういう貴女はどれに致しましたの?」

「バレー部!」

「――ふーん」

結衣ちゃんにはもっと友達が仲間が必要なんだと思う。私が言えたことではないけど……。

そんなこんなで昼休みが終わった。


**********


「後、100回!」

「…はっ……はっ…は……はぅ」

―なんか、違う……。

今日は体験入部とか、見学するはずだったのに……。

なんでこんな……はぁ……はぁ…はぅ…練習に……。

「大変だね……ふふ……朝比奈先輩に見つかったらね……ふっ」

「おいっ、お前も後150回!」

「え……」

先輩、御愁傷様です。

「は……きゅ……96っ……97っ……」

「86、87、88、89、90、91、92」

「せ……先輩…はっ…早い~」

バレー部、辛すぎです。


**********


「今日はここまで」

「「ありがとうございました!!」」

部活終わった~。

「ふぅ」

「ふふ……部活の鬼神はこんなもんよ」

「―――え?」

「あんた、知らないの?朝比奈先輩の二つ名」

「はい……」

「部をベスト8に導いた立役者、スパルタ式の練習」

「……」

「部活の奇人は伊達じゃない」

「はぁ……」

「ほら、見てみ」

「え?」

後ろを振り返ると、さっきまでのが嘘のような眼鏡に部の先輩に謝っている朝比奈先輩……。

「さっきは厳しくしてごめんね」

……えええええええっっっっっっっっ!

「……え…え?」

「朝比奈先輩は部活以外ではあんな感じなんだ」

「――はぁ」

もう、わけわかんなくなっちゃいました……。



『私』の名前が決まってません。

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