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侯爵令嬢は手駒を演じる  作者: 橘 千秋
第一部 ローランズ王国編
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01話 その日少年は運命と出会う

手さぐりで拙い部分が多いと思いますが、暇つぶしに読んでいただけると嬉しいです。


短いです。

 「はい、どうぞ! わたしに勝った記念にプレゼントだよっ」


 少女は満面の笑みで一枚の紙切れを渡す。

 それを受け取り目を通した少年の顔は微笑みの仮面を外し、驚愕を露わにする。


 「                           」


 次に発した少女の言葉に、少年は生まれて初めて己の敗北を知る。

 放心している少年を尻目に、少女は「さようなら!」と元気よく言うと手を振りながら路地へと消えた。

 慌てて少年が追いかけるが、路地の先には少女の姿はなく、人々の喧騒が広がるだけだった。


 ――少年はただ紙切れ(手がかり)を強く握りしめた。







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