童謡
掲載日:2026/09/19
先行きの無い僕は
また自分の古傷をほじくり回して
明るい僕の邪魔をする
せっかく楽しく過ごしてたのに
また一からやり直し
一人が好きな僕が嫌いな僕は
孤独に死ぬ勇気はないから
出来るなら誰かと結婚して
誰かに自分の死を押し付けようとしている
人を愛したい 優しくなりたい
そんな童謡を高らかに唄いながら
「君だけが特別じゃないよ」
「君はずっと恵まれているよ」
解ってる、また疑っている
不意に周りを見渡せば
携帯の小さな画面にまで
僕の知らないお伽噺が溢れてるから
また僕は一生懸命、誰かと比べてる
自分自身がハリボテで作った
自分を諦めさせるための常套手段
どうせ、まだ諦めきれないのに




