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【大賞受賞作】私を殺したのは、大魔法使い様ですか?~あなたがくれた幸せの呪い~  作者: 花澄そう


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学園最年長2


「……エルバード?どうしたんですか?」

顔色が悪い……


「あ……いや……大丈夫だよ」

そう言って、こめかみに手を添えるエルバードは全く大丈夫そうには見えない。


「まさか……また来るのか?……もう?」

ぼそっと漏れたその声に「えっ……なんですか?」と聞き返すと、エルバードは「ああ、なんでもないよ……」と誤魔化ごまかすように笑った。


引きつるように笑うエルバードに、絶対に何かあるとは思ったけど、必死で隠す姿にそれ以上聞く事は出来なかった。

『学園最年長』はここまでになります(^^)/

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