~記憶~
ワタシには、小さいころの記憶がナイ、コレを他人が聞けばカナシキコトなのかもしれない…だが私が今している任務は、ヒトヲケス……いや殺すとゆう任務……ワタシハ売られた…人身売買されたらしい、まあ今さらだヒトヲ殺すコトなどもうどうでも………
【過去】
ワタシハ誰……
「あなたは、●●よ私の大切な大切な●●●、だ●●きよ●●」
ダレ?コノ声は………
「おい!」
『う…ん……』
「チッ、やっと起きたか……俺に面倒なことさせんな!」
バコッ
『うっ……』
「この糞ガキがっ!!」
ボコッ
『うっ……』
「チッ、つまんねぇ~な……」
「おいルガ!」
「何だよ!バージ!」
「ソイツの名前が決まった……」
「!!……ずいぶんと早いな、で名前は…」
「ソイツね名は…………零だ…」
「零………ふっ……クックックッ…これから俺がコイツの……ハッハッハッ…」
「おぃルガ、ソイツの面倒を見るのはお前じゃない……」
「!!…何でだよ!」
「理由か……お前わかってりだろ。お前が面倒みてきた奴らはほとんどシンデルダロ……」
『……(死……ココニイタラ死ぬの…かな……コロサレル?……私に…私に…生きてるイミなんて………アルノ?)』
私は、他の子どもとはどこか違ったらしい……死というものを……人を殺すということを…………恐れていなかったという……だがバージだけがそれは違う…と言う……違ったと言う……
「小さい頃のお前は、感情を持たないかのような顔をしていた……今と同じよいに………」
こんな事をよくバージに言われた……
だが、こんな私にもあの歌を歌っている時だけが安らぎの時であった………