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貪り果たした先には  作者: 中川凪
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繰り返しても

フライドチキン食べたい。

土砂降り中、誰かが僕に水を与えた。350mlしかない、350mlもある水だけど胸が潤った。

僕は我を忘れて雨と混濁した水を喉に流した。

「う、ヴんう」

 喉慣らし差出人にはぎこちなく頭をさげた。アスファルトが対面する。

下げても上げても今見てる景色と変らないな。荒々しくて濡れてて黒い。嫌になってきたな。


土砂降り中、誰かが僕にフライドチキンを与えた。油が乗っていて美味しそうだ。僕は見惚れた。

油でてかったフライドチキンに。我に戻った。油まみれだったフライドチキンは雨滴っていた。

後悔の一言に尽きる。

僕はその酸性雨塗れのフライドチキンを必死に口に詰め込んだ。ベチャベチャだ。気持ち悪い不愉快な味だ。

「う、ヴんう」

喉慣らしをし差出人にはぎこちなく頭をさげた。またもやアスファルトが対面する。

下げても上げても今見てる景色と変らないな。荒々しくて濡れてて黒い。嫌だな。



土砂降り中、誰かが僕に水を与えた。350mlしかない、350mlもある水がまたもや僕の

胸を潤した。

僕は我を忘れて雨と混濁した水を喉に流した。

「「う、ヴんう」」「「ありがとう」」

喉を鳴らしぎこちなく頭を下げ。今にも消えてしまいそうなか細い声でお礼を言った。

アスファルトが対面する。やっぱ下げても上げても変わらないね。こんなものに支えられて

立っているなんて皮肉なものだ。僕はアスファルトから目線を外さず対面したまま固着した。

未だに差出人はわからない。、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、。


土砂降り中、誰かが僕にフライドチキンを与え、、無我夢中で無理矢理奪った。美味しい。

フライドチキンはサクサクに限る。

「「う、ヴんう」」「「ありがとう」」

ギドギドの手を気にしながらも喉を鳴らして頭を下げお礼を言った。

アスファルトが対面する。変わらない。

僕はアスファルトから目線を外さず対面したまま固着した。

未だに差出人はわからない。、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、。





















たこ焼き食べたい。

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