表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
赤名の狩猟者  作者: ライ
3章「PvPイベント」
99/430

久しぶりの集合

「ピロン」


私がログインするといつものようにワネストの噴水前に出てくる。それと同時にメールが2通届いた。メールの内容としては1通目がビーナッツさんで装備の宣伝はしない様にとのお願い。もう一つはクオンで今日は一人で行動するとのことだった。


「最近はクオンと一緒にきついところでレベル上げしてたからな。今日は一人で頑張るか」


私がそう言った後にいつも向かっている東の森へと移動していく。


「もうここら辺はあまり強くないから、さっさと奥に行くかな」


そのまま奥へと駆けていくと木の密度が高くなっていく。そのまま奥まで行くと別なエリアとなった。

ここは地図でいうとゼロの街南東に位置する月光の密林というフィールド名の場所だ。私が密林に足を踏み入れたところで危険察知が反応する。だけどここに来たのは初めてではないので横に飛んだ後にナイフを投げる。

すると上から奇襲を仕掛けてきた蛇にあたる。そのままもう1本を持ち蛇に刺さったナイフを回収しに行く。回収する際に横に切り裂くことでクリティカルが発動してそのままポリゴンとなる。


「入って来て早々これは幸先良いな。さぁ、どのぐらい楽しめるかな」


私はそう言った後に種族特性である獣化を発動させて密林の中を移動していく。道中にあったムーンウルフやクレセントベアなどは鉄の爪で切り裂いていく。そして今の行けている範囲での最奥である川が見えてきたところで木の上に登っていく。そこで獣化を解き川の様子を見ることにした。


「やっぱりあいつがいるか」


私がそう呟きつつ川の方を見ているとそこには川からワニが出てくるところだった。

以前鑑定してみたところ、クロコダイルというわかりやすい名前だった。レベルとしては20。今の私よりレベルが高く楽しめそうなんだけど・・・。


私がそう思っているとクロコダイルから離れたところにクレセントベアが近づいているのがわかった。だけどある一定まで近づいたところで川の中から別なクロコダイルが飛び出してきて喉元に食らいつく。そのまま首を振ることでポリゴンとなった。


「川の中にわんさかいるのが面倒なんだよな」


以前ここまで来たときにクオンと一緒に戦ったのだが次から次へと川の中から出てくるものだから仕方なく撤退したのだ。


「まぁ、レベル上げもかねてやってみるか」


私はそう思い下に降りてから戦いに行こうとしたところでメッセージの通知が入る。


==================

クリン:今から東西のボスを倒し行くけど赤名も一緒に来る?

赤名:どうしようかな・・・。

フレイ:私やエリちゃん、アレックスさんも一緒に行くよ

赤名:その面子だと今行かないと私一人になるのか。よし、行くかな。帰るまでに時間かかるからちょっと待ってて

クリン:はーい

フレイ:それじゃ、ゼロの街の噴水前で待ってるね

==================


そう言われたので予定を変更してこの密林から帰ることにした。帰りは息と同じように爪を装備して獣化状態で走っていく。

そして密林から出たところで獣化を解き双剣ではしっていくことにした。


そうしているとワネストへと到着して噴水からゼロの街へと転移する。


「お待たせ」

「おっ、来たな」

「こちらではお久しぶりです」


ゼロの街に到着するとそこには既にみんなが揃っていたのでそのままパーティを組んでから最初に東へと向けて移動していく。


「そういえば私たちのパーティ滅入ってないよね」

「そういえばそうだね」

「何かいいのってありますか?」

「う~ん」


私たちが頭を悩ませているとアレックスがおもむろに口を開いた。


「そんなものVR同好会でいいじゃねぇか」

「それはない」


アレックスの提案を私は一蹴してから考えていく。そして一つの案が出たのでそれをみんなに伝える。


「『深紅の矢羽根』なんてどうかな」

「悪くはないけどそれって中心自分つがエリちゃんだって思われないかな」

「む・・・無理です。私が中心人物って誤認されるなんて・・・」

「これじゃだめだね」

「それじゃこの中での中心人物っていうと誰?」


クリンは私を見ながらそう言いってくる。ほかの面々も同じように私に視線を向けてきた。


「それなら『赤い剣線』だとアレックスさんの武器のイメージだし。赤名か・・・『レッドテイル』?」


クリンガそう言ったところで私以外の全会一致で私たちのパーティ名は『レッドテイル』に決定した。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

※()内は装備による上昇率。なお体力や装備可能重量に加算はない

名前:赤名 Lv:17

種族:獣人(猫)


装備

武器:チタンの仕込み双剣

頭:三日月熊の額当て

胴:三日月熊の胸当て

腕:三日月熊の肘当て・指ぬきグローブ

足:三日月熊の膝当て

靴:三日月熊のサンダル

アクセサリ:月虎の首飾り


★STR:51(+33)

★VIT:49(+65)

INT:27

MND:27

★AGI:50(+10)

DEX:27(+10)

LUC:27

★RES:46


スキル

双剣:Lv14、双剣術:Lv12、STR強化:Lv15、AGI強化:Lv15、投擲:Lv11、

危険察知:Lv10、認識阻害:Lv8、収納ボックス:Lv7、暗視:Lv10、格闘:Lv10

鑑定:LV8


残りスキルポイント(19)

残りステータスポイント(0)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ