レギュレーション決め
イベント告知のメールが届いて一週間後の土曜日私は学校の視聴覚準備室に集まっていた。そこには既に同好会メンバーが全員集まっており斧塚先生を待っている状態だった。
「ねむい・・・・」
「奈々先輩昨日いつまで起きてたんですか?」
「う~ん2時ぐらいから」
「奈々寝てていいよ。先生来たら起こしてあげるから」
頭がぼーっとしながらも恵梨香ちゃんと話していると隣に座っていた凛にそう言われてしまう。そのまま優しく頭を撫で始めたのでその気持ちよさに船をこぎ始めてしまった。
「・な・・・・・よ」
「・な・・・先生・・よ」
私がまどろんでいると誰かが何かを言いているのが耳に届いてくる。だけどそのまま放置していると私の眠りを妨げるようにほっぺが引っ張られる感覚が・・・。
「うにゃ?」
「あっ、起きた。奈々、先生来たよ」
「赤羽、大分無理しているようだな。今日は休日だから何も言わないが授業中にはやるなよ」
「ひゃ~い」
私が目を覚ますと凛に私のほっぺを引っ張られながら返事をする。そして私の意識がある程度覚醒したところで斧塚先生は話し始めた。
「赤羽も起きたことだし来週予定されている決闘イベントと言っているがまぁPvPイベントだな。これについて話していこうか」
「「「はい」」」「は~い」
私以外のみんなはしっかり返事しているが、私はまだ少し眠気が残っていることもあり間延びした返事をしてしまう。それを受けて斧塚先生も苦笑は浮かべるも話を続ける。
「まず、このイベントの本題の決闘に参加する奴は赤名と俺のほかにいるか?」
「なんで私に聞かないの?」
「お前は先週から睡眠時間削りながらゲームやってるだろ。まだ授業に影響は出てないからいいものを」
「うぐっ」
斧塚先生に指摘されてしまい続く言葉が出てこなかった。そうしている間にも恵梨香ちゃんが参加の意思を示した。それを見た先生はホワイトボードに名前を書く。
そうしたところで「ガタッ」と凛が席を立った。そして斧塚先生の前まで行きホワイトボードに書いていく。
「公式から正式に情報が発表されたよ」
それを聞いた私たちは凛の言葉に意識を集中する。
「まず、レギュレーションでいいのかな?レベルで【10以下】、【10~20】、【上限なし】の3つがあるみたい」
「上限なしってそんなに人が集まるの?」
「そうだね、それについてはどうなるかはわからないけど今のところ3人はほぼ確定で上限なしだろうね」
凛はそう言いながら私の方に目を向けてくる。それを意味してるのは私も上限なしになるということだった。
「そうだね、私とクオン、ドロップさんは上限なしになる」
「奈々ちゃんそこまでレベル上がったの?」
「今で17かな。だけどドロップさんがこの前戦った時で既に20レベル付近だったはず。だからドロップさんともう一回戦うには上限なしを選ぶしかないんだよね」
「橘、もしレベル12の人が10以下を選んだらどうなるか書いてあるか?」
「ちょっと待ってね・・」
凛はそう言いながら自身のスマホを下へスクロールしていく。そして見つけたのかスマホの文字を読み上げるようにして教えてくれた。
「え~と、『レギュレーションレベル以上の参加者は当時のレベルのステータスで参加していただきます』だって」
「なるほど。ということはギリギリにエントリーする必要はないんだな」
「だけどエントリー後に変更はできませんって回あるね」
「わかった、早すぎても駄目といことか」
斧塚先生はそう言った後にホワイトボードに書いた名前の横にいくつか書き込んでいく。私の横には無差別、斧塚先生の横には20と書かれている。そこまでしたところで恵梨香ちゃんへ話を振った。
「西野はどうする?」
「う~ん」
エリちゃんが少し考えていたので私から助け舟を出す。
「恵梨香ちゃん今のレベル教えてもらっていい?」
「レベルですか?今は8レベルぐらいですね」
「なるほどなるほど、そして恵梨香ちゃんのログイン状態だと・・・20だとちょっときついかな、予想だとあと1週間で頑張って12か13ってとこだと思うよ」
「それなら10以下で参加します」
私がアドバイスしながら恵梨香ちゃん含め私たちの参加するレギュレーションがある程度決まった。
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※()内は装備による上昇率。なお体力や装備可能重量に加算はない
名前:赤名 Lv:17
種族:獣人(猫)
装備
武器:チタンの仕込み双剣
頭:三日月熊の額当て
胴:三日月熊の胸当て
腕:三日月熊の肘当て・指ぬきグローブ
足:三日月熊の膝当て
靴:三日月熊のサンダル
アクセサリ:月虎の首飾り
★STR:51(+33)
★VIT:49(+65)
INT:27
MND:27
★AGI:50(+10)
DEX:27(+10)
LUC:27
★RES:46
スキル
双剣:Lv14、双剣術:Lv12、STR強化:Lv15、AGI強化:Lv15、投擲:Lv11、
危険察知:Lv10、認識阻害:Lv8、収納ボックス:Lv7、暗視:Lv10、格闘:Lv10
鑑定:LV8
残りスキルポイント(19)
残りステータスポイント(0)
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