装備の依頼
ビーナッツさんとドロップさんの2人とフレンド登録をしてから部屋を出ようとしたところでドロップさんが声を掛けてきた。
「ねぇ、赤名。装備出来たら連絡してくれる?1回闘ってみようよ」
「わかりました。それまでにレベルも上げておきますね」
「それは大丈夫。決闘システムでレベルを最低レベル者に合わせることもできるから」
「それでもできる限り本気のドロップさんと闘いたいので」
私がそう言うとドロップさん満足そうに笑ってからビーナッツさんのところに戻っていった。
ビーナッツさんと別れた後に私はアルさんのところに素材を納品しに行くことにした。
「ドロップさんとビーナッツさんは人間だからパラメータは私の方が高いはずだけどたぶんそこじゃないよね。特にドロップさんは」
私は整理するためにブツブツとつぶやきながら歩ていると気づけばアルさんのお店の前に到着していた。私はそのままお店の中に入っていく。
「アルさん、素材集まりました」
「お疲れ、さっそくで悪いが渡してくれるか?」
私がアルさんを呼ぶと奥からアルさんが出てきた。なので毛皮を必要数アルさんへ渡した。そのついでに森で最後に戦ったトラからドロップしたモーントタイガーの毛皮を見せる。
「アルさん、これで何か作れる?」
「この毛皮はモーントタイガーか・・・」
アルさんはそう言ってから気まずそうにしながら頬を掻く。
「悪いがここまで来ると俺だと厳しいな。できなくはないが地元の職人のほうが使い慣れてる分良いのが作れると思うぞ」
「それならクレセントベアもそうじゃないですか?」
私は気になったのでアルさんに聞いてみるとアルさんは事情を説明してくれた。なんでもクレセントベアは多くはないにしてもまだ持ち込みをしたり行商人が持ってきたりで使う機会はあるようだけどモーントタイガーは姿を現すこと自体が少なく戦闘力も高いこともあり狩られることはあまりないとのことだった。
「そっか、それなら仕方ないかな」
「悪いな」
「いや、こっちも無理言ってるから大丈夫だよ。それじゃ防具の剣はお願いします」
装備作成中だったアルさんとの話を切り上げてお店から出る。そしてワネストで職人を探そうとしたところでさっき別れたビーナッツさんから連絡が入ったので、再び生産ギルドの生産スペースへと行きビーナッツさんの借りている部屋を開けた。そこには椅子に座ったビーナッツさんと床に倒れたドロップさんがいた。
「赤名ちゃんごめんね、いきなり呼び出して」
「いえ、それでどうかしたんですか?それとドロップさん大丈夫ですか」
私が訊くとドロップさんは手をふらふらさせながら答えてくれた。ビーナッツさんは倒れているドロップさんと放置して私に再び読んだ理由を語ってくれた。
「ドロップから聞いたけどモーントタイガー狩ったんだって?」
「そうですね、それがどうかしたんですか?」
「その毛皮私が加工したらダメかな?」
ビーナッツさんは私に聞いてきたので少し考えた後にビーナッツさんにお願いすることにした。
「いいんですか?これからワネストに行って加工してくれる人捜そうとしてたんですけど」
「いいよ、ドロップの相手をしてくれたお礼っていうのもあるし。装備に差が出てもいけないでしょ」
「それじゃお願いします」
正直この後ワネストで加工職人を探すのも億劫だったということもありビーナッツさんにお願いすることにした。その後は新装備の見た目を説明した。それを聞いたビーナッツさんは少し考えた後に口を開いた。
「それならほしいんはアクセサリかな?」
「はい、アクセサリでお願いします。」
「見た目に何かこだわりある?」
「いえ、特にないのでお任せします」
私は素直にそう言った際にぶるっと寒気がしたが気のせいと考えて素材を渡す。
「了解、それなら明日のこの時間にまた来てね。それまでに作っておくから」
「わかりました。来る前に一度連絡入れますね」
「わかったよ」
素材を渡すとビーナッツさんは受け取った。それを確認した後に部屋から出て今日はログアウトすることにした。
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名前:赤名 Lv:12
種族:獣人(猫)
装備
武器:仕込み双剣
頭:狼革の額当て
胴:狼革の胸当て
腕:狼革の肘当て・グローブ
足:狼革の膝当て
靴:狼革の鉄板入りブーツ
アクセサリ:
★STR:33
★VIT:29
INT:22
MND:22
★AGI:32
DEX:22
LUC:22
★RES:28
スキル
双剣:Lv10、双剣術:Lv9、STR強化:Lv11、AGI強化:Lv11、投擲:Lv7、
危険察知:Lv7、認識阻害:Lv3、収納ボックス:Lv5、暗視:Lv6、格闘:Lv7
鑑定:LV2
残りスキルポイント(14)
残りステータスポイント(24)
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