ワネスト周辺
ドロップさんと別れた後に私たちはドロップさんがきた北側の門から外に出た。そして周囲に魔物がいないかを確認すると、町から少し離れたところに一本の角を生やした灰色のウサギを見つけたので指をさす。
「まずあれを倒そうか」
「ん?どれどれ」
クリンはそう言った後に私が指さした先にいる角を生やしたウサギを見た後にウサギから目を離して手元を見ている。きっと鑑定の結果を見ているのだろうと思い、警戒しながらクリンの様子を見ていると、必要な情報をまとめ終わったのか鑑定の結果を伝えてくれた。
「名前はグレーホーンラビットだね。ここら辺の主なお肉や毛皮が使われるらしいよ」
「へぇ、そういう名前なんだ」
「赤名って鑑定スキル持ってないの?」
「持ってないんだよね」
「言いたいことはあるけど向こうも気づいたから後でね」
私がそう言ったところで向こう側も私たちに気づいたのかこちらに向けて走ってくる。私は向かってくる体をクリンの方にずらしてウサギの体当たりを躱す。そして横を通り過ぎるタイミングで猫の爪を出してからウサギに攻撃を加える。
「【スタンクロウ】」
私はスキルでウサギの横合いから殴り飛ばす。ウサギはいきなり横合いから攻撃を受けたことにより体制を崩して地面を転がっていく。そこにクリンがアクアランスを使う。
アクアランスは気絶したウサギの首に刺さるもウサギを倒しきることができなかった。
「やっぱり体力高いね」
「まぁ次の町だしね」
私の言葉にクリンも返してくる。
一方ウサギは首にアクアランスが刺さったことによってスタン状態から回復してこちらに視線を向けてきた。私はウサギに向けて走っていく。そして走ってくるウサギの横合いから蹴り飛ばした。その際に足の爪にウサギの首筋に突き刺さった。その一撃がとどめとなりウサギは消えていく。
「これは集まると手ごたえありそうだな」
「最近あまり楽しそうじゃなったもんね。トンファやクオンと闘ってた時ぐらいじゃない?」
「あぁ、気づいてたのか」
「まぁね、闘っているときのテンションあまり高くなかったし」
「ハハハ」
私はそんなクリンに対し乾いた笑いしかでなかった。
そんな私にクリンは頭に手を乗せて撫でてくれる。
「私たちの進行に合わせなくてもいいんだよ、まぁ一緒に遊べたらうれしいけどそこはイベントとかで一緒にできれば良いし。これからみんな行きたい方向は変わってくると思うしね
「ありがとう。でも今日はクリンと一緒にここで狩りする」
私はクリンにそう言って笑って返す。クリンは私を一度ぎゅっと抱きしめた後に離れてから狩の続きをすることにした。
そして今日の部活としてのログインが終わりを迎えた。
そして終わり際に私はみんなに宣言することにした。
「私、ドロップさんを追ってこれから南を中心に攻略していくから」
それを聞いたみんなは苦笑していたり、納得したようにうなずっていたリしていた。それに合わせてみんな行きたいところを伝えていく。
クリンは毛皮のこともあり南にフレイは鉱石系の関係で北を中心に活動をしていくこととなった。恵梨香ちゃんと斧塚先生はそれぞれ好きなところで活動するけどだいたいクリンかフレイの助っ人として動くことにしたようだ。
ウサギを倒し終わった後にクリンから鑑定を取らされたのは別の話。
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名前:赤名 Lv:12
種族:獣人(猫)
装備
武器:仕込み双剣
頭:狼革の額当て
胴:狼革の胸当て
腕:狼革の肘当て・グローブ
足:狼革の膝当て
靴:狼革の鉄板入りブーツ
アクセサリ:
★STR:33
★VIT:29
INT:22
MND:22
★AGI:32
DEX:22
LUC:22
★RES:28
スキル
双剣:Lv10、双剣術:Lv9、STR強化:Lv11、AGI強化:Lv11、投擲:Lv7、
危険察知:Lv7、認識阻害:Lv3、収納ボックス:Lv5、暗視:Lv6、格闘:Lv7
鑑定:LV2
残りスキルポイント(14)
残りステータスポイント(24)
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