お昼休憩
「君たちが2番手だよ」
そう言ってワネストの奥から腰に剣を差した水色のショートヘアの女性が歩いてきた。私はその女性に警戒しつつ言葉を返す。
「あなたは?」
「警戒しないでよ。ぼくも同じプレイヤーなんだから」
「ということはドロップさんですか?」
「そうそう」
彼女が同じプレイヤーと言ったとこでクリンが彼女が誰かを言い当てた。それに対しドロップさんは笑いながら返してくれる。
「それにしてもこの世界は微妙にゲーム感が抜けないところあるよね」
「そんなことないと思うけど」
「そう?さっきの男の子とか明らかにおかしいと思わない」
「あぁ、そういうことか」
ドロップさんがそう言ってくるが私たち子どもはいまいちぴんとことなかった。だがアレックスは思い当たるところがあったようだ。
「アレックス、どういうこと?」
「お前たちは外から来た人たちにここはどこどこですよって行ったりするか?」
「そんなの言うわけないじゃん」
アレックスの問いかけにクリンは口をとがらせて返す。だがドロップさんは笑いながら返してくれる。
「うんうん、そういうことそういうこと。でもそれは仕方ないところではあるんだよね」
「そこはゲームだから仕方ないだろ」
「そうですよね」
アレックスとドロップさんがそう話している横で私とクリンの2人で頭をかしげているとフレイとエリちゃんの2人が説明してくれた。それで私とクリンは意味を理解して納得した。
「それはそうとあなた達の中で一番強いのって誰?」
ドロップさんがそう言うと全員が私の方を向いてくる。
「へぇ、君が一番強いんだ。ちょっと手合わせしない?」
「えっ、大丈夫ですけどそろそろお昼」
「えっ!?うそっ。遅れたら怒られる。ごめんさっきの話なしで」
ドロップさんそう言った後に急いでログアウトしていった。私たちはそんなドロップさんを見送った後に村の中央にある女神像に触れるとよくある街ごとのワープができるようになった。
私たちはそれを確認した後ワネストの探索を個人でするととにして一旦ゼロ街へと戻った。
その後私たちも昼食をとるためにログアウトする。
「ん~」
ログアウトした私は体を伸ばして筋肉をほぐす。そうしていると他のみんなはお弁当を取り出して昼食の準備を始める。私も少し遅れながらもお弁当を取り出した。
「それにしてもドロップさんって何者なんだろう」
「さぁ、奈々は何か気づいた?」
「気づいてたらこんなこと言わないよ」
私のぼやきに凛が堪えてくれる。だけどわからないことに変わりはなく。もやもやした気持ちのままお昼は過ぎていった、
(いつか戦うことになるのかな)
私がそう思いながらぼーっとしていると凛がログインしないのと言ってきたので、私は急いでトイレなどの長期ログインの準備を整えてからログインする。
ログインするとそこには午前中より人通りが少なくなったゼロの街があった。
「歩いている人少なくなったね」
「そうだが、ドロップの話を聞く限りではガウルの攻略はもう少しかかるだろうな」
「ということはみんなレベル上げかな」
私とアレックスでそう話していると噴水が光はじめ一つのパーティが水の中に落ちる。
「くそ、なんで弱体化したボスに勝てねぇんだ。あのクソガキに俺たちの実力を見せつけてやろうと思ったんだが」
そう言いながら戻って来たのは昨日私に喧嘩を売ってきたプレイヤー達のようだ。そのプレイヤー達は私が目に入ったのかこちらにやってくる。
「お前たちも弱体化ボスにやられて作戦会議か?」
「まさか、あんた達と違って私たちは突破してるよ」
私がそう言うと男たちは悪態をつきながら去っていった。
それを見ていたクリンとアレックスはため息をつく。その後私は二人から説教を受けることになった。
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名前:赤名 Lv:9
種族:獣人(猫)
装備
武器:仕込み双剣
頭:狼革の額当て
胴:狼革の胸当て
腕:狼革の肘当て・グローブ
足:狼革の膝当て
靴:狼革の鉄板入りブーツ
アクセサリ:
★STR:30
★VIT:26
INT:19
MND:19
★AGI:29
DEX:19
LUC:19
★RES:25
スキル
双剣:Lv8、双剣術:Lv8、STR強化:Lv8、AGI強化:Lv8、投擲:Lv5、
危険察知:Lv5、認識阻害:Lv3、収納ボックス:Lv4、暗視:Lv5、格闘:Lv5
残りスキルポイント(5)
残りステータスポイント(6)
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