新たな同好会メンバー 後編
ログインする前に確認しておきたいことを確認するために恵梨香ちゃんに確認する。
「実家が弓道の家元っていうのかな。それなら家で練習できるんじゃないの?」
「まぁ、本来はそうなんですけど母さんからもっと経験積めって言われちゃって」
「それはなかなか厳しいね。でもゲームでも大丈夫なの?武器によるみたいだけど」
凛が携帯を見ながら恵梨香ちゃんに聞いている。その体勢に恵梨香ちゃんは少しむっとした表情をしておりそれを見た凛が慌てて弁解している。
「橘先輩、人と話してるときに携帯弄るなんて態度悪いですよ」
「あぁ、ごめんごめんOSOの掲示板見てたんだ」
「掲示板ですか?」
凛が謝りつつ恵梨香ちゃんに掲示板を見ていたことを伝える。それに対し恵梨香ちゃんは掲示板についてよく知らなかったようで首をかしげていた。
「えっとね、オンラインゲームでいう掲示板っていうのはプレイしているプレイヤーとかがゲームの情報を出し合ったり雑談したりしているところだよ」
「へぇそんなのがあるんですか」
「もしかしてオンラインゲームってやったことない?」
「はい、OSOが初めてです。テレビゲームはやったことあるんですけど」
「そうなんだ。掲示板見てると結構面白いよ。まぁそれは後でいいとしてさっき言ったように使うのに技術がいる武器は最低限使えるように動作補正が入るんだって」
「へぇ、そうなんですか。でも大乗場と思いますよ。アバター作った後に実際弓使ってみたけどそんな感じなかったですから」
恵梨香ちゃんがそう返答をする。それを聞いた私たちはゲームとリアルで感覚が狂うことはないだろうと考えて再びログインすることにした。その際に恵梨香ちゃんの方を見てみると私たちが座っているチェアタイプと違い頭に付けるタイプのVRマシンを使っておりどこから持ってきたのかソファに寝転がってログインするところだった。
それを見た私は斧塚先生に聞くことにした。
「斧塚先生。恵梨香ちゃんのVRマシンってチェアタイプにできないの?」
「いかんせん急だったからな。だが今ロキ社に確認しているところだ」
「それならいいけど」
私はそう返した後にログインする。
ログインするといつものように噴水広場に降り立つ。
周囲を見てみるとすでにクリンとフレイの2人が入っていたので合流する。その隣にリアルと同じ背丈のエリちゃんが立っていた。
そして私から少し遅れてアレックスが入ってくる。
「よし、みんな揃ってるな。それじゃどこ行くかって決まっているか」
「決まってないよ」
「そうですね、クリン先輩も今日からでしたっけ?」
「そうだよ。後ここでは敬語禁止の先輩禁止ね。リアル情報だから」
「はい、わかりました。口調は勘弁してください。癖になってるところもあるので」
エリちゃんがそう言ってクリンと話している。その横で私たちは行先を話し合っている。その結果連携を見るためにも東に行こうということになった。
「アレックスさんこっちはどんな敵が出るのでしょう」
「こっちは人型の魔物だ、だから連携を高めるにはちょうどいいんだ」
「なるほど」
エリちゃんは納得したのか弓に張った弦を確認に集中し始める。それを見て私は周囲の景色を楽しみながら歩いていく。そうしているとどこからともなく矢が1本飛んできた。
「ふんッ」
私と同様に気づいていたのか私と矢の間に割り込み受け止める。注意しつつ辺りを見渡したいると私の顔の横を矢が1本通り過ぎる。
「ゲギャ!?」
弓を持ったゴブリンが驚いた声を出して光の粒子となる。私も驚いて矢が飛んできた方を見てみると弓を構えて矢を放った状態で息を吐きだしているエリちゃんが居た。
「すごっ」
私がそう呟くとレイカとクリン二人とも唖然としていた。ただ一人この場で現状についていけているのはアレックスとゴブリンを射た本人であるエリちゃんだけだった。
「これなら背中任せられるかな。エリちゃん。今度は私が前に出て動くから私に当てないように攻撃できる?」
「わからないですけどやってみます」
エリちゃんは体の前で握りこぶしを作ってやってみるといってくれた。
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名前:赤名 Lv:7
種族:獣人(猫)
装備
武器:仕込み双剣
頭:
胴:
腕:
足:
靴:
アクセサリ:
★STR:22
★VIT:20
INT:17
MND:17
★AGI:22
DEX:17
LUC:17
★RES:21
スキル
双剣:Lv7、双剣術:Lv7、STR強化:Lv7、AGI強化:Lv7、投擲:Lv5、
危険察知:Lv5、認識阻害:Lv2、収納ボックス:Lv3、暗視:Lv5、格闘:Lv2
残りスキルポイント(5)
残りステータスポイント(12)
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