リメイク
OSOの正式版が発売された翌日、私たちは楠先輩に呼ばれて午前中から学校の視聴覚準備室に集まった。
「二人とも来てくれたね。今日の12時から正式版のサービスが開始されるからここで準備を終わらせちゃおう」
「そうはいっても私たちは終わってるよね」
「そうだね、だから凛ちゃんの分かな」
私たちがそう言って凛の方に顔を向ける。すると凛は頭に「?」を浮かべているようでこちらに顔を向けていた。
「マシンの設定なら終わったよ」
「えぇ、私結構時間かかったのに」
「さすが凛、飲み込みが早いね」
「もちろん、ゲームの声明書は見ないけどゲーム機の説明書はしっかり見るよ」
凛はそう言ってから、自身のマシンに座る。そのタイミングで少し落ち込んだ楠先輩が口を開く。
「それじゃ12時が正式サービス開始で11時半からキャラクリ開始だから昼食食べてからそれぞれ入っていこうか」
「「はーい」」
私と凛が返事した後にそれぞれが持ってきた昼食を取り出しこれからのゲームのことについて話しながらご飯を食べ始めていく。その過程で木になったことを凛に聞くことにした。
「そういえば凛って今回なんて名前にするの?」
「えっ、凛ちゃんこういうゲーム初めてってわけじゃないよね?」
「もちろん。だけどね、いっつも男性キャラでやってるから女性用の名前で固定の者がないんだよ。それにすぐに使えるってわけじゃないから」
「そうだよね、オンラインゲームって名前の重複できないしね」
「そうなんですよ。だから早い者勝ちっていうのが普通ですよね。なんで今回はクリンって名前にしようかなと」
「クリンか、なんかすぐ負けそう」
「えっ?どういうこと?」
「奈々、楠先輩がついてこれてないよ」
「そういうってことは凛は元ネタわかったんだね。さすが親友」
そんな話をしていると気づけば11時40分となっていたのでそれぞれログインすることにした。ログイン後の待ち合わせ場所はログイン場所である噴水広場としている。
なので私たちはそれぞれログインしていくことにした。
「赤名さんお久しぶりです」
私がログインするとそこには最初のキャラクリ時に会ったAIであるミオが立っていた。
「久しぶり、ミオ。さっそくだけど今の私はこの前のアバターでいいの?」
「いえ、ベースは前回のアバターで問題ないのですが正式版の導入に従っていくつか変更されました。例えばこれとか」
「ふにゃ!」
ミオがそう言っておもむろに私の頭の上に手を持っていく、それと同時に普段はないところを触られた感覚があった。それによって変な声が出てしまう。
「何、この感覚」
「これは、この後説明しますが種族によって作られた期間です」
ミオはそう言った後にパチンと指を鳴らす。そうするとキャラクリ時に見た姿鏡が生成された。それで今の私を見た。
「な・・・なにこれ」
私の困惑も納得で髪の色や瞳の色は依然と変わらず赤系統なのだが、頭の上にぴょこんと三角の髪色と同じく深紅の猫耳と背中でゆらゆらと揺れている尻尾が目に入った。
「まぁ、あとで説明しますが、ベータテスターの皆さんは前回のプレイを参考にしてその人の戦い方に会った種族をデフォルトとしています。もちろん変えることもできますが」
ミオが説明してくれるがアバターがかなり変わったことによって頭が認識を拒絶しているのがわかる。だけどこのままだと話は進まないので思考をリセットして話を進めることにした。
(相変わらずロキの運営はじゃ差しくないな。確か凛がほかのロキのゲームもやってたから聞いてみようかな)
そう思いつつも続きを促す。
「それで、ミオ種族変えても引継ぎ要素は変わらないの?」
「そこは変わりません。住人の方々はベータテストのときは仮の姿今回が本当の姿と認識されます。それに住人のAIはキャラクターIDでキャラクター認識しているので種族が変わってもだれかわからないということは防げます」
「うわぁすごいメタ発言。それは良いとしてステータスとかに変更があったら教えてくれる?」
「はい、テスターからの非難により3Dのステータスが消えました。後は変更ありません。後はステータスポイントとかの入手量、種族との兼ね合いでステータス上昇に必要なステータスポイントが変更されました」
「わかった、それじゃ種族から説明してもらってもいい?」
私がお願いしるとミオは笑顔で頷いて種族の説明を始めてくれた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
名前:赤名 Lv:-
装備
武器:
頭:
胴:
腕:
足:
靴:
アクセサリ:
STR:0
VIT:0
INT:0
MND:0
AGI:0
DEX:0
LUC:0
RES:0
3D:0
スキル
残りスキルポイント(-)
残りステータスポイント(?)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




