イベントの始まり
一通り確認を終えて3人で連携の確認が終わるとイベント前日になっていた。それまでの闘いの関係でレベルも2ほど上がっている。そのほかにもゴブリンの遺跡のボスも倒されたようだ。
「明日がイベントの日か。どうなるかな」
「まぁ何とかなるんじゃない?私たち行くのって北でしょ」
「そうだ。それにそのための練習はがっつりやってるからな」
「それじゃ明日の12時に噴水広場に集合で」
そう言って私たちは放課後の学校で話し合った後に帰路につく。この話をする前に凛へゲームを買うのかという斧塚先生からの確認が入ったりなどあったが今は意味がない。
そして翌日の昼、私はログインする。
「フレイにアレックスさん。こんにちは」
「おう、今日はお前が最後か」
「時間に間に合ったんだからいいでしょ」
「赤名ちゃんこんにちは」
そう話していると噴水の広場の上にモニタが出る。そして噴水の上に大きな舞台が出来上がった。そこに一組の男女が登場する。
「やぁやぁ、ベータテスト参加者の皆、参加してくれてありがとう」
「おぉ、主任が珍しくまともなこと言っている」
「かった苦しいのはこのぐらいしてベータ最初で最後のイベント始めるぜ」
「さっき言った私のセリフを返してください」
「まぁまぁ、クレハちゃん。イベントの時くらい無礼講でいこうよ」
「主任、あまりになれなれしく話しかけてくるとセクハラで訴えますよ」
「えっ、それってひどくない・・・」
「ほら、落ち込むのは良いので進めますよ」
クレハと呼ばれた白髪の女性と黒いスーツを着たちょび髭をはやした男性がそんな話をしていた。そこまで話したところで気を取り直しイベントの説明が開始された。今回のイベントは既に公開されていた情報だけだった。
「さぁ、みんなが知りたい今回の報酬だが」
そこまで話したところで噴水広場内の話声が無くなる。それを待っていたのか主任と呼ばれた男が口を開くのを待っているが一切次の言葉が出てくることがなかった。そうしていると隣にいたクレハさんがクレハさんの背丈ほどあるハリセンを取り出し振りかぶる。
スパーーーーーン!!!!
といういい音を出し主任の頭を引っぱたく。
「主任、悪ふざけは良いから話を進めてください」
「ちょっとクレハちゃん、痛いな」
(あんないい音が出るの初めて聞いたよ)
と思っていると周囲の人たちも同じことを思ったのか小声で話していた。
「まぁいいや。今回のイベント報酬だがそこまでいいのは渡せない。その代わり引き継ぎ要素を少し豪華にしようと思う」
「内容は見てのお楽しみで」
「それじゃ、イベントを始めようか」
そういうと東西南北が騒がしくなっていく。その声が聞こえてきたところで私たちは予定通り北に向けて走り出した。それと同時に運営の二人が声をそろえて開始の宣言を言う。
「それじゃぁイベント「スタート!!」」
北門を出るとそこには地平線を埋め尽くすほどの人型がこちらに向かって歩いてくるのを見ることができた。それを確認するとそれぞれで準備を整えていく。準備といってもすることはあまり多くない。ピッケルを一つアイテムボックスから取り出す。そして今まで使っていなかった罠スキルを発動させる。とはいってもまだそこまでできることもないけどワイヤートラップを仕掛けていった。
一通り準備もし終わったところで他のプレイヤーも集まってきた。その時に罠を仕掛けたことを伝えておいた。そして罠を挟み反対側に岩の人形が並ぶ。そしてその後ろの山が一瞬揺らいだように見えた。
「ん?」
私がそう思っているとフレイが私に話しかけてきた。
「赤名ちゃんどうかした」
「それがね・・・」
「お前ら、ゴーレムどもがこちらにやってきたぞ」
フレイにそう言おうとしているとアレックスさん魔物がこちらに来始めたことを言ってくる。その言葉によって見てみるとこちらに少しづつゴーレムたちがやってくる。
「ごめん、気のせいだったかもしれない」
「そう?」
私は話を一度打ち切り気持ちを入れ替えることにした。それと同時に先頭を歩ていたゴーレムが私の仕掛けたワイヤーに足を引っかけて倒れたところだった。それを合図に北の防衛線が開始された。
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名前:赤名 Lv:12
装備
武器:仕込みナイフ×2
頭:
胴:ラビットレザーアーマー
腕:ラビットレザーアームガード
足:初心者のスカート
靴:
アクセサリ:
★STR:39
VIT:22
INT:22
MND:22
★AGI:45
DEX:22
LUC:22
★RES:38
★3D:46
スキル
双剣:Lv10、双剣術:Lv5、STR強化:Lv10、AGI強化:Lv10、3D強化:Lv10
投擲:Lv8、罠:Lv1、危険察知:Lv8、認識阻害:Lv8、収納ボックス:Lv10
暗視:Lv6、格闘:Lv7
残りスキルポイント(14)
残りステータスポイント(5)
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