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赤名の狩猟者  作者: ライ
1章「ベータテスト」
32/468

リベンジマッチ_3

 テンション上がってきた。私は次々とウルフを返り討ちにしていく。そしてガウルだけになったところで、ガウルが唸り声をあげる。


「グルルルルル」

「また呼んできていいよ」


 私がそういうもガウルが遠吠えをすることもなく私に突進をしてくる。その突進をスライディングでガウルの足の下を抜ける。ガウルの後ろに抜けたところで尻尾に切りつける。尻尾を切り付けられたことでガウルは私に警戒の色をさらに濃くした。


「ガウル本気出してきてよ」


 私がそう言うとガウルは言葉を認識しているのかガウルの周囲が歪む。それを見た私はますます口角が上がる。そしてガウルに近づきすれ違いざまに前足を切り付ける。近づいたことで体力が少し削れたが、一度木の上に乗る。そこでてきぱきと武器に細工を施していく。

そして、ガウルが私の乗っている木に爪を振り下ろそうとする。それに合わせて手に持ったナイフを1本ガウルに投げつける。だが、ガウルは私が投げたナイフを額の角で弾いた。それを確認した後、先ほど取り付けたロープを引きナイフを手元に回収した。ガウルは回収したところをじっくりと観察している。


「なんか嫌な予感がするな」


 私が一人言でそう言っているとすぐその予感が的中する。ガウルは自身の周囲の温度をさらに上げる。すると私が昇っている木に火が付いた。それを躱すために別な木に飛び移る。それを見ていたガウルの目を目掛けてナイフを再度投擲する。

ガウルはそれを待っていたのか口角が上がったような気がした。

実際にそれは当たっており。今度は角ではじくのではなくナイフを躱した後に付けたロープを角に巻き付けられた。そして頭を引くことによって私はガウルに引き寄せられてしまう。


「ちょっと学習能力高すぎじゃない」

「ガウっ」


 私がそう愚痴るとガウルはその言葉に反応したように一吠えする。それを聞いた私はもう一本のナイフでロープを切りガウルに引き寄せられた勢いを利用してガウルの頭目掛けて飛んでいく。

ガウルも私の行動に注視しており飛んできた私を角で突き刺そうとしてくる。そう来ることを予感していた私はその角を体を捻ることで躱しガウルの右目に残ったナイフを突き立てる。目を突き刺されたガウルの頭が振り回されるので私はガウルの上から飛び降りてガウルから距離をとる。


「これで片目つぶせたか。でもナイフが残り1本なのはちょっと辛いな」

「グルルルルゥゥゥ!!!」


 ガウルは片目から赤いポリゴンをまき散らしながら私を睨みつけてくる。ガウルの体力を見てみるとやっと体力が半分削れたところだった。そこまで来るとガウルの足元から火の粉が舞い散っており足元の草が少し焦げ付いている。ステージの設定なのかわからないが燃え広がることがなさそうなのが安心だが。


「ここからが後半戦か、大分きついことになりそうだな」

「ガルルル」


 私の言葉と同時にガウルは今までと違う声を発する。するとガウルの周囲に火でできた槍で生成され私目掛けて跳んできた。私は飛んでくる火の槍を木の枝をつかみ移動をしていくことで回避する。最後1本を回避するとともに初心者の双剣を1本ガウルの角から垂れているロープ目掛けて投擲するガウルは初心者の双剣を脅威に感じていないのか躱したりすることもなく私の様子をうかがっているだけだった。そのおかげもあり、ナイフに取り付けたロープを切ることができた。


「よし、これで回収することはできるな」


 ガウルは再度火の槍を生成して私目掛けて射出してくるが今度はガウルに近づいていく。その直前に木の枝を数本折ってアイテムボックスへ格納しておいた。そしてガウルが射出してきた槍をギリギリで回避していく。そうするとやはりどうしても躱せない位置に槍が飛んでくるのでそれを先ほど折った木の枝を投げることで私の前で誘爆させる。

私の目の前で誘爆させたことで熱風が私の顔を通り過ぎていく。その間に先ほど地面に落としたナイフを回収する。そのまま一度右回りでガウルから距離をとってポーションで体力を回復させる。


 ガウルも警戒しており私との距離を詰めることが少なくなってきている。今度は私から近づいていきたいんだけど、


「これって相当きついな」


 私がそうぼやくのも仕方なくガウルは火の槍を10本ほど生成させて私に向けて撃ってきた。それを何とかかいくぐり近づいたところでスリップダメージを受けながらガウルとの近距離戦となる。私は木の上や地面を利用しつつ徐々にガウルとの距離を詰めていく。そしてガウルの右側面についたところでガウルとの距離を一気に詰めることにした。


「ていっ」


 私はそう声を上げるとともにガウルのお腹を切り付ける。そしてガウルのお腹を蹴り上げた後に距離をとるそれを何度か繰り返すとガウルも遠距離攻撃に意味をなさないと感じたのか遠距離攻撃が緩くなり近づきやすくなった。だが、それとは対照的に近づくと尻尾で薙ぎ払われたりパンチされたりと近接攻撃がしにくくなっていく。

そんな攻防を繰り返すうちにポーションを残り5個を切る。そしてガウルの体力が残り4分の1となった。

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名前:赤名 Lv:8


装備

武器:仕込みナイフ×2

頭:

胴:ラビットレザーアーマー

腕:ラビットレザーアームガード

足:初心者のスカート

靴:

アクセサリ:


★STR:24

VIT:18

INT:18

MND:18

★AGI:32

DEX:18

LUC:18

★RES:24

★3D:32


スキル

双剣:Lv7、双剣術:Lv2、STR強化:Lv7、AGI強化:Lv7、3D強化:Lv7

投擲:Lv5、罠:Lv1、危険察知:Lv4、認識阻害:Lv5、収納ボックス:Lv5

暗視:Lv4、格闘術:Lv1


残りスキルポイント(6)

残りステータスポイント(0)

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