トンファ
夜。私はいつものように私はログインした。時間にしたら19時55分だ。ログインしてもまだフレイがログインしていなかったので広間で軽く体を動かして体を温める。そして約束の時間から10分ほど過ぎたころフレイがログインしてきた。
「赤名ちゃんごめん。遅くなった」
「フレイさんどうかしたんですか?」
「いやぁ、実は父さんにつかまっちゃって、五月蠅いのなんので」
フレイはそう愚痴をこぼしていた。そしてリアル時間20時15分ごろになってやっと扉の先に行こうということになったので扉を開くことにした。
「ギィィィィィィ」
という音を出し扉を開く。そこにはここまで来る時とほぼ同じように石でできたゴーレムが立っていた。ほぼ同じというのは見た目が異なる。ここまでに来るゴーレムは高くても3メートルほどの人型だった。だけどこの部屋にいるゴーレムは大きさに至っては今までと同じような3メートルほどなんだけど、見た目が人型ではなく象の形をしている。そしてログを確認すると案の定のログが表示されていた。
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フィールドボス:エレファントゴーレム《トンファ》との戦闘を開始します
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「フレイさん、予想通りフィールドボスみたいだよ」
「えぇぇ、勝てるのかな」
私とフレイは話ているとトンファは頭を下げ私たちに突進してくる。それを私たちは別々の方向に移動して難なく躱す。そして移動している通路は足の跡に凹んでいる。
そしてトンファはすぐに私のほうへと向き直る。それによって、後ろを向けたフレイは象の足に取り付いてカンカンと攻撃を加えていく。だがトンファの体力はそこまで減っているようには見えず、トンファ自身も気にしている様子もない。
トンファは私に向けて長い鼻をたたきつけてくる。それを横に飛び躱すが、その鼻が私のほうに巻き付いてくる。それを鼻の上に手をついて逆立ちする。そのまま鼻は戻っていく。そのまま鼻にナイフで切りつける。だがダメージはほぼ入っていなかった。その時後ろからピッケルでたたき続けていたフレイが私を呼んだ。
「赤名ちゃんこっち来てくれる」
「ちょっと待ってこいつの攻撃地味に躱しづらい」
「そっか、ならこっちはこっちで対応するね」
私は前からくる鼻の攻撃や吸い込みなどを躱すのに手いっぱいでフレイのほうに行くことができないでいる。そうしているとトンファの体力の減少量が早くなる。そして標的を私からフレイへ移り変わった。それを確認した私はすぐにフレイの元へと移動しフレイを抱えて跳ぶ。そして何をやったのか確認すると、足に攻撃してたら、宝石が露出してそれを攻撃したらダメージの通りが早くなったとのことだった。
「なるほど、それがエレンさんの言っていた核っていうやつか」
「核?」
「そっ、でもその話はあとで」
私が一人納得しているとフレイの頭に「?」が浮かんでいたがこの場では一旦置いておきトンファとの戦闘に集中してもらうことにした。そしてトンファへの攻撃をいったん中断し距離をとることにした。
「どうにかして後ろに回らないといけないからなフレイさん、躱し続けるか後ろに周れる?」
「無理無理。赤名ちゃんみたいにそんなことできないよ」
私に抱えられたフレイが私に向かってそう言ってくる。なので私は仕方なくどうするか考えることにした。その結果、仕方なくフレイにおとりになってもらっている間に速攻で足の宝石を砕くことにした。それをするために仕込みナイフに魔力を流し刃渡りを長くしておく。
「さて少し頑張りますか」
私はそう呟くとフレイを床に下ろす。そして手持ちのポーションの内半分をフレイに渡しておく。そしてトンファは私たちのほうに突進をしてきたので宝石が露出している後ろ脚のほうに躱して、手持ちのナイフを1本投げる。
そしてトンファが通り過ぎたところでトンファとの距離を詰める。その結果無事に投擲したナイフを回収することができる。
「【衝撃拳】」
私はそのままナイフを持った手で宝石に衝撃拳を与える。その結果宝石が砕けた。それと同時に後ろ脚の動きが悪くなる。そして体力を見てみると体力が残り8割まで削れた。それを確認すると状況の把握をする。
「なるほど、核は全部で5個。後ろ脚にあったということは前足のもあるはず。それと予想では頭と鼻、胴ってところかな」
私の考えを即座にフレイに伝えるとフレイも同じの意見のようだ。そしてトンファの標的は私とフレイで半々となったのでさっきのように安心して狙うことができないから大変だけど。
そう思っているとトンファが私に向けて突進をしてくる。それをギリギリで躱しつつ前足に攻撃を加える。だが、それがいけなかった。
「くっ!」
私が前足に攻撃を加えたが、引きずっている後ろ脚から巻き上がった土が顔にもろにあたってしまった。それによって少ないダメージと『暗闇』の状態異常を受けてしまう。それによってトンファの動きを見ることができない。そう思っていると何かが体に巻き付いてくる。そして体が持ち上がった。
「もしかして鼻につかまった?」
鼻に私はナイフを突き立てる。だが、鼻にそこまでダメージを与えることができそうにない。そのうちにも鼻からの締め付けが強くなっていく。自分の体力を確認すると少しづつ体力が減っているのでこのままだと負けるのは時間の問題のように思えた。
だが、フレイのおかげか鼻の締め付けが緩くなった感じがしたので鼻から抜けることができた。そのタイミングで暗闇の状態異常が解除されて視界がクリアとなる。
フレイの居所を見てみると前足に取り付いて攻撃を加えているところだった。そして前足の宝石が露出していた。
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名前:赤名 Lv:8
装備
武器:仕込みナイフ×2
頭:
胴:ラビットレザーアーマー
腕:ラビットレザーアームガード
足:初心者のスカート
靴:
アクセサリ:
★STR:24
VIT:18
INT:18
MND:18
★AGI:32
DEX:18
LUC:18
★RES:24
★3D:32
スキル
双剣:Lv7、双剣術:Lv2、STR強化:Lv7、AGI強化:Lv7、3D強化:Lv7
投擲:Lv5、罠:Lv1、危険察知:Lv4、認識阻害:Lv5、収納ボックス:Lv5
暗視:Lv4、格闘術:Lv1
残りスキルポイント(6)
残りステータスポイント(0)
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