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赤名の狩猟者  作者: ライ
3章「PvPイベント」
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影の実力者

「あんた達3人とも加減と言うものを知らないのかな」


ビーナッツさんの前に正座した3人に対しビーナッツさんはその一言から始まった。その言葉に対しミュールさんが反応した。


「わしはこやつらの争いに入っていないではないか」

「そうだね。でも言いたいことはあるから今晩ミストラルと一緒に私のところにおいでね」

「う・・・うむj


ビーナッツさんの有無を言わさぬ迫力にミュールさんは言葉を詰まらせうなずいた。それを見た後にビーナッツさんはドロップさんとミストラルさんの二人へと視線を向ける。その視線を受けて真っ先に頭を下げたのはドロップさんだった。


「お姉ちゃんごめんなさい」

「ドロップ何がごめんなさいなのかちゃんと言ってね。じゃないと私の言いたいことが伝わっているかわからないし」


そう言いつつ終始にこにこ顔のビーナッツさん。そんな光景を見ていると一旦解放されたミュールさんがこちらへとやってくる。


「これはもう少しかかると思うのじゃ」

「そうなんですか?」

「うむ、珍しくビーナッツがご立腹じゃからな」


私とミュールさんで話しているとドロップさんが今回とは関係ないことも鳴きながら暴露し始めた。それを聞いていてビーナッツさんもかわいそうに思ったのかドロップさんを解放してあげた。でもその時の表情はどこか複雑な顔とをしている。そして最後のミストラルさんだけど、その前にエリちゃんがこっちにやってきた。


「ミストラルさん、課題終わりまs・・・・取り込み中ですか?」


そんなエリちゃんを見てビーナッツさんは特訓を中断するわけにもいかないといってミストラルさんも開放する。その代わりミュールさんと同じタイミングで説教するようだ。


そのまま少し涙ぐんでいるドロップさんをビーナッツさんが慰めてあげている。そうしているとほかのメンバーのログインしてきた。

そぐイン後一番最初にここに来たのはクリンで私にどういう状況か聞いてくる。


「ねぇ、赤名。これってどういう状況?」

「フレイとアレックスもインしたからみんな揃ったら説明するわ」


私がそう言うとクリンもよくわからない状態でも頷いてくれた。そしてさらに数分過ぎたところで全員がそろったので私が個室に到着してから今までのことを簡単に説明する。それによってある程度の納得を得られた。そこまでしたところで、ドロップさんが跳び起きた。


「よし、復活。さぁ、赤名、アレックス。特訓始めるよ。ぐずっ」

「それならこっちも始めようか、フレイちゃん個室に戻るよ」

「それならこっちも移動するとしようか。クリン行くのじゃ」


エリちゃんとミストラルさんはビーナッツさんから解放されたところですぐに練習に戻っている。ビーナッツさんは優しい笑顔でフレイを引き連れて建物の中へと戻っていった。

ミュールさんはクリンを連れていつも通りに外に出ていく。ドロップさんは跳び起きた後、目を赤くして鼻をすすりながらも私とアレックスへ特訓の再開を伝えてきた。


「ちょっとカッコ悪いところ見せちゃったけど、今日の昼の続きをやっていくよ」


ドロップさんはそう言うとバトルロワイヤルモードの決闘申請を投げてきたので私とアレックスさんは了承する。そうしたところでお昼の続きが開始された。


「赤名、もう少し自身の魔力を意識して」

「そんなこと言っても」

「アレックスは魔力全然減ってないよ」

「ちっ」


ドロップさんからのダメ出しを受けながら少しづつドロップさんからの攻撃をさばけるようになっていく。実際魔力操作を使うと魔力が微量だけど減少していく。それによって魔力攻撃を何とか防げている。

アレックスの方はまだ感覚を掴むことができていないのかドロップさんの言葉でわかる。


そうしているとドロップさんは魔法を一度消してからこちらに向き直った。


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※()内は装備による上昇率。なお体力や装備可能重量に加算はない

名前:赤名 Lv:17

種族:獣人(猫)


装備

武器:チタンの仕込み双剣

頭:三日月熊の額当て

胴:三日月熊の胸当て

腕:三日月熊の肘当て・指ぬきグローブ

足:三日月熊の膝当て

靴:三日月熊のサンダル

アクセサリ:月虎の首飾り


★STR:51(+33)

★VIT:49(+65)

INT:27

MND:27

★AGI:50(+10)

DEX:27(+10)

LUC:27

★RES:46


スキル

双剣:Lv14、双剣術:Lv12、STR強化:Lv15、AGI強化:Lv15、投擲:Lv11、

危険察知:Lv10、認識阻害:Lv8、収納ボックス:Lv7、暗視:Lv10、格闘:Lv10

鑑定:LV8


残りスキルポイント(19)

残りステータスポイント(0)

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