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アクアミネスの勇者  作者: 佐倉真稀
第一章~宇佐見編~
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始まり

初めまして。

ムーンライトで連載中の作品のスピンオフ、R15 版です。

よろしくお願いします。この作品はノーマルですがボーイズラブに関する表現が出てきますので苦手な方はお避け下さい。


王城の謁見の間に使者が頭を垂れて待機していた。


私は一つ高い台座の王族の座る椅子に座って言葉を待つ。

昔からの習慣で王族は直接公式の場で言葉を交わすことはない。

侍従や侍女、側近の言葉を介して会話を行うのだ。

私の前で、使者が私の護衛騎士、フリネリアに伝言を伝えた。


「”彷徨い人”が現れたと、報告がありました。王都から馬車で1カ月ほど離れた東にある辺境の村です。」


フリネリアが文官からの報告を伝える。こっそりと耳打ちされた。


勇者になるべき運命を背負ってやってくる勇者候補。


私は頷き、指示を耳打ちした。保護して、王都に連れてきて欲しい、と。


前回の邪王の封印から二百年。とうとう、この日が来た。


”彷徨い人”は女神の使い。異世界から女神が呼び寄せた希望の光

二百年前の”彷徨い人”は勇者一人きり。


今回現れたこの方は勇者なのでしょうか?

女神様からの宣託は…まだない。


ただこれだけはわかっている。

”彷徨い人”は邪王復活の兆し。

恐ろしい災厄の前触れなのだ。


私、ミネス王国第一王女アーリア・サファ・ミネスはひっそりとため息をついた。



本日13時に次話更新、その後、しばらくは毎日12時に更新します。

よろしくお願いします。

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