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34.ギャルゲーって一回選択肢を間違えると結構引きづることってありますよね?
「へい、陸。お待たせ~」
莉里亜が1組の教室に入ってきて、俺の席のほうまでやってきた。
「あれ、あなたは生徒会の、」
「西園寺莉里亜だよ、よろしく~。」
なんだろう、委員長タイプの躑躅森と莉里亜を見ると思ってしまう。
「あと一日時間があったら絶対躑躅森を推薦したな。」
ついつい言葉が漏れてしまった。
「え、推薦って?」
躑躅森にも聞こえたらしい。
「本人の前でそれは失礼じゃないかな?」
一方莉里亜はご立腹だった。顔は笑顔のままだ。ある意味一番怖い。
「おいおい、陸。」
そんな中政宗が俺に耳打ちしてきた。
「莉里亜ちゃんって近くで見ると可愛いな。なあ、連絡先知ってるなら教えてくれよ。」
「絶対嫌だ。」
アニメとかでもそうだ、こういうことをいうやつにむやみに連絡先を教えるべきではない。
「陸、そろそろ生徒会室にいくよ?」
莉里亜は笑顔で話しかけてきた。まだ怒ってるよ。こりゃ後でジュースの一本でも奢ってやるか。もっともこの学園において奢るという概念が存在するのかという別の問題があるわけだが。
「というわけで躑躅森、せっかくのお誘いはありがたいのだが俺は生徒会のほうに行かなきゃならないから、また機会があったら誘ってくれ。」
「うん、わかった。お仕事頑張ってね。」
「頑張れよ、陸。」
2人の見送りで俺は莉里亜と生徒会室に向かった。




