15/36
14.夕焼け色
花園先輩につれられて、俺達は校舎から中庭にでた。
「そういえば、菊原さん。」
ふと、花園先輩が思い出したかのように話しかけてきた。
「どの部活に入るかもう決めましたか?」
「いや、別にこれといったものは。」
二野坂学園は性質上、たくさんの部活が存在する。
また、小学生も3年生から参加出来るという独自のシステムを導入している。
だから新入生は大抵入学前には部活を決めてしまうそうだ。(by 巫女)
しかし、俺は特技を持っているということもなく興味深い内容の部活があるわけでもない。
結果として、まだ部活を決めていないというわけだ。
「へぇ、そうなんですか。」
そして再びの沈黙。
校門が見えてきた辺りで花園先輩は思いきったかのように話し出した。
「あの、菊原さん。」
その時、彼女の顔は赤かった。
2月ということもあり、空は夕焼け色。
きっとそれが原因だろう。
「にゅ、入学したら、生徒会に入りませんか?」
最近私情により、投稿頻度が減っております。
今後は一週間に1度か2度の投稿を予定しております。




