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真・東風吹かば⁈  作者: ケロボッチ


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独立編 【10】

「双葉殿、報告に参りました。」と下っ端忍び参上。


「聞きましょう。」


「織田家国主、信貴山城主松永久秀が謀反!


 織田軍の大軍に囲まれ降伏勧告を突っぱね天下の名品、古天明平蜘蛛と共に爆死!


 また明智光秀が丹波地方を制定、国主に任命され丹波亀山城に居城を移したとの事。」


「ご苦労。 引き続き動向を探ってくだされ。」


「承知。」


「翔平、どう思う?」


「信長にとって残っている目の上のたんこぶは石山本願寺のみ。


 熊野水軍の巨大船が完成すれば全力でつぶしに行くでしょう。


 あまり時間の猶予はないかと。」


「そうだな。 それと一度、内密で明智光秀殿に会いに行き、話してみたい。」


「いいと思います。 ただし、信長には絶対に気取られないようにすべきです。」


「うむ、明智殿に迷惑を掛ける訳にはいかぬ。 伝手つてはあるよな?」


「明智殿の重臣、斎藤利三さんとは顔なじみです。手紙を届ければ光秀殿に取り次いでもらえるかと。」


「では三平に手紙を届けさせるとしよう。」


 最近、あ奴はろくな使い道がない。河童だけに見世物小屋に売ってしまおうか?



 そんな中、わっちの里でついに出荷できる待望のかぼちゃと人参が収穫された。


 味平に調理してもらい味見をする。


 かぼちゃの煮つけは水に砂糖、しょうゆ、みりんと酒を加えて煮込む。


 これが絶品だった。


 あと、かぼちゃの天ぷらと、湯でニンジン、ニンジンと大根の酢の物。


 素晴らしい料理が新たにメニューに加わった。


 堺の町に拠点がある納屋助左衛門に販売を任せればかなりの利益が得られるはず。


 長安ほどの期待はできないが、それでも期待で少し胸が膨らんだ、、、気がする。


 納屋助左衛門は今はまだ、店の基礎固めの段階だが、いずれはでかい取引をしてくれるはずだ。


 皆、それぞれが精いっぱいできることに全力を尽くしている。


 それに報いるためにも、あらためて双葉自身も全力を尽くすと胸に...ない胸に誓うのであった。


              【完】




               ↓



 ウソピョン! 怒らないでケロ⁈ もうやらないから...たぶん。


 著者ケロボッチは話が行き詰ると逃避する習性があるようだ。



 ようやく名物屋敷も完成が近づいてきている。


 細かい彫刻などの仕上げはともかく、〈極楽浄土!浮世体験⁈改〉の開催は

 そう遠くない。


 お背中流し隊の教育も順調に進んでいる...二名以外は。


 言わずと知れた乳揺らしシスターズには教育係のお了さんもさじを投げ、


 素材(乳)だけの接待をするしかないとの苦言。


 一類の補強が急務かもしれない。


 また、新接待係の武家出身、伊達直子が二類枠を埋めてくれたが、


 とある組織に追われているため、素顔を出せないらしい。


 そこで虎の仮面を被り、タイガーマスコの源氏名で接待することになった。

 案外、人気が出るかもしれない。


 教育係のお了さんとお雛さん(お色気シスターズ)によると、オープン前までには精鋭揃い?になると、太鼓判を押してくれた。


 料理部門も味平を総料理長シェフとして、副料理長に咲久と花の二人(義理妹シスターズ)。他、補助数名。


 仕入れの目利きが任せられる数人を、買い出し部隊として送り出せば、味平の負担も随分楽になる。


 あと流れの絵師が大浴場に〈富士山〉の見事な大壁画を数日で描き終わると、いつの間にか去っていった。


 絵師見習いが手伝いをしていた時に、今は、雲黒斎ウンコ・クサイを名乗っているが、一人前になれば東洲斎を名乗るとか。


 早く一人前になって改号してもらいたい⁈


 ふいに、虫の知らせとでもいうのか、ラファ〇ルの顔が見たくなった。


 乳揺らしシスターズ(値切り用員)を連れて堺の町、南蛮商館を覗きに行くことにした。


 バーン!と勢いよく商館の扉を蹴り開いて


「来たよ! 我が友...


 そこにはラファ〇ルの姿はなく見事な金髪の美女がいた⁈


 双葉は例によってまず、胸をみる...これは! 


 もしや、海外にしか生息しない幻の零類ではないだろうか?


「アナタ、モシカシテ双葉ッチデスカ?」


「ヨクオワカリデ、モシカシテノ双葉ッチデス...いかん!またうつった⁈」


「アナタタチ、当商会ノ要注意人物ブラックリストにノッテヤガルデスワ⁈」


「それは不本意! きっと何か誤解があったのでしょう⁈


 ときにラファ〇ルさんは?」


「オー、アヤツハ隠岐ノ島に左遷サレヤガッタデスワ!


 帳簿ノ売リ上ゲガスクナスギテ、フシゼンナ赤字ニナッテマシタワ⁈」


「誰かに値切り倒され...横流しでもしたのだろう、自業自得だな⁈」


「ソレッテアナタデハ?」


 ギクッ⁈


「な、何のことかな...な、何か証拠でもあるのかね?」


「アナタカラ買ッタ極楽浄土!大昇天⁈ノ割引予約券2枚ヲユズルカラ、


 今回ダケハ、ミノガシテケロッテ、イッテヤガッテタデスワ⁈」


「むう、確かにこちらにも少し、あくまでほんの少しは責任があったやもしれぬ。


 ゆえに、ラファ〇ルさんの事は善処すると約束します。


 では、一区切りついたところで、そろそろ取引に入っても良いですか?」


「望ムトコロデスワ、私ハアマクナイ...ショッパイデスワ。

 ナメテミマスカ?」


「舐めるのは保留でお願いします。ちなみに例の(エロ)本の在庫ありますか?」


「平戸ノ商館ニアッタブン、ゼンブモッテキマシタワ。


 各80冊ガ三種類、一冊20貫デ4800貫ニナリマスワ⁈」


「はて? 一冊10貫だったのでは?」


「ラファ〇ルカラ、タシカニ一冊20貫トキイテイマスワ⁈」


「おそらく、ラファ〇ルさんが功を焦って勝手に言ったのでは?」


「コウユウノハ〈水ノ掛ケッコ論〉デアッテマスカ?」


「そうとも言います。では間を取って一冊15貫でどうでしょう?」


「シカタアリマセンワ、今回ニカギリソレデ手ヲウチマスワ。


 シメテ3600貫ニナリマスワ。」


「それで結構、毛だらけ、猫灰だらけ、お尻の周りは...ですわ。


 そう言えば、御尊名をまだ聞いていませんでしたね?」


「オー、コレハモウシオクレマシタワ。


 私ノ御尊名ハ、リル・アーゴッ〇デスワ。」


「では、リルさん。最後に一つだけお聞きしても良いですか?」


「ナンナリトデスワ。」


「下の毛も...じゃなくて男衆の好みはどのようなのがよかとですか?」


「オー、ワタシハ年下ノチミッコニ、オネーチャント呼ンデモライタイデスワ⁈」


(つまり、ロリショタか⁈ 二人も心当たりがあるにゃ!)


「リルさん、お近づきのしるしに我が名物屋敷に招待したいのですが、

 受けてもらえますか?


 天然温泉に豪華な料理、宴会もありますよ⁈」


「モチロン、ウケテモラエマスデスワ⁈

 

 店番タノンデ、イマカライキマスデスワ⁈」


「おお、さすがの決断力に加えて行動力⁈ 素晴らしい!」


「ソレッテ〈尻軽オンナ〉デアッテマス?」


「ソレハ違ウト思イマスデスワ⁈」 いかん! またつられてしまた⁈


 双葉はなんとしても、リルを捕獲したいのだ!


 現時点では、おそらく日本で唯一の零類! 加えて上も下も?金髪!


 肌の色は透き通るように白い!


 お背中流し隊に加わればパンダ顔負けの集客力が見込まれる⁈


 仮に南蛮商館が出禁になっても欲しい大珍獣...超逸材⁈


 里に着くとすぐに、リルを名物屋敷の天然温泉の大浴場に案内した。


 全裸になったリルは目の前の富士山の大壁画に見蕩れて固まっている⁈


 接待役に呼ばれた翔平と味平はリルの裸を見て硬くなった?


 つまり、ビンビンと言えばご理解いただけたでしょうか?


 とりま、二人がリルを挟んで湯舟にどっぷりと浸かった。


 我に返ったリルが翔平と味平の何が何なのを見て、


「オネーチャンニ、オマカセナサーイデスワ⁈」と二人の何を何し始めた。


 これではどちらが接待係かわからないではないか?


「カモン、ベイビー⁈」の号令と共に...


「お姉ーさま⁈」 「お姉ーちゃん⁈」二人同時に昇天させられた⁈


 白人特有の白い肌、上も下も金髪、国内唯一の零類(爆乳)に加えて


 どうやらドS属性まで備えているようだ⁈


 リルさん、あなたは生涯この里から出ることあたわずデスワ⁈


 入浴後は夕食、リルの前に次々と豪華な膳が並べられていく。


 両隣の翔平と味平が代わる代わるリルにとびきり旨い酒の酌をする。


 お姉ーちゃんと呼ばれる度にリルが抱きつくので、二人の顔が胸に埋もれる⁈


 宴会芸が始まると、感激し、感涙し、腹を抱えて笑い転げた。


 リルは天然温泉、豪勢な料理、旨い酒、宴会芸に二人のショタ⁈


 完全に里に魅了されたようで、当分の間逗留したいと双葉に申し入れた。


 双葉は当分の間は、この里に骨を埋めるってことだよな?と解釈して


「好きなだけいてくださいデスワ⁈」と笑顔が怖かった。


 これにて大物珍獣確保の任務完了ミッションコンプリートですわ⁈


 ―以下に続く―


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