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真・東風吹かば⁈  作者: ケロボッチ


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独立編 【7】

「双葉殿、報告に参上しました。」と、下っ端忍び。


「聞きましょう。」


「二日前に織田家、徳川家の連合軍が長篠にて武田軍と激突!」


「して、結果は?」


「織徳連合軍の完勝! 武田軍は壊滅状態⁈」


「そうか、ご苦労! 引き続き動向を探ってくだされ。」


「承知!」


「聞いたか、翔平?」


「はい、おそらくは大量の鉄砲を使ったかと。」


「うむ、それ以外に戦国最強の武田騎馬隊を壊滅できようはずもない。」


 騎馬対策として仮柵を並べ、3000丁の鉄砲を1000丁ずつの三段構えで


 騎馬隊を打ち破ったと知るのはしばらく後であるが。


「信玄と謙信、二つの脅威がなくなった信長は一気に攻勢にでるだろうな⁈」


「どこにも攻められる恐れがなくなれば、好きな時に好きな方面に兵を送れる。


 圧倒的に有利な立場、もう《《よほどのこと》》が無ければ覇道も時間の問題かと。」


「喜ぶべきか、憂うべきか? なんともやるせない気分じゃ⁈


 今の信長は仏敵、第六天魔王と呼ばれているとか...」


「では気晴らしになるかどうかはわかりませんが、妙な話を一つ⁈」


「妙な話?」


「ベラさんと話をして、にわかには信じ難い話を聞きました。」


「ほう?」


「なんでも上方に来る前は東国で、仲間二人と共に妖怪退治をしていたとか⁈」


「ほうほう、妖怪退治とな?」


「その退治した妖怪の中には、人に乗り移りその人を操るとか⁈ 


 温厚だった人物が急に残虐非道なことを笑いながら平然とするように変貌へんぼうする⁈」


「ほほう、ほうほう⁈」 もはやフクロウである⁈


「何とかその妖怪?魔物?をはらったところ、口から黒い霧のようなものが


出て何処かに消え去ったとか⁈」


 奇妙な話だが、妙に引っかかる。 思い当たる節がないこともない⁈


(巧妙な伏線?が張られているとも知らず物語は進んでいく?)


「これで終わりではありません、なんとベラさんは実は自分は...


 妖怪人間だった⁈というのです!」


「ホホーウ、ホウホウホウ⁈」 もはやふくろうの甚内⁈(※伊賀の影〇参照)


「仲間二人と共に妖怪退治を続け、その悲願は「早く人間になりたーい⁈」だったとか⁈


(このあたりで流れるBGMは

 

〈闇―にかーくれて生きる♪ 俺たちゃ、よーかーい(妖怪)人間なのさ♪で決まりだな⁈)


「《《だった》》と言うことは、今は人間に成れたと?」


「当人はそう言ってますが⁈ まあ、相当酔っていたので話半分としてもにわかには...」


「面白い! 実に面白い⁈」 福山雅治風⁈(ガリレオ参照)


「色んな意味で使い道が多く、手放すには惜しい人材です。」


「だよな⁈ 口説いてみるか?」


「いえ、当分ここの料理人シェフの飯が食いたいので逗留したいと申し出が⁈」


「おお! これって〈飛んで火にいる夏の虫〉であってるか?」


「少し違うと思います⁈ 敢えて言うなら〈渡りに船〉かと。」


「そうとも言うな⁈」


 ここ最近、里の発展が最優先なので翔平の漫遊は休止状態である。


 しかし、まだまだ人材は必要だ。


 そこで翔平は進言する。


 諸国を歩き回る大久保長安や納屋助左衛門、加えてつなぎや情報収集に


あたっているいる忍びに噂を流してもらうのだ。


 武芸にこだわらず、一芸に秀でるものは面接に合格すれば優遇すると。


 向こうから来てもらえば翔平は里で面接するだけで済む。


 「うむ、私も同じことを考えていた!」と、猪之助(※鬼〇の刃キャラ)みたいなことを言う。


 差し当たって必要なのは何といっても軍資金!


 ここは財務部長に頼る以外ない⁈


「そうですね、名物屋敷改が完成し、極楽浄土!浮世体験⁈(ぼったくりツアー)


 が再開できれば軍資金などたちどころにあふれかえるでしょうが、今すぐ


金をかき集めるにはやはり...割引予約券しかないとおもいます。」


「しかし、すでに50枚ほど売ったではないか! 大丈夫なのか?」


「全然大丈夫です! 使用可能日をずらしていけばよいのです。」


「一日5人、一ヶ月のうち20日間で延べ100人分の予約を一人1500貫で前売りで捌けば15万貫が手に入ります。

 

 足りなければ、さらに翌月分の予約券を売ればよいのです。」


「万一、契約不履行デフォルトになったときはどうする?」


「心は痛みますが致し方ないとしか...要はそうならぬように全力を尽くすだけです

 ⁈」


 翔平は言葉を続ける。


 「政治において、選挙に勝つために財源などお構いなしに、ろくでもない公約を


 掲げ、財源不足を国債発行《借金》で賄う。 国の借金は膨れ上がる一方⁈


 いずれ破綻するのは火を見るより明らかなのに、たとえ国がほろびると


 してもそれは自分たちがいなくなった後の先の話だと?


 ふざけるんじゃねえぞ、てめえら⁉」 


「ごめんなさい⁈」思わず謝まってしまう双葉⁈


「いや、姉者に怒鳴ったのではありません⁈」


「そ、そうだった、つい...」 珍しく語気を荒げた翔平の気迫に押れてしまた⁈


「ちなみにもう一つ、軍資金を集める手があります。」


「ホウ?」


「エロ本...兵法書売りの例の三人組、使わぬ手はありません。」


「ホウホウ⁈ だが、エロ本の在庫はもうないぞ?」


「そのことも含めて一度、南蛮商館にいく必要があります。


 三種各100冊の追加注文をする。一冊20貫で計6000貫(当然値切る予定)で


仕入れて、一冊250貫で完売すれば75000貫の売り上げ。


 69000貫越え?の純利益はかなりのぼろ儲です。 


 在庫がないからと簡単にあきらめるには惜しい。


 追加注文に行くだけではなく、エロ本以外にも他のエロ商品が置いてあるに違いありません。 


 それらを仕入れて吹っ掛けて捌けばこれもかなりのぼろ儲けできるはず⁈


 もちろん、仕入れに行くときは十三と大胸を同行させるのは必然です⁈」


「前の値切りは甘かったから(決してそんな事はない)、今回は容赦なしで⁈


 ぬかるでないぞ、皆の衆⁈」


「おおー!」


 ラファ〇ルは突然激しい悪寒に襲われ、ブルッと身震いをしていた⁈


 翌朝、双葉。乳揺らしシスターズこと十三と大胸。エロ本売り三人衆こと勘三、


見栄晴、ベラの六人は京の町、更科に向かった。


 双葉たち一行が更科に着いたのは巳の刻(午前10)の頃だったにも拘らず、店の中には多数の客がいた。

 

 なんでも山掛けそばが大人気で開店時間を早めても客が後を絶たないらしい。


 双葉たちは味平から特製弁当を持たせてもらっていたが、挨拶代わりに


山掛けそばを一杯ずつ注文して席についいた。


 看板娘の小梅がテテテと寄ってきて、つなぎの忍びからの連絡を伝えてきた。


 特筆すべきは大久保長安、富山の町はずれでで硝石らしい鉱物が見つかったという⁈


 本格的に富山で鉱脈を探してみるとの事! 


 もし見つかれば莫大な利益が得られる。 


 長安に賭ける期待で胸が大きく膨らんだ⁈ 


(あくまでも比喩であって、現実に胸が膨らんだわけでは決してない⁈)


 さて、そろそろ堺の町にむかうとするか⁈


 敵は本能寺...もとい南蛮商館にあり!おり、はべり、いまそがり⁈

※ラ行変格活用⁈


 ―以下に続く―

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