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真・東風吹かば⁈  作者: ケロボッチ


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美濃編 【2】

 六角家攻略のため双葉が軒猿衆の精鋭21名を伴って美濃にもどってきた。


 その中にはもちろん軒猿最強の忍び、飛び加藤こと加藤段蔵もいる。


 七人衆の頭、不死身の邪鬼は任せておけと実に頼もしい!


 双葉、東雲姉妹、十三、勘三の5人を加えて総勢26名で甲賀衆との激闘に突入する。


 その間、翔平には別任務に当たってもらう。


 護衛として助さん、格さんをつけて漫遊記人材人材発掘と勧誘にむかわせた。


 武芸にこだわらず、商才や刀鍛冶、鉄砲鍛冶、鉱山開発、陶芸家、料理上手その他、使えそうな能力や才能のある者を一人でも多く!


「では参ろうか、助さん、格さん⁈」 「は! ご老公...もとい人事部長⁈」



 元来、各地の忍び衆は仕事を受ければ忍び同志戦うのもやむを得ないが、暗黙の了解でふつうは相手の里を襲うようなことはしない。


 あくまで依頼を受けた戦場や警備を受けている城での戦闘以外はできるだけ避けるのが忍び同志の仁義と言えよう。


 よって双葉たちの忍者軍団は観音寺城に先行してその周辺で甲賀衆と戦うことになる。

 そんな中、総指揮を執る双葉から不可思議な支持がだされる。


「やむを得ぬ場合はともかく、甲賀衆の忍びは極力殺さぬように⁈


 捕らえるか、2,3か月戦闘不能にすれば十分と考えてもらいたい。」


「それはあまりにも甘すぎないか⁈」


「今は話せないが先を見ての思惑があるのです。」


(六角家を滅ぼした後で、できれば甲賀衆を取り込みたい!


 優秀な忍びを一人でも失いたくないのが本音だ⁈)


「指揮官の命なれば従うが、不死身の邪鬼だけは殺しますぞ⁈」

 と段蔵。 邪鬼との因縁は深そうだ。


 観音寺城の近くに着くと、段蔵を除く20人の軒猿の忍びを5人一組で4隊に分け周辺に配置する。


 飛び加藤は単独行動でこそ本領が発揮されるので好きに動いてもらうのがよい。


 双葉たち風の党の5人は友軍として各隊の支援をする。


 伊賀とともに忍びの2大勢力である甲賀ゆえに、少なくとも城内外合わせて40人以上が相手だろうと予測する。


 初動の攻撃でできるだけ多くの忍びを戦闘不能にできるかが鍵となる。


 それには同時に一斉攻撃が有効だ。

 

 小半時《約30分》を告げる砂時計を各隊の隊長に持たせたので

 同時の一斉攻撃もうまくいくだろう。


 その砂時計が日本に持ち込まれるのは17世紀なのだが、


 双葉はひょんなことから(ご都合設定?)偶然手に入れることができ今それが役だったのだ。


 かなりの高額ではあったが⁈


 もうすぐ砂時計の砂がすべて落ちる。


 双葉たちは右の木の上に一人、左の木の陰に二人の忍びの居場所を掴んでいる。


 東雲姉妹と十三の三人で音もなく同時に気絶させた。


 慎重に進み一人、また一人と倒していく。


 別働隊もうまくやっているようで、まだ相手に気づかれた様子はない。


 かなりの戦力を削った手ごたえを感じる。


 そのときあちこちから指笛の音がした!


 遅まきながらも気づかれたようだ。


 ここからの戦いは厳しくなるのは必然!

 正念場だ⁈


 それにしても東雲姉妹の活躍には目を見張るものがある。


 宴会芸こそが持ち味かと思われがちだが評価がひっくり返るほどの奮闘ぶりだ!


 秘術ただの春香の術(ねむりぐすり)で眠らせては縛り上げていく!


 その度に二人同時に派手なガッツポーズ⁈ 息ぴったりでノリノリである。


 城外にいた警護の甲賀衆はほとんど壊滅させたようだ。


 捕虜を引き連れていったん集合場所に戻ることにした。


 城外でとらえた捕虜の甲賀衆は25名に登る! 大漁?と言ってよい。


 六角家との戦が終われば解放すると約束したら全員キョトンとしていた。


 自慢の握り飯に味噌汁、香の物もつけてさらには酒まで振舞うと


 最初は毒入りを疑うも全員全部平らげた。


 思惑おもわく通りかなり懐柔できたようだ。


 ちなみに甲賀七人衆はいないようで段蔵は無念がっている。


 甲賀衆の戦力が半減できたので、あとは織田家、浅井家の連合軍で真正面から攻めても楽勝だろう。

 

 所詮、六角家など勢いのある織田家にかなうはずもなく、野戦に打って出た六角軍は一当たりで観音寺城に逃げ込んだ。


 観音寺城はかなり堅固な山城だが、稲葉山城すら落とした織田軍には3日と持たず落城した。


 あっけなく六角家は滅亡した。

  

 捕虜の甲賀衆を約束どうり解放すると、とまどいながらも里に帰っていった。


 また城内にいた甲賀衆は逃亡したようである。


 これにて京までの道が開けたのである。


 二条城は三好長慶が支配していたが織田家が上洛の軍勢をだすと

 守兵は蜘蛛の子を散らすがごとく逃げ去った。


 信長は足利義昭に二条城を与え、形式的ではあるが室町幕府再興を果たしたのである。


 上洛の際、藤吉郎には京の町に略奪、乱暴を禁止する立札を立てるように命じ、自身は二条城に向かい義昭に謁見した。


 義昭は信長を兄とも思うと感謝の意を表し、官職を与えようとしたが信長は管領職、はては副将軍さえ辞退した。


 岐阜城に戻った信長のもとに堺の商人、今井宗久が訪れた。


 上洛の祝いに5000貫もの大金と天下の銘品、松島の壺を献上したのである。


 「宗久よ、大儀である! そなたを当家の御用商人にしてやろうぞ。」

 つまりこれからも金を差し出せを意味する。


「ありがたき幸せ!」 

(これからも金をせびるつもりだよな。)


 連日ひっきりなしに貢物を届ける者が後を絶たない。


 そんな中悪名高い松永久秀が祝いの品を持って会いに来た。


「これは天下の銘品、九十九茄子でござる、納めてくだされ。」


「くれるというならもらってやる。 が、覚悟はできているのだろうな?」


「はて? なんのことですかな?」


「とぼけるな! 三好三人衆とともに足利義輝公を誅殺したであろう⁈


「ああ、そのことで! あれは名ばかりの将軍で、弱いのが悪いのでござる。


 この久秀、強い者に味方するのであればやむなし。」


「言いよるわ! 今度は三好家を見限って当家につくとな?


 よかろう、その首と領地しばらく預けておいてやる。」


「有難く預かります!」


 久秀が退出した後に

「双葉、かの者をどう思う?」


「少々ではなく、かなりの毒! 


 確かに三好家への牽制にはなりましょうが、常に裏切りかねないとの覚悟を忘れずに 用いるのが良いかと。」



「そうさな、松永弾正ごときいつでもつぶせる。精々こき使ってやるわ⁈


 そう言えば、以前に話があった城下町の発展だが、井ノ口の町を広くして岐阜の町と改名したうえで新たに町割りをすることにしたぞ。


 また自由に市を開くことを許可して、座にはある程度の利益が出るまでは税を取らぬとする。 こんなとこでどうじゃ?」


「素晴らしい! さすがとしか言いようがありませぬ⁈」


「そうじゃろ、そうじゃろう⁈ もっと褒めても構わんが、照れるじゃにゃいか⁈」

 褒められると噛む信長は相変わらずである。



 ちなみに、ここ最近筆者は危惧している!


 エロ...もといサービスシーンが出せていないのだ⁈

 非常にまずいぎゃ!


 このままでは強制的に連載終了させられるかも⁈


 次回は多少不自然であろうとも出さざるを得ないと感じざるを得ません⁈」


 乞うご期待⁈


 これはまた一歩野望が遠ざかった⁈ かも?


 ―以下に続く―


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