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落ちこぼれの建国計画  作者: 花倉もも
一章:始まり
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8話  外出

夜中12時、全員寝ていることを確認して窓を開ける。何も躊躇いはない。家には私のことを気にかけてくれた人なんて1人しかいないしその人はもういない。お世話になったとも思ってない。もう2度と会いませんようにとお願いしてから飛び出す。公爵だから警備も厳重だけどそこは聖獣の力で突破した。龍に跨って空から逃げた。ちゃんと防視対策結界を張ってますよ?ちゃんと張れているか不安だったけどみんな見えてなさそうだからうまくいってるんだろう。まずは自分の家がある街。サンジェリル領の街だ。ここは公爵が領主ということもあって栄えている。うるさっ…静かな部屋に閉じこもっていた私には雑音にしか聞こえない。

ただただ人と目が合うで才能ゲットできるからただただ街歩きしてるだけにしか周りの人は思っていないだろう。でもどんどん使える才能が増えていく。やったー

そして今1番欲しかった才能がこれ、炎、風、水、大地を操る力。良く他領や国外に渡る時「あなたの才能は?」って聞かれるから平民がよく扱うこの魔法だとするりと突破できる。高ランクの才能だと色々めんどいからね。

そんなことを考えているうちにどうやら町の宿についたようだ。この町は私にとってめっちゃうるさい。早く田舎町に行きたいよ〜

なんとか宿のチェックインを終えて荷物を下ろす。

「はぁ〜」

「疲れたか?」

「すっごく」

いつのまにか私にとって聖獣たちがいるのが当たり前になってしまったようだ。私は忘れていたけど聖獣の名前を知らない

「所であなた達の名前は?」

「私達に名前はありません」

「だからリディアが付けて?」

紺碧の龍の名前は...

「オッケーまずあなたがエフ」

「悪くない名前だ」

紺碧の龍も気に入ってくれたようだ

「そしてあなたがクロエ」

赤い狐のような聖獣を指して言う

「龍今日から私のことはクロエと呼んでくださいな」

「僕はエフ。龍って呼ばないで!ク・ロ・エ」

「わかりましたよエフ」

どうやらこっちも気に入ってくれたようだ。その後クロエ達と一緒に楽しく談笑して時間を過ごした。家族のことなど忘れて…

先週投稿できなくてごめんなさい

2話分投稿します

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