表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
落ちこぼれの建国計画  作者: 花倉もも
二章:帝国
44/47

43話  諦めない

パチっと目を覚ました。見慣れない天井…壁…

ここどこ?

「全く…まだ諦めてなかったのか。」

ゲッ

会いたくないやつに会ってしまった。もう開き直っていっか

「はい。まだ諦めてませんが何か問題でも?」

「問題大有りだ。部屋が一つ窓が割れたせいで使い物にならなくなった」

「王城半壊させてすぐに治ったんだから問題はないのでは?」

「あのガラスは特殊性で、簡単に壊す事はできない。しかも、何年もかけて作られる。今回は簡単には直せない。」

「…それは申し訳ない。けど」

「けどなんだ?」

「それは申し訳ないけど!私は外でのんびり過ごしたいの!別に王城で暮らしたくなんてないの!」

「双子も同じ様な事を言っていたな。王城半壊させた時に」

「それで?なんで私達が庭の噴水に来るとわかったの?地味に首が痛いんだけど」

「私の才能を忘れたのか?」

「メッソウモゴザイマセン」

「ちなみにあの双子は、噴水に来る前に近衛に見つかった。」

「おい!二人共〜」

「あとお前が双子だと思ったのは、父上が見せていた幻覚だ。本当は衛兵だ。」

「うーん。どうやったら脱獄出来るのかな?」

「...お前はこの王城を監獄か何かだと思っているのか?」

しまった。つい本音を口に出してしまった。

「さあね〜。ヒュ~ヒュ~」

「せめてこっちを見て口笛をふけ。あともう分かっている。しばらくは双子の部屋に居ろ。」

「はあ...分かったよ。」

そうやって私は監視付きで部屋に入ったら、顔を引き攣らせてしまった。あまりにも有り得なさそうな光景が広がっていたから。

「リディアー!助けて〜」

「僕は関係ないのに巻き添えくらったんだけど。ねえ」

2人は何故か手を手枷(術付き)で壁に繋がれていた。

真面目な監獄だなぁ。

ん?待てよ?ここに連れてこられたって事は…

顔を引き攣らせながら皇太子を見ると

ニッコリ!

とでも効果音がつきそうな笑顔で手枷を持っていた。笑顔で手枷を持つ人を初めて見た。Sだ。

ガチャン!

はい。あっけなく捕まって手枷に繋げられました。私が何をしたっていうんですかー?まあいっか?脱獄…んんっ!脱出すればいいだけだし。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ