表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
落ちこぼれの建国計画  作者: 花倉もも
二章:帝国
39/39

39話  第2皇子

ようやく体力が回復してきたな...あのクソ皇太子との戦いからようやく1週間がたった。

ドタドタドタドタ!と大きな足音がしたかと思いきや、ルナが飛び込んできた。

「リディア〜助けて〜(泣)」

「どうしたの?そんなに急いで、ルナ、何かあった?」

「逃げないでよ〜!」

「ギャー!!!キモっ抱きつくな〜!」

「えーっと...」

「やーん!君もかわいい!」

うわっ!見知らぬ人に抱きつかれた。キモい!

「放して!てかあなた誰!」

「ああ。僕は、バシル、この国の第二皇子だよ。かわいい女の子が大好きなんだ〜!君もかわいいよ♡」

「お世辞は結構です。あとここ、けが人の部屋なので出て行ってください。」

「はーい、じゃあルナちゃん。一緒にお茶でも♡」

「遠慮しまーす!」

あ、また大きな足音を立てながら走り去っていってしまった。

でもルナの気持ちも分かるかも。ああいうタイプは一番苦手だ。かわいい女子なら誰でもいいよ的なチャラい男は大嫌いだわ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ