37話 決着
久しぶりの投稿です。
『リディアは体が柔らかいからそれを利用できればいいんだけど...』
ガイアの言葉を思い出す。柔らかさ。柔軟。剣。そうだ!なら...
わざと隙を見せる...振りをする。
「フッ」
やっぱり乗っかってきた!ここで!
3...2...1...!
剣を手から離す
「!?」
そして一瞬隙が生まれる
それを利用して…!
跳躍で皇太子の上を通って背後に回る。ギリギリでいけた。ならっ…
【聖武】で新しく剣を作る。体力もギリギリの中でこれはきつい
エフ達から授かった加護は自分の体力を消費する。初めてやった【聖武】の消費量は半端ない。
皇太子もこっちを振り向いている。でも私のほうが早い!
喉に剣の切先を向ける。皇太子には冷や汗がたらりと流れていた。
「ま、参りました…」
「ふむ。どうやら【天使】というのは本当のようだな。ようこそ我が王城へ!歓迎しよう。好きなだけここにいると良い」
あ…れ?何か言ってる?聞こえない…体力…使いすぎた…
バタン!と鈍い音がする。
私は倒れたの?全身…痛い…
「おい!おい!大丈夫か!?」
「早く医者を呼んでくるのだ!」
大丈夫…じゃないよ…てかあんたのせいだろ…
私の意識はそこで消えてしまった。
戦闘シーンの描写、下手くそだ………;;




